中国語を半年でマスターした私が教える人生を変えた勉強

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のべ840,175がこの記事を参考にしています!

現在webでは、誤りのある中国語の知識や表現・発音などが公開されています。

中国ゼミでは、皆さんの中国語学習がより良いものになるため、ノウハウや情報は独自の内容を採用、知識や表現は、中国人や中国在住の日本人スタッフによって確認をし、正しい情報をお届けしています。

  • 「中国語をマスターしたいけど、どうしたら良いのかな?」
  • 「できるだけ効率的な学習方法を知りたい」
  • 「挫折しないように今度こそ続けてみたい」
  • 「資格として生かすためにも上位級の検定に合格したい」

いざ中国語を勉強しよう!と思っても、実際どのように勉強したらいいのだろう?とお考えかもしれないですね。勉強を始めても挫折してしまったら嫌だなぁというのは誰でも思うことだと思います。

語学学習は慣れるまでがとても大変ですが、実は中国語は日本人にとって相性が抜群!もともと日本人は多くの漢字を知っていますし、同じような意味で使う字もたくさんあるので、マスターしやすい特徴があります。

中国が世界で注目されるようになってきて、中国語が求められるニーズがどんどん高まっているのに、話せる日本人はほとんどいません。これは大きなチャンスです。

この記事では、そんなチャンスをものにすべく、初心者が中国語をマスターするための順番から勉強法のコツまで全部書きました。

ちなみに、著者である私はこの方法により、全くのゼロから5か月で中国の大学入学レベルまで到達しました。今では実際に中国で中国人向けに、中国語でリーダーシップ教育などを行っています。

私自身の人生を変えた学習法ですし、実際に私が学習指導した多くの受講生の方が、短期間で結果を出しています。実際にあなたがこの方法を試していただければ、1年後には中国語をマスターすることも可能です。

まずはトライが肝心。難しく考えずに、少し触れていきましょう。

目次

1 日本人は「短期間で」中国語を習得できる

勉強方法をお伝えする前に、あなたに自信を持っていただくために、日本人が中国語ととても相性が良いということをお伝えさせていただきますね。

もうモチベーションは高いので、テクニックをすぐに教えて欲しいという方は2章からご覧ください。

1-1 日本人と相性のよい中国語

まずあなたは、すでに「中国語の8割」を学習し終えています。それは「漢字の知識」という強い武器があるからです。

一方、欧米人など漢字以外の文字をもつ国の人にとって、あの数千・数万の膨大な漢字を覚えるのは至難の業です。

ですから日本人が「よし、中国語を学ぼう」と思った時点で実はもうすでに「一番苦労する部分」はスキップできてしまっているのです。

実際、HSK(漢語水平考試験)という中国政府公認の中国語の検定試験において、上級の合格者の9割以上が日本人か韓国人です。そのデータからも、漢字の蓄積のある日本人が、中国語学習においてどれほど有利かがわかると思います。

1-2 中国語勉強を伸ばすには検定の上位合格をめざす

中国語をマスターしようと思ったら、発音を中心とした学習をしつつ、HSKや中国語検定などを利用することが「使える中国語」への最短ルートだと言っていいでしょう。

なぜなら、検定は「読む・書く・聞く・話す」という総合力を身に着けるのに最も効率的だからです。

日本人が「現地でもしっかりと通用する中国語」を本気でマスターしようと思うのなら、検定試験を利用するのが、最も確実かつ効率的なやり方だからです。ただし、検定学習を利用しつつ、学習の中心は発音が中心になります。発音学習に関しては後述します。

ですので「会話だけできてコミュニケーションがとれたらそれで良い」という方も、実際に使える会話力を身に着けるために、ぜひ基本となる総合力を高めてください。

「でも、試験勉強と実践的な語学力って別物でしょ?」そう思う方も多いかもしれません。

たしかにいくらTOEICの点数が高くても英語が話せないという人もいますし、試験には試験固有のテクニックが有効であるのも事実です。

しかし本サイトで紹介する中国語の勉強法に関して言えば、資格試験対策がそのまま「使える中国語」に結びつく部分が大いにあります。検定合格を勝ち得たあなたの手元には「確かな中国語力」が必ず残っていることでしょう。

2 最初の2か月で「基礎体力」をつけよう

2-1 なによりも大切な基礎

中国語学習において、なによりも大切なことが「発音」です。発音が正しくなければあなたの中国語は残念ながら相手に伝わりません。

中国語の発音は日本語と大きく異なります。まず、中国語独特の4つの「声調」。

同じ「あ」の音でも、音の高低や上げ下げで4つの発音の仕方があります。日本語では「あ」は1つの音しかありませんから、4つの声調を言い分けるのは日本人にはなかなか難しいのです。

また、中国語には日本語にない発音がたくさんあります。 これまで経験したことのない口の動かし方や舌の使い方がいくつもあるのでこれらを正しく発音し、かつ正しく聞き取れるようになるための努力が必要になります。

finger-icon05_r1_c5声調(四声)についての詳細記事はこちらをご覧ください
「これで解決!四声(声調)の発音と入力」

2-2 基礎をおろそかにしない

この発音練習をおろそかにしてしまうと、あとあと非常に苦労してしまうことになってしまいます。

「読み」「書き」はできても「聞けない」「話せない」状態になりかねないので実際の会話ではまともに使えません。

逆に、最初の段階で発音練習を徹底的に行い、正しい発音が身につけられれば「聞く」「話す」の力を十分に鍛えていくことができます。

発音は中国語力の土台になるものです。 結局、中国語が使えるようになるかどうかは、最初の発音練習をどれだけ真剣に取り組むかにかかっているのです。

もちろん、ひたすら発音だけだと勉強がイヤになってしまいます。 並行して「基礎文法教材」なども使ってあいさつのフレーズを覚えたり、基本的な文法ルールも学び始めたりするといいでしょう。

ちなみに、2か月間の発音学習の目安は、週に7時間(毎日平均1時間)の学習時間を確保することを想定しています。

finger-icon05_r1_c5発音練習についての詳細記事はこちらをご覧ください。
『初心者が2ヶ月でマスターする!中国語の発音トレーニング』

3 発音練習の実際

3-1 練習の順序① ピンイン

いきなり漢字を見て発音を覚えるのではなく、まずはピンインという中国語の発音記号を介してその漢字の発音を理解していくことになります。 中国語には母音が36個、子音が21個、この組み合わせで約400の音があります。 先ずはピンインの発音「音の出し方」を体に染み込ませます。

なおピンイン表はこちらからご利用ください

finger-icon05_r1_c5ピンインを練習するトレーニングページはこちらです。
『【音声付】中国語ピンイン完全マスター!実践トレーニング』

3-2 練習の順序② 声調(四声)

例えばmaという1つの音でも音程を上げたり下げたりと4種類の形があり音によって意味が変わってきます

第一声  mā  お母さん
第ニ声  má  アサ
第三声  mǎ  馬
第四声  mà 罵る
http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/80a9f7231fae4817280c4ba61180608d.mp3

<母音と子音で約400の音>×<4種類の声調>=計約1600音あることになります。 実際の会話では声調がさまざまに組み合わさった2音節の単語をきちんと発音できなければいけません。

  声調の組み合わせ
 第一声+ 第三声+
⑴māmā ⑴mǎmā
⑵māmá ⑵mǎmá
⑶māmǎ ⑶mǎmǎ
⑷māmà ⑷mǎmà
 (軽)māma (軽)mǎma
 第ニ声+ 第四声+
⑴mámā ⑴màmā
⑵mámá ⑵màmá
⑶mámǎ ⑶màmǎ
⑷mámà ⑷màmà
(軽)máma (軽)màma
「第三声+第三声」は「第ニ声+第三声」に変化します
4つの声調以外に軽く短く発音する軽声(けいせい)があります
http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/bd0f5d375bbbbcc067ddce2301409567.mp3

表でわかるとおり、2つの声調の組み合わせは20パターン。 この20パターンさえマスターしてしまえば、文章中や会話の中のあらゆる声調の組み合わせに対応できます。ここで発音をしっかり口や耳に染み込ませれば、中国語の発音を聞くのも話すのもグッと楽になります。

3-3 練習のポイント

  • 1600個の音を毎日声に出す ―スポーツで言えば基礎の素振りのようなものです。毎日やることが大切なのです。ただし、1600個すべての音を出す時間がなければ、苦手な部分を中心とした練習でも構いません。
  • 大きな声と大きな口で ―おおげさなくらいでちょうど良いです。
  • 口が疲れて当然 ―日本語では使わない筋肉が動いているはず。でなければ正しい発音ではないかもしれません。
  • 自分の発音を録音して聞く ―自分の発音を客観的に聞いて確かめましょう。

3-4 最適な発音教材とその理由

発音トレーニングでは、発音に特化した教材を使います。

◆『紹文周の中国語発音完全マスター』(アスク出版)

◆『アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音』(アルク)

筆者おすすめの教材です。特に前者をおすすめしますが後者も解説が詳しいので、理論的な理解に役立ちます。もちろんこれ以外の教材でも良いのですが何を使ってもいいわけではありません。

①舌の位置や口の形の写真や図があり、論理的な解説がある
②CD付きのもの(DVD付きならさらによい)

この2つの条件をクリアしたものを選ぶようにしましょう。

ここで特に強調したいのが「論理的」という点です。

子供は耳に頼って外国語を習得することができ、2才くらいでその聞き分ける能力は固まり始めると言われています。ですから聞き分けることが難しい大人は、「聞くだけでぺらぺらしゃべれる」「環境にどっぷり浸かっていれば自然と話せるようになる」ということはあり得ないわけです。

よって論理的に学ぶということが必要になるのです。 ただし、この論理的理解力を使えば、大人も極めて短期間で中国語をマスターすることが可能になります。

例えてみると、「eの発音は日本語のエの口でオの音を出す」というような説明や、舌や口の形について図や写真で解説されたものをイメージとしてとらえて理解していくのです。

ですので、2つの条件をクリアしている教材か見極める必要があります。 なお、2か月間の発音トレーニングに使うテキストは1冊に絞ること。あれこれ手をだしてはいけません。「この1冊を世界一やる!」くらいの気構えで繰り返しやっていきましょう。

3-5 練習に必要なアイテム

      

◆ ポータブルオーディオプレイヤー

以下の3つの条件を備えている機材(ICレコーダーやMP3プレイヤー)を選んでください。

  • 繰り返し練習に最適な「ワンタッチリピート機能」がある
  • 自分や講師の声を聞くための「録音機能」がある
  • シャドーイングのときに便利な「スピード調節機能」がある

スマートフォンではなく、専用の学習教材を用意した方がいいでしょう。ICレコーダーはオリンパス「ボイストレック」のVシリーズなどをお勧めしています。

◆ 手鏡

  • 自分の口の形をチェックするために使う
  • ネイティブの口の形と比較しながらマネしていく

 

3-6 発音トレーニングの限界

中国語をまったくのゼロからスタートする場合、やはり独学は避けたほうがいいです。

正確な発音のお手本を見せてくれて、かつ、あなたの発音が的確かどうかをジャッジしてくれる先生が必要だからです。 理想は中国人と日本人の両方から学ぶことです。

中国人からは、ネイティブの発音を学べます。ただ、中国人の講師は元々備わっている自分の中国語の音の出し方やニュアンスを、理論的に日本語で説明することができません。 日本人トレーナーは、苦労しやすい発音やクセを理解しています。

よって、例えば「日本語で案内という時の(ん)の舌の位置です」とか「横笛を吹くときの口の形で」など、イメージしやすい解説ができます。

ただ日本人トレーナーにだけ指導してもらうと日本語なまりの中国語になりかねません。 ですから両方から学べることが理想的なのです。

仮に独学でやる際には、教材についている音源でネイティブの音を確認しつつ、日本語によるしっかりとした解説を理解していくのがいいでしょう。

3-7 発音トレーニング開始から2か月後

最初は慣れない音との格闘が必要ですが、それを越えればかなりの発音基礎体力がついているはずです。

ピンイン表の端から端までを、声調を含めて発音できるようになり、2音節での声調パターンもネイティブの音とさほど違わずに言えるようになったら、そろそろ次の段階へ進みましょう。

ただし、これで発音のトレーニングが終わりになるわけではありません。どんなにみっちりと2か月間取り組んでも、苦手な発音や声調は残ってしまいがちです。

たとえば「・n」と「・ng」の区別や、母音だったら「e」の音、子音だったら「zh」「ch」「sh」「r」といういわゆる「そり舌音」です。また声調で言えば、第ニ声と第三声の言い分け、聞き分けを苦手としている人はたくさんいます。 次の段階に進んでも意識して練習していきましょう。

finger-icon05_r1_c5発音練習についての詳細記事はこちらをご覧ください。
『初心者が2ヶ月でマスターする!中国語の発音トレーニング』

4 最強の学習法「シャドーイング」

4-1 最も効率よく4つの力を鍛える

4つの力とは「読む・書く・話す・聞く」の語学学習の基礎であり要です。

発音練習を経たら、「総合教材」「短文教材」「単語教材」を使い4つの力を鍛え上げていきます。 その学習の柱となるのがシャドーイングです。

4-2 シャドーイングとは

テキストの音源を聞きながら、影のように後についてその音声をまねながら声に出していく学習方法です。

慣れるまでは、テキストのピンインを見ながらやるのがいいです。慣れてきたら漢字だけを見ながらや、何も見ないでやってみます。

リピーティングとの違いですが、リピーティングは一旦お手本を聞き終わってから同じ言葉を繰り返します。 シャドーイングの場合は、聞きながら(聞いたそばから)ぴったりとくっついていくように0.3秒遅れほどで言葉を重ねていきます。

4-3 最強の効率「シャドーイング」

なぜシャドーイングが効率にすぐれているのかというと、「読む・書く・話す・聞く」の4つが同時に鍛えられるからなのです。

まず、音声を聞きながらそれを真似て発声すると、「聞く」と「話す」が鍛えられます。そのうちの「聞く」は、インプット(入力)学習であることから、「読む」につながります。 同様に、「話す」はアウトプット(出力)学習であることから、「書く」につながります。 直接的には、「聞く」「話す」を鍛えながら、結果として「読む」「書く」といった力も伸ばしているのです。

シャドーイングをしていれば、4種類の学習にいちいち取り組む必要がありません。 仕事をしながら、など限られた時間の中で勉強する人には、これ以上いいやり方はありません。

4-4 さらにシャドーイングにこだわる理由

例えばスポーツで、お手本のDVD観ているだけでは、上手くなるわけはありません。やり方を教えてもらってあとは自分で繰り返しやっていくしかない。

語学も同じように、正しいフォームで体をどんどん動かしていくに限ります。 そうしたトレーニングを実践できるのがシャドーイング。 耳や口、目など、体のいろいろな部分を同時に使って、言葉を体に染み込ませていくことができるのです。

また音読でも「口を動かしそれを耳で聞く」という効果はありますが、音読はお手本になる音声がないまま、自分のタイミングで声を出していくので、自己流のおかしなクセがついてしまう可能性があります。だからお手本をしっかり聞きながら進められるシャドーイングがおすすめなのです。

4-5 シャドーイングに使うアイテム

発音トレーニングと同様、ICレコーダーやMP3プレーヤーを使用します。 具体的な機種選びの必須条件は、先の項目でもお伝えした通り3点あります。

 ①ワンタッチリピート機能があること
 ②録音機能があること
 ③スピード調節機能があること

特に③は、ナチュラルスピードに慣れない時に無理のないスピードに調整できます。正確に音を聞き取り正確に発音する訓練に役立ちます。

一方、シャドーイングを徹底的にし終わった文章であれば、逆に倍速スピードで聞けば、早口な中国語にも対応できる耳がつくれますし、脳を活性化させるトレーニングにもなります。 またデバイスについて「スマートフォンでも大丈夫ですか?」という質問を受けますが、

・画面を見ながらの操作は非効率

・電話やメールで勉強が中断されたり集中できない

・充電があまりもたない

そういった理由から勉強にはスマートフォンは向かないでしょう。もしスマートフォンを利用する際には、「語学プレーヤー」などのスピード調節やリピートができるソフトウエアをインストールすると、効率的に学習ができます。

また、教材付属のCDの中には、ポーズが長いものや日本語の解説が入っていたりと、シャドーイングに向かない要素があります。音声編集ソフトで余計な部分をカットして、シャドーイング専用にカスタマイズしましょう。この手間をかけるだけでも効率がグンとアップするはずです。Audacityなどの無料ソフトが利用できます。

4-6 5ステップのシャドーイングで中国語脳をつくる

総合教材を使ったシャドーイングの具体的な方法は次のとおりです。総合教材とは、「読む・書く・聞く・話す」の総合力を鍛えていくためのテキストです。会話や文章がメインとなっていて、当然CDもついているものを利用します。

ステップ① 教材をみないでリスニング

教材をみないでネイティブの音声を聞く

ステップ② 内容理解

本文・単語や文法の解説を読む。重要な部分にはマーカーを

ステップ③ ピンインを見ながらシャドーイング

教材のピンインをみながらネイティブの音を聞き、ほぼ同時にその音を発音する。正しいピンインで読むことを意識しながら最低10回は繰り返す。ワンタッチリピート機能を駆使しながらきれいにできるようになるまで徹底的にやり込む

ステップ④ 漢字を見ながらシャドーイング

ピンインを隠し、教材の漢字だけをみながらネイティブの音を聞き、聞こえたとおりにシャドーイングする

ステップ⑤ 何も見ないで シャドーイング

教材を見ないでネイティブの音を聞き、聞こえたとおりに発音する

以上のステップです。特に初心者の間は、ステップ③のピンインを見ながらの練習を重点的に行ってください。

5 シャドーイングと教材

「総合教材」「短文教材」「単語教材」の選び方・使い方です。

5-1 総合教材

総合教材とは主に「読む・聞く・話す・書く」の総合力を鍛えていくためのテキストです。

 5-1-1 会話文中心の教材はシャドウイングには向かない

シャドーイングがしやすいかどうかを基準に選びます。

ネイティブの発音CDがついていて、短文だけではなくある程度の長さを持った文章を、流れを切らずにシャドーイングが出来ることが前提です。

そして色々な教材に手を出すのではなく「1冊だけ」を徹底的にやり込んでいきます。

5-1-2 記号を使って教材を「楽譜化」する

シャドーイングをやりやすくする作業です。教材にさまざまな記号を書き込んでいきます。 これは教材を「楽譜化」する作業です。

楽譜があると、正確な音程で歌ったり演奏したりできたりします。同じようにシャドーイングでも音を視覚化することでスムーズに発音することができます。

5-1-3 要約学習法で「書く・話す」に磨きをかける

ある程度シャドーイングになれてきたら、教材に書いてある文法解説にマーカーを引いたり、出てくる単語を覚えたり・・・という学習も並行してやっていきましょう。

教材の内容を要約して「書く力」を鍛えたり、速読をして「読む力」を鍛えたり・・・と1冊の教材をいろいろな学習に使います。

ステップ① 複述

文章中のキーワードとなるいくつかの単語をノートに書き出し(目安=1文につき2・3個ずつくらい)それらの単語を使いながら、簡単に内容について話す

ステップ② 縮写

書き出した単語を使って簡単な要約文を書く。(目安=元の文章の1/3~半分くらいの分量に)作業の時間を意識するために時間を計測しながら行う

ステップ③ ネイティブチェック

中国人講師の前でも「複述」をやり必要に応じて訂正してもらう。かつ、縮写したものを添削してもらう

ステップ④ 見本

中国人講師にも同じ文章で複述や縮写をしてもらう。ポイントは小学校3・4年生レベルの簡単な内容にしてもらうこと

ステップ⑤ 音読

講師が縮写した内容を声に出して読む。ただ読むのではなく、自分の頭を使って要約している感覚でアウトプットする

ステップ⑥ シャドーイング

添削してもらった文章と、中国人講師が書いてくれた縮写を、それぞれ中国人講師に朗読してもらい録音する。それをシャドーイングする

5-1-4 「速読力」で読むスピードをアップする

検定の対策としても大切なことに「読みこなす」ということがあります。

特に高レベルの試験になってくると試験のときには膨大な文章を読みこなさないといけません。かなりスピーディに読んでいかないと時間が足りなくなってしまいますから、試験対策も兼ねて、シャドーイングしつくした文章を速読用の教材としても活用します。

「速読」には難しいテクニックは要りません。頭の中で文字を音声化しないで読む。言葉の意味だけにフォーカスして、普段の2倍くらいのスピードで読んでいきます。

こうした読み方も日頃の学習メニューに組み込んでおくと、読むスピードがぐんとアップしHSK5・6級の「閲読」セクションも十分に対応できるようになります。

5-1-5 おすすめの総合学習教材

速読、シャドーイングに適した教材をご紹介します。

◆『本気で学ぶ中国語 CD BOOK』(ベレ出版)

中国語学習を土台から丁寧に積み上げる本格的な入門書。「発音と入門編(中検準4級)」と「初級(中検4級)」からなる本書は、前編では中国語学習において重要な発音の方法について解説がとても詳しくわかりやすく秀逸。また後編は実践応用編と題し、実践的な例文が大量に掲載、用法を理解しやすくなっている。
全ての例文、単語にピンインが振ってあり、辞書を引く時間を節約出来る。また例文すべての音声ファイルがあるため、シャドーイング教材として最適。

 ◆『本気で学ぶ中級中国語 CD BOOK』(ベレ出版)

「本気で学ぶ中国語」で初級レベルを学習した後のステップアップ版。本書を繰り返し練習することで、中国語検定3級レベルの中国語が身につく。
例文はより実践的で、「把」構文や「結果補語」「可能補語」など複雑な文法の要点、的確な単語の使い分けなどがきちんと出来るよう系統的に説明されている。初級版同様、全ての例文にピンインと音声ファイルがある点で、シャドーイング教材に適している。

 ◆『聴読中国語―HSK(漢語水平考試)大綱準拠 (東進ブックス)』(株式会社ナガセ)

単語力、読解力、ヒアリング力アップに最適。150~500字程度の小文が61本、短文が19本収録されており、文法などの解説はほとんど無い。最終的にはHSK5級・中国語検定2~準1級の語彙力養成を目標としている。驚くべきことに掲載されている小文で、日常使用される語のうち90%を網羅しているという。文脈の中で単語が覚えられるという学習効率の高い教材。

5-2 短文教材

短文教材とは文法の学習教材です。文法項目ごとに、例文がいくつか載っているシンプルなものを選びます。もちろん音源があることも必須です。

5-2-1 中国語の文法は超かんたん

文法というより構文に近い感覚ですし、単語を覚えてシャドーイングをしていくうちに、文法も自然に身についていくという感じです。

例えば英語の場合は動詞に活用があり、三単現・過去形・過去分詞などいろいろと変化しますが、中国語にはそれがありません。 「私」でも「あなた」でも「単数」でも「複数」でも「現在」でも「過去」でも「未来」でも、とにかく動詞は変化しません。

5-2-2 短文はとにかく暗記する

①短文教材(文法教材)の例文を丸暗記
②その構文に対応する総合教材の文法解説をチェックし、総合教材のキーポイントにマーキングする(総合教材のシャドーイング時にそのポイントを意識して発声する)

上記2点をしっかりとやっていけば確実に文法ルールが体に染みついていきます。 それは総合教材と短文教材とで出てくる文法ルールにたくさんの重複があるからです。

同じものを何度となく目にし、繰り返しインプット/アウトプットしていくので無理なく知識が定着していきます。

5-2-3 「1文法1例文」が短文暗記のコツ

1つの文法ルールについて、1つの例文のみを暗記。残りは捨ててしまいます。 ただし覚えるべき例文は100%完璧に覚えます。

ここで言う完璧とは、日本語を見ただけでそれに対応する中国語がパッと言えて、かつ、書けるレベルのこと。もちろん発音も完璧を目指します。 1つの例文を完璧に覚えたら、言い換えの練習もします。

例えば「我是日本人(私は日本人です)」という例文を覚えたのであれば、「我」や「日本人」の部分を他の単語にかえてみるのです。 こうした応用を行っていくことで「話す」「書く」といったアウトプットの力を鍛えていけます。正しい文法で書いたり話したりできるようになるわけです。

5-2-4 記憶の定着には「翌日&翌週のテスト」が効く

覚える例文を決めたら、次の段取りで暗記していきます。

ステップ① 音声を聞きシャドーイングを繰り返す

最初は教材をみながら。スムーズにマネできるようになったら音だけをたよりに。この作業で頭にしっかりインプットする

ステップ② テスト&暗記

中国語の部分を隠した状態で日本語を見て、例文が言えるかどうか自己テストします。言えなかったものは暗記。できるようになるまで「テスト→暗記」をくりかえす

ステップ③ 復習する

暗記+テストの「翌日」と「1週間後」に同箇所の「テスト+暗記」を行う

ステップ④ 応用練習

そこで身につけた文法ルールを使って自分でもいくつか例文をつくってみる

5-2-5 おすすめの短文教材(文法教材)

◆『口を鍛える中国語作文: -語順習得メソッド-初級編 (CDブック)』(国際語学社)

◆『CD2枚付 口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング』(三修社)

5-3 単語教材

5-3-1 必要な語彙数(語彙力)

例えばHSK6級には「5000語レベル」の語彙力が必要です。

実際に中国で暮らしてきた筆者の感覚ですが、1000語を超えたあたりが、中国旅行でタクシーの運転手さんに「○○に行きたい」とカタコトで言える程度。

2500語程度の単語が完全にインプットされると「一皮むけるかな・・・」という印象です。自分の言いたいことが、簡単な言葉を使ってならば中国語で伝えられるレベル。例えば「カラス」という単語は知らなくても「黒い鳥」で説明ができるという具合です。

HSK・中国語検定の目指す級に合格するには、語彙力について1つの目安があります。

それは1つ下の級までの単語を100%完璧にした上で、該当する級の単語を暗記すること。 つまりHSK5級のレベルに至るには、HSK4級までの単語を完璧にする。HSK6級のレベルに至るには、HSK5級までの単語を完璧にする、という具合です。

結局、基礎が抜けてしまえば次のレベルには行けないので、つねに基礎の語彙力を固めることを意識すること、そしてそのためには難単語は捨てていいです。 こうした心構えで勉強に取り組むといいでしょう。

5-3-2 おすすめの単語教材

≪HSK≫

◆『品詞別・例文で覚える HSK基本語彙1級‐4級 CD付』(白帝社)

◆『品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙 5級―6級』(白帝社)

≪中国語検定≫

◆『キクタン 中国語』(アルク)

※入門編/初級編/初中級編/中級編/上級編があります

5-3-3 単語学習のルール

①1単語1意味

単語教材には通常、1つの中国語に対して、日本語の意味が複数掲載されています。このすべてを暗記する必要はなく、原則として「1つの中国語に対して日本語の意味は1つ覚えればOK」で、どうしても2つ以上の意味が書いてあるものを覚えたい時は、中国語の横に「②」と書き、日本語の意味にも2か所にマーカーします。

②例文は念入りにやらなくてよし

ただし例外として基礎レベル(HSK4級レベルまで)の接続詞と副詞については例文をきっちり覚える。 接続詞と副詞は日常会話や作文で多用するため、覚えておくといろいろ使えて便利だからです。

5-3-4 記号を使った「システマチック単語暗記法」を実践

ステップ① 音チェック(初心者のみ)

教材をみながら付属の音声に合わせて単語をシャドーイング。(中級レベル以上の学習者は音読でOK)

ステップ② 音読

教材をみながら、音声なしで同じく3~5回音読。覚えるつもりで

ステップ③ エアライティング

中国語の漢字をペンをもってエア(空気中)で2~3回書き取りをする。実際に書くよりもスピーディに練習ができる。しっかり書きたい漢字は紙に書いて練習する

ステップ④ 暗記テスト

1.中国語だけを見て、正確に発音できるか? 2.中国語とピンインだけを見て、日本語が言えるか? 3.ピンインと日本語だけを見て、中国語が書けるか? 4.日本語だけを見て、中国語が言えるか? 上記4項目の角度から暗記が出来ているかチェックする。全てが出来るまで続ける。

単語は「なんとなく」覚えてはいけません。 暗記テストでは、正解の場合は何も書かず、間違っていたら「/」の印をつけていきます。 そして再度テストをして正解ならようやく「○」印。それでも間違いなら「×」印。すべてが「○」になるまで続けます。

またいずれのステップでもストップウォッチを使って時間を計測すること。時間をしっかりと意識し、ダラダラとした学習に陥らないようにします。 さらに記憶の定着に重要なのが復習です。ここでもやはり翌日、翌週にしっかり復習を兼ねてテストをしましょう。

5-3-5 どうしても覚えられない単語を克服する方法

ふたつ方法があります。

①王道ですがノートに書きだします。「あなたが覚えられない単語」だけを集めた単語集をつくるのです。つくるだけでは意味がないので常に持ち歩き、電車の中や休憩時間、人を待っている時などの「スキマ時間」にチェックして復習を続けます。

②それでも忘れてしまう単語は「映像」と結びつけます。 限られた時間の中でしっかり記憶に定着されるにはイメージ=映像が有効です。 例えば「蛋糕(ケーキ)」だったら、虫が米のケーキを羊にあげるイメージ。「电梯(エレベーター)だったら、弟が木のエレベーターに乗っているイメージ。 かなり無理やりだったり自分にしか理解できないイメージでもいいので、とにかく「覚え方のイメージ」を決めてしまいます。 ただしこの方法は「どうしても覚えられない単語」に限定しないとあまり効果がありませんし、いろいろな単語でやろうとすると「覚え方を考えること自体」に時間が奪われてしまいます。

6 学習の成果を味わう

前章までで発音やシャドーイング「総合教材」「短文教材」「単語教材」の選び方や使い方について説明してきました。

これらの学習に真剣に取り組めば当然のことながら検定試験で通用するだけの中国語が身に着くはずです。そうしたらあなたの中国語の勉強は終わりますか? 筆者は決してそうではないと考えます。

語学学習の先には、「中国語を使ってコミュニケーションができるようになりたい」「中国語で自分のことや言いたいことを伝えられるようになりたい」ということが学習の先にあるはずです。 ですから先ずは学んだ表現で、自分のことを表現する文章をどんどんを作ってみましょう。

6-1 1分間スピーチで自己紹介

教材を通してインプットされた言葉や表現を使って自分のことを語るというトレーニングに取り組みます。

「私は日本人です」

「私は会社員です」

「私には○○な趣味があります」

「私の家族は」・・・・・ など、自分にまつわることをどんどん書き出してみましょう。

そしてお願いできる場合は中国人講師などに添削をしてもらいながら、自己紹介をスピーチするイメージと用意を進めます。 1分かけて自分のことや自分の言いたいことを話すのです。 ここで使うのはじぶんにまつわる単語ですから、1分間スピーチではそうした単語をふやす機会になります。そして自分を伝える力を磨いていけることになるので、その結果、中国語でのコミュニケーションはかなり向上します。

6-2 1分間スピーチの作り方

ステップ① トピックメモ

言いたいことを日本語でメモする。この段階のメモは箇条書きに留めスピーチ文にはしない

ステップ② 10分間練習

メモを見ながら3日間、1日最低10分、トピックについて中国語で話す練習をする。簡単な表現を使ったりどうしても出来ない場合はジェスチャーを使ったりしながらなんとか中国語を使い続ける。話しながら言えなかった単語や表現は「表現ノート」にメモをとる

ステップ③ 表現ノートの活用

ステップ②で言えなかった単語や表現を辞書や教材で調べ「表現ノート」に書く。翌日のスピーチ練習でそれを活用する。

ステップ④ 原稿作成

3日間の練習が終わったら、1分間スピーチの原稿を作成する。

ステップ⑤ 添削&リライト

1分間スピーチの原稿を中国人講師の前で読み、添削&リライトしてもらう。さらにそれを中国人講師に音読してもらい、録音する

ステップ⑥ 再練習

添削してもらった原稿をもとに1分間スピーチを繰り返す。スキマ時間(入浴中・トイレ・歩きながら・・・など)を活用するのがおすすめ

ステップ⑦ シャドーイング

レッスン時に録音した音声(ステップ⑤)をシャドーイングする

6-3 スピーチの応用

1分間スピーチのトピックは最初のうちは現在形で話せる内容にします。

例えば「私の今の生活」「私の家族」「私の好きなこと」「私の仕事」など。

慣れてきたら「未来形」や「過去形」に挑戦です。 未来形であれば「私の夢」「中国語を学ぶ理由」など。過去形だったら「子供時代に考えていたこと」「挫折を乗り越えた経験」「私が一生懸命にがんばったこと」など。

実際の会話では、過去形の使用頻度が高くなるので、過去形の1分間スピーチは、会話力をあげる良い機会になります。 なお、HSK5級・中国語検定2級を目指すころになったら、スピーチの時間も1分から2分に延長していきましょう。

7 学習を持続させるために

急な転勤などで必要に迫られたり、切羽詰まった状態で語学を勉強しなければならないのはごく稀です。 語学の学習が続かないのは「重要なのに緊急ではない」から、というのがほとんどではないでしょうか。

人は基本的に、緊急性の高いものを優先するわけですが、実は人生において最優先すべきはその「重要なのに緊急ではないこと」なのです。重要だが緊急でないことこそが、長期的に見て人生をプラスに向かわせるからです。

「結果を出す人たち」が最優先にしているのが、まさにこのことです。 毎日必ず「重要だが緊急ではないこと」のために時間をつくっている。 逆に、これを後回しにすると、「人生」の問題がどんどん溜まっていきます。

例えば「健康管理」はその最たる例です。健康管理を怠っていると、いずれ病気になります。つまり重要かつ緊急の事柄が増えてくるのです。 よりよく生きるためにはなんといっても「重要なのに緊急ではない」ことを優先することです。ただそれには時間がかかることが多いので、毎日少しずつ取り組む。 そのためにも「続ける仕組み」が必須になります。

以降そのためのさまざまな方法をご紹介しますので、ご自身に合うと思ったものはどんどん取り入れてみてください。

7-1 「やるしかない!」と思えるまで自分を追い込む

「何をやっても続かないしモノにならない」ということをよく聞きます。 続かない理由は実は「その人の能力云々ではない」のです。目標を設定し、いざ行動に移すときに「覚悟を決める」というプロセスが抜けているのです。

目標を設定しても「なんとなく」スタートしてしまうのでその「なんとなく」が達成を難しくさせる最大の要因で、なんとなく始めればなんとなくの結果しかでません。 どんなことであれ「達成」というゴールにたどり着ける人は、目標を設定したら覚悟を決めます。

この「覚悟」とは単なる精神論ではなく、別の言葉で言えば、「やらざるを得ない状況に自分を追い込む」こと。 例えば語学学習なら

・資格に合格するまでテレビのアンテナコードを抜く

・「毎朝5時に起きる」と友人に宣言し、実際に毎朝、起床報告メールを送る

・毎日ファミレスで1時間以上学習してから帰宅すると決める

・自由予約制ではなくスケジュールが決まっていて宿題の出る語学スクールに授業料を払う

確実になにかを達成できている人は、目標を設定したらせめてこれくらいまでは自分を追い込んでいます。

7-2 「未来のイメージ」を「現在の爆発力」に変える方法

今から5年後、あなたは中国語がかなり使いこなせるようになっているとします。 その時、次の9つの項目についてどんなことが実現できているのか、具体的にイメージし、ノートに書いてみましょう。

①仕事・キャリア(社会への貢献)

②お金・経済・物欲

③健康

④家族・パートナー

⑤人間性・人間関係

⑥中国語レベル

⑦学び・能力・自己啓発

⑧遊び・趣味・余暇

⑨居住環境

イメージする時は「明確にありありと」がポイントです。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体感覚の五感を駆使して「フルカラー」かつ「動画」で。

さらにその時の「感情」も存分に味わってください。緊張したりドキドキしていたり・・・。 そもそも人間は感情で動くものです。感情はとてつもないエネルギーをもっています。

例えば中国語を使ってビジネスをしているワクワク感や達成感をよりリアルに想像してみてください。 同じように5年後をイメージしてみてください。 その5年後のあなたの姿、実はこれが、あなたが中国語を学ぶ目標です。

イメージが明確になるほど目標がクリアになります。 それを実現したいと思いますか? 「ぜひ実現したい!」と思うならば学習を続けることができます。あなたはすでに導火線を持っています。あとはそれに火をつけるだけなのです。

7-3 マイナスの感情を味方につければもう投げ出さない

「中国語を身につけた5年後の素晴らしい未来」をとことん味わったら、次は「中国語を習得できないままの自分でいた場合の、最悪な未来」もイメージしてみましょう。

人はプラスの感情で動ける人もいれば、「恐怖」などのマイナスの感情で動ける人もいます。 ここで紹介するのは、マイナスの感情を味方につけて、行動の起爆剤にするという方法です。

例えば、せっかくスタートした中国語の勉強を途中でやめてしまえば、いつまでたっても中国語は使えないままです。そのままのスキルで過ごした結果の5年後・10年後のあなたの人生をできるだけ最悪なもので想像してみてください。 そんな気の滅入りそうな未来をとことん想像します。書き出したりイラストにしてみるものいいでしょう。

そうした作業を続けていると、当然のことながらとっても嫌な気持ちになります。 そうやって気持ちの中で自分を追い込み、「このままではダメだ!」と自分に喝をいれて奮起するのです。

また、過去において途中で投げ出してしまった経験も思い出してみましょう。苦い後悔が残っていたら、とことん悔みましょう。 過去への後悔の気持ちが、これからの目標実現ではものすごく重要になります。

「今あなたは中国語をモノにするという新しい目標があります。その時にこれと同じ後悔を味わいたいか?」です。 過去の後悔が今のモチュベーションになってくれるのです。

7-4 目標レベルの精度を上げる

「旅行会話ができるくらい」では目標と呼べません。

中国語をモノにしたいといった時、それは具体的になにが出来るようになりたいのか。多くの人はここがかなり曖昧なのです。

「普段話せるくらい」でもかなり曖昧です。その話す相手によっては幅も広すぎます。 普段=日常会話だとしたら、政治や経済、スポーツ、芸能、食べ物・・・など日常で話題になることすべてを抑えなければなりません。

ですからまず「どの分野」の中国語なのかしっかり考えます。「自分の趣味で」なのか「自分の仕事で」なのか「自分の研究テーマで」なのか。 例えば仕事ならば「自分のビジネス」に特化する。

仕事で話す内容は、ほとんど毎日同じことを話しているので、実は習得が簡単なのです。最初はそれくらい絞ったほうがはるかに効率的です。 ただし、どこかひとつの分野に特化するといってもまずは基礎力があってこそ。基礎を踏まえた上でそれぞれの分野の中国語を鍛えていくという順番になります。

◆目指すレベルを考える際のポイント

  • 自分が心から達成したいと思える目標設定にする
  • 達成確率が4~7割くらいのものにする(高過ぎず低過ぎずの目標)
  • 達成できたかを「○」「×」がつけられるくらいに具体化する
  • 「~したい」ではなく「~する」で表現する
  • 期限を明確にする

7-5 まだまだたくさんある、持続をさせるしくみ

これまで具体的に述べてきましたが、以下、他の方法を箇条書きにしてみます。 その内容についてぜひ想像してみてください。あなたなりの発見があるかもしれません。

『行動目標と達成目標を区別する』 ・・・試験などに合格するのが達成目標、「毎日〇時間学習する」などが行動目標。ポイントは自分でコントロール可能な行動目標を明確にすることです。

『捨てるを断行し、勉強時間を確保する』・・・ネットサーフィンや何となく見るテレビの時間など、何を捨てることができるのかを明確にして、学習時間にあてます。

『いつ学習するかをハッキリと決めてしまう』 ・・・もっとも重要なのが、学習時間をブロックしてしまい、他の予定を入れないことです。朝の時間など、邪魔が入らない時間を確保しましょう。

『学習報告メールで自信と習慣をつくる』 ・・・「今日は○時間勉強しました」など、誰かに報告するシステムを作るのもひとつの方法。

『目標の公言・罰金制度で自分を縛る』・・・ 達成目標や行動目標を公言し、達成できなかった場合の罰金や、達成できた場合のご褒美を設定します。

『試験に申込み続け、モティベーションを維持する』・・・ とにかくまずは試験に申込みます。試験に申し込むことでモティベーションを上げるのです。

『学習に集中できる環境を確保する』・・・自宅で集中するのが難しい場合は、喫茶店や図書館、乗り物の中などを利用しましょう。適度に声を出せる環境も必要です。自宅で学習する場合は、勉強道具以外、机に何もない環境を作ります。

いかがですか。

学習の最初に発音練習が大切だと言いましたが、ぜひ今の自分の発音を録音して残してください。 そして2か月の発音トレーニングを積んだ後や、半年、1年の後に改めて聞いてみてください。 自分の成長に驚愕することと思います。学習の継続には、目標見続けることだけでなく、自分の成長をきちんと実感することも大切です。

8 最後に

現在、私は日本の会社や中国語スクールも運営しながら、中国の企業にて中国人向けのリーダーシップ教育を行っています。受講生の中国人スタッフの方々は、半年間の研修を通じて、公私にわたりどんどん行動をしながら結果を出して行きます。成果発表会では、みなさんの笑顔が広がります。人生が変わりつつあることがわかる。当然ながら講師である私も充実感に包まれます。

私自身が中国への留学をしたのはかれこれ20年近く前です。それから、自分自身の人生も大きく変わりました。それだけでなく、講師として国内外で5000人以上の方の人生の可能性を広げるお手伝いもさせていただきました。

語学学習というのは、様々な機会を広げてくれるツールです。さらに、これから世界最大の経済大国になっていく中国の言語を学ぶのは、あなたの可能性を大きく広げることでしょう。
そして何より、語学が私たちの人生を変えてくれるのは、それを通じてたくさんの人とダイレクトに関わっていけるからだと考えています。人との関わりこそが私たちの人生を豊かにしてくれます。

ぜひ、この記事の中で何かひとつでも行動につなげ、人生の新たな可能性の扉を開けてください。このやり方で学習すれば必ず結果が出ることは、私が指導させていただいた受講生が証明しています。心から応援しています。

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