中国語勉強法|実績10,000人!初心者から中級者までの最短ロードマップ

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中国語 勉強
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「中国語を勉強したいけど、何から始めればいいのか分からない」そんな悩みを抱えていませんか?

本記事では、中国語の初心者〜中級者に向けて、効率よく中国語を身につけるための勉強法と学習ステップを分かりやすく解説します。

ピンイン・語順・おすすめ教材からアウトプット練習まで、順番通りに取り組めば、着実にレベルアップできます!

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監修者<三宅裕之>

🟦この記事の監修者no-toc

三宅裕之の写真

三宅裕之(フルーエント中国語学院 学長)

中国語の経験ゼロから5か月で中国の大学に入学した「人生を変えた学習法」をもとに、独自の学習法を確立。これまでに10,000人以上の中国語学習者を指導してきました。

この勉強法は、特に20歳以上の社会人・学生が短期間で効率よく中国語を身につける最適な学習法です。実際に、5か月でHSK5級、1年でHSK6級に合格した受講生も多数。

本記事では、独学・スクールどちらの学習者にも役立つ「本当に使える」中国語勉強法を、ステップごとに詳しく解説しています。

代表的な著書:『HSK・中国語検定 最強の学習法』はこちら

1.中国語の勉強法・全体像を最初に把握しよう

中国語を勉強しようと思っても、「まず何から始めればいいの?」「独学でできるの?」と迷う人は多いものです。特に初心者の方にとっては、ピンイン・声調・文法・単語…すべてが未知のものに感じられるかと思います。

ですが、ご安心ください!順序を間違えずに進めれば、実は中国語はとても効率よく学べる言語なのです。この章では、日本人が中国語を学ぶ際に知っておきたい「言語としての特徴」と「日本語との違い」から整理し、無理なく学べるステップをご紹介します。

中国語ってどんな言語?日本語との違い

中国語は、日本語と同じ「漢字」を使う言語です。たとえば「我是日本人(私は日本人です)」のように、日本人でも意味をなんとなく理解できるのが特徴です。

✅ 1. 日本人の漢字の共通性|日本人の大きなメリット

中国語 ピンイン 日本語 漢字や意味の違い
安全 ān quán 安全 同じ
爱情 ài qíng 愛情 漢字が少し違う
学校 xué xiào 学校 同じ

中国語の常用漢字3805語のうち日本語と共通している漢字が約1013語もあり、意味もほぼ同じ。欧米人に比べて圧倒的に学習が有利です!

さらに、日本語の漢字が「音読み・訓読み」で複数の読み方を持つのに対し、中国語の多くの漢字は基本的に1つの読み方しかありません。覚える負担も軽く、学習のハードルが低いのです。

✅ 2. 読み方のシンプルさ|中国語の発音は1文字=1音が基本

比較項目 日本語 中国語
読み方の種類 音読み・訓読み(複数) 原則1種類
発音の規則性 例外が多い ピンインで統一
難しさ 慣れが必要 覚える範囲が明確

ピンイン(発音表記)を覚えれば、発音のルールが明確でスムーズに習得可能!

文法もシンプルで、動詞の活用や名詞の性・数変化がありません。英語のように「三単現のs」や「過去形・過去分詞形」に悩む必要もありません。

✅ 3. 文法のシンプルさ|活用なし・性なし・数の変化なし

文法の違い 英語など 中国語
動詞の活用 do / does / did 変化なし
名詞の性 フランス語・スペイン語などは男女あり なし
数の変化 単数・複数あり 変化なし
語順・助動詞 複雑 基本SVOでシンプル

主語が変わっても、時制が変わっても「動詞はそのまま」。英語より圧倒的学習しやすい!

中国語は「ゼロから始める必要がない」外国語。だからこそ、最初の一歩を踏み出す価値があります。

2.中国語学習のステップ別ポイントと教材

中国語を学び始める際、どのような順序で学習を進めるべきか迷う方も多いでしょう。この章では、初心者が効率的に中国語を習得するためのステップ別学習法と、それぞれの段階で役立つ教材を紹介します。基礎から応用まで、段階的に学ぶことで、確実に中国語力を高めていきましょう。

STEP1 まずは発音の基礎!ピンイン・声調を2か月で習得(初心者向け)

【STEP1を始める前に】
以下のチェックリストを活用して、発音・ピンインの習得状況を確認しましょう。

STEP1|発音・ピンインの習得
🔻(クリックして開く) 🔻
□ 四声(声調)の聞き分けができる
□ ピンインの母音・子音を正しく発音できる
□ 自分の発音を録音して聞き返したことがある
□ 発音練習を毎日10分以上続けている
□「見てマネ60」などの教材で基礎練習を一通り終えた

✅ 【なぜ発音から始めるのか?】

中国語には、日本語にはない発音や音の高低(声調)が存在します。これらを正確に習得しないと、相手に意味が伝わらないことも。そのため、学習の最初にしっかりと取り組むことが重要です。

✅ 【声調(四声)の理解と練習】

中国語の声調は、同じ音でも声の高低や変化によって意味が変わります。例えば、「ma」の発音でも、声調によって「お母さん」「麻」「馬」「罵る」と異なる意味になります。各声調の特徴を理解し、繰り返し練習することが大切です。

声調 ピンイン 漢字 意味 音の特徴
第一声 お母さん 高く平ら。電話を切った時の「プー」音。
第二声 アサ 短く上昇。ヤンキーの「あぁ!?」の声。
第三声 下げて抑える。がっかりした時の「あ~ぁ」の感じ。
第四声 罵る 高→低に一気に下げる。カラスの鳴き声「カーッ!」
軽声 ma 疑問文などに使用 軽く短く添えるように。

毎日の発音練習:声調の20パターンを毎日練習し、完璧に発音できるようにする。

  声調の組み合わせ
 第一声+ 第三声+
⑴māmā ⑴mǎmā
⑵māmá ⑵mǎmá
⑶māmǎ ⑶mǎmǎ
⑷māmà ⑷mǎmà
 (軽)māma (軽)mǎma
 第ニ声+ 第四声+
⑴mámā ⑴màmā
⑵mámá ⑵màmá
⑶mámǎ ⑶màmǎ
⑷mámà ⑷màmà
(軽)máma (軽)màma
※「第三声+第三声」は「第ニ声+第三声」に変化します。中国語を勉強し始めたばかりの頃はとまどうかもしれませんが、第三声をちゃんと発音できるようになれば、変化させずに「第三声+第三声」を発音するのが難しく、自然に発声するためにそうなっているのだと気づきます。
※4つの声調以外に軽く短く発音する軽声(けいせい)がありますが、軽声から始まる単語はないので、四声×(四声+軽声)の、4×5=20パターンの組み合わせしかありません。

✅ 【ピンインの習得】

ピンインは、中国語の発音をローマ字で表記したもので、発音の基礎となります。以下のポイントを意識して練習しましょう。

<ポイント①>

腹筋のイラスト

毎日練習する:発音は筋トレと同じで、継続が大切です。

4つの声調を含めたピンイン全て発音するのにかかる時間は、およそ50分。このトレーニングが中国語力の基礎となるので、短期間でマスターしたい方にはオススメします!

<ポイント②>

ICレコーダーのイラスト

自分の発音を録音して確認する:スマホの録音機能やICレコーダーを使って、自分の発音した中国語を録音してみましょう。客観的に自分の発音を聞くことで、改善点が見つかります。

以下の機能があるものを選びましょう。

  • ワンタッチリピート機能
    (繰り返し再生)
  • 録音機能
    (自分や講師の声を録音)
  • スピード調節機能
    (ゆっくり再生)

<ポイント③>

鏡のイラスト

口の形を鏡でチェックする:舌の位置や唇の形を意識して正しい口の形で発音できているか確認しましょう。

中国語の発音トレーニングで、普段日本語では使わない筋肉が動いているはず。疲れるということは中国語発音に必要な筋肉を使って、体にたたき込めている証拠です。

また、ピンインには、母音が36個、子音が21個、この組み合わせで約400の音があります。

発音の練習には、こちらのフルーエントオリジナル『音声付ピンイン表』が便利です。

ピンイン表 音節表

✅ おすすめ発音教材

1日30分、動画を見ながらマネするだけで発音が上達する教材
『見てマネ60』を紹介します。独学でも効率よく学べる「最強の発音トレーニング」です。

見てマネ60

日本人講師が口の動かし方を丁寧に解説し、中国人講師の発音をお手本に練習できます。動画を見ながら口元をマネするだけなので、初心者にもおすすめです。

中国語の「発音」に特化した教材です。おすすめポイントは以下の通りです:

  • 中国語の発音の仕方がイメージしやすく解説されている
  • 舌の位置や口の形を図や写真で確認できる
  • CD付きで音声トレーニングができる

日本人にとって難しい中国語の発音を重点的に分かりやすく解説している教材です。
音の出し方について、舌の使い方や口の形など、詳しい説明があるので、理論的に理解することができます。初心者の中国語の発音学習におすすめ一冊です。

教材選びのポイントは
①舌の位置や口の形の写真や図があり、論理的な解説がある
②CD、音声付きのもの

中国語に限らず、大人が外国語を習得するコツは、「頭で理解して」論理的に学ぶこと。それが一番上達が早く、効率のいい勉強法です。

これらの教材を活用し、2か月間集中的に発音練習を行うことで、中国語の基礎をしっかりと築くことができます。

中国語の発音トレーニングについて以下の記事でも詳しく解説しています

STEP2 中国語の単語は文で覚える!効率的な語彙の増やし方

【STEP2を始める前に】
以下のチェックリストで語彙の習得状況を確認しましょう。

STEP2|語彙の習得
🔻(クリックして開く) 🔻
    □ 300語以上を暗記済み

    □ 単語を文脈ごとにシャドーイング練習している
    □ エアライティングで漢字を練習している
    □ 表現ノートを作成して繰り返し復習している
    □ 暗記テストで正答率80%以上をキープ

初心者が語彙を効率的に増やすコツは、「文脈を活かした覚え方」と「反復学習」の組み合わせです。

✅ 単語学習のポイント

■ ポイント1:1単語=1意味で覚える

・単語帳に複数の意味が載っていても、まず一つを徹底マスター。
・継続的な学習で、自然と他の意味も後から身につきます。

■ ポイント2:シャドーイングで意味も発音も定着

・ネイティブ音声に合わせて「シャドーイング(声に出してマネする)」することで、発音・意味・音感を一気に習得。
・単語暗記の目標:
単語を見て → 正しく発音 & ピンインと意味が言える
日本語を見て → 中国語の発音 & 漢字が書ける

シャドーイングの具体的な方法については3章でご紹介します。

■ ポイント3:エアライティング・イメージで効率的に漢字も習得

・紙を使わず、空中に筆の動きを再現して漢字を覚える「エアライティング」。
・とくに覚えづらい単語には、自分だけの面白いイメージを強烈に結びつけて記憶に定着。
・例:蛋糕(ケーキ)⇔ 「虫」が「米のケーキ」を「羊」にあげている、電梯(エレベーター)⇔ 「弟」が「木のエレベーター」に乗っている…など。

■ ポイント4:覚えられない単語は「表現ノート」で管理

・ノートを縦に2分割し、左に中国語・ピンイン/日本語の意味、右に例文/日本語の意味。
・隙間時間に繰り返すことで、自分専用の語彙帳が完成します。

中国語の表現ノート

■ ポイント5:「暗記テスト」を繰り返して記憶の定着

① 音チェック
教材+音声でシャドーイング(初心者)
中級者以上は音読でもOK
目的:発音の正確性を確認

② 音読
音声なしで3〜5回音読
目的:自立した発話練習

③ エアライティング
空中で2〜3回書く練習+必要に応じて紙にも
目的:漢字を体で覚える

④ 暗記テスト
・中国語だけ → 正しく読めるか?
・中国語+ピンイン → 日本語を言えるか?
・ピンイン+日本語 → 中国語を書けるか?
・日本語だけ → 中国語を言えるか?
※すべてクリアするまで繰り返し、記憶の定着を確認する。

✅ おすすめ単語教材

単語学習用の教材はネイティブの音声付の物を選びましょう。

≪HSK 試験対策≫

HSKの合格を目指す方におすすめの参考書です。
1冊でHSK1級〜4級、もう1冊で5級・6級に対応しており、品詞別に基本語彙を収録。
各単語に対して基本的に1つの意味と例文が掲載されているため、効率的な単語学習に適しています。
※フルーエント中国語学院でも使用実績あり。

≪中国語検定 対策≫

単語ごとに複数の意味や例文が掲載されていますが、すべて覚える必要はありません。
基本的には、1つの中国語に対して1つの日本語訳を覚えるのが効果的です。
※初中級編・中級編・上級編もラインナップあり。


効率の良い単語の覚え方についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

STEP3 中国語の文法の勉強法|語順と例文で覚えるコツ(初級〜中級者)

【STEP3を始める前に】
以下のチェックリストで文法・語順感覚の習得状況を確認しましょう。

STEP3|文法・語順感覚の習得
🔻(クリックして開く) 🔻
    □ SVOなど基本語順で例文が作れる
    □ 例文10本以上を丸暗記している
    □ 音声を使ってシャドーイング練習している
    □ 文型応用(単語の入れ替え)ができる
    □ 定期的に暗記テストを行っている

中国語の文法は、英語のような動詞の活用がなく、語順がシンプルなため、「文法だけを重く学ぶ」よりも、短い例文で体に覚えさせる方が自然に身につきます。シャドーイングや音読を通じて、語順感覚を体得するのが効果的です

文法暗記のポイントは短文教材から1文法1例文を選び、完璧に暗記すること。完璧な暗記とは日本語を見ただけで、その文章をパッと中国語で言えて書くことができるレベルです。

また、中国語学習に重要な語順も覚えておくと学習がスムーズになります。まずは基本の語順(S+V+O)に慣れておきましょう。

✅ 実践ステップ

1.語順感覚の体得
最初は教材をみながら音声を聞き、シャドーイングを繰り返します。スムーズにマネできるようになったら音だけを頼りに。この作業で頭にしっかり中国語の例文をインプットする。

2.文型理解の深化
覚えた例文を「我是日本人」⇒「我是学生」に変更するなど単語の入れ替え応用練習をし、文型感覚を深めましょう。

3.文型理解の深化
中国語の部分を隠した状態で日本語を見て、例文が言えるかどうか自己テストします。言えなかったものは暗記。できるようになるまで「テスト→暗記」をくりかえす。

4.反復テストで定着&自信の形成
テスト+暗記の「翌日」と「1週間後」に同箇所の「テスト+暗記」を行い、暗記した例文を更に定着させます。

更に、身につけた文法ルールを使って、自分でもいくつか例文をつくってみると応用力が身につきます。

✅ おすすめ文法教材

中国語の語順体系に対する理解を重視した本書。疑問詞、助動詞など同じ種類で似た意味・形・用法の単語を1つのページにまとめてあります。
1つの項目に対して1つの中国語例文を覚えていく方法で暗記していきます。

文法は一通り覚えたものの、いざ会話をしようとすると中国語が出てこない・・・中国語を話せるようになりたい人におすすめのトレーニングブックです。
本書に付属のCDを使って何度も練習、中国語がスムーズに出るようにトレーニングしていきます。


中国語文法についてはこちらでも詳しく解説しています。

STEP4 話して覚える!1分スピーチでスピーキング力アップ(中上級者向け)

【STEP4を始める前に】
以下のチェックリストでスピーキング準備の進捗を確認しましょう。

STEP4|スピーキング(1分スピーチ)
🔻(クリックして開く) 🔻
    □ 日本語でトピックを整理しスピーチ原稿を作成した
    □ 1分スピーチの録音を練習済み
    □ 添削してもらった原稿を元にシャドーイングしている
    □ 表現ノートで使いたい単語を記録している
    □ 時制ごとのスピーチ練習(現在・未来・過去)を行っている

中国語中上級者が「話す力」を鍛えるには、実践的なアウトプットの機会が必要です。おすすめなのが「1分スピーチ」。自分の言いたいことを整理し、中国語で話す練習を繰り返すことで、語彙力・表現力・会話力が総合的にアップします。

✅ 1分スピーチのメリット

  • 自分に関連する語彙が自然と増える
  • 自己紹介力やプレゼン力が向上する
  • 添削→練習→録音→再練習のサイクルで記憶に定着
  • スキマ時間の活用に最適

✅ スピーチの手順

ステップ 内容 ポイント
1 トピックメモ作成 日本語で言いたいことを箇条書きに
2 10分間練習 毎日10分、最低3日間話す練習
3 表現ノート活用 言えなかった単語を調べて記録
4 原稿作成 3日間の練習を基に1分スピーチ原稿を作成
実践: 添削→再練習→シャドーイングで完成度を高める※

※1分間スピーチの原稿を中国人講師の前で読み、添削&リライトしてもらう。さらにそれを中国人講師に音読してもらい、録音する。この録音をシャドーイングに活用できると更に効果的です。

✅ 応用:スピーチの幅を広げよう

テーマ 時制
初級向け 現在形 私の趣味/家族/仕事
中級向け 未来形 私の夢/中国語を学ぶ理由
上級向け 過去形 挫折を乗り越えた経験/がんばったこと

実際の会話では、過去形の使用頻度が高くなるので、過去形の1分間スピーチは、会話力をあげる良い機会になります。慣れてきたらスピーチの時間も1分から2分に延長していきましょう。

STEP5 HSK・中検で目標設定し、到達度を測る

【STEP5を始める前に】
以下のチェックリストで検定試験の準備状況を確認しましょう。

STEP5|検定試験での目標設定と到達度チェック
🔻(クリックして開く) 🔻
    □ HSKまたは中検の自分の目標級を決めている
    □ その級に必要な語彙数・学習時間を把握している
    □ 過去問で現在のレベルチェックを行った
    □ 試験日を決めてスケジュールを立てている
    □ 合格後の学習目標も見据えている

中国語学習の成果を「見える化」し、モチベーションを維持するには、「HSK(漢語水平考試)」や「中国語検定(中検)」といった公式試験を活用するのが効果的です。各段階の語彙数と学習時間の目安が明確なため、短期・長期の目標設定がしやすく、「使える中国語」を効率よく習得できます。

✅ HSK・中国語検定の特徴

HSK 中国語検定
中国語のコミュニケーション能力や運用力を問う中国語による試験 日本語と中国語の相互読解・聴解・翻訳能力を問う試験
問題量が多い 1問当たりの配点が高い

✅ レベル別 目標比較表

レベル 対象試験 語彙数の目安 学習時間の目安
初級(日常会話) HSK3級/中検4級 500~1,000語 100~300時間
中級(ビジネス会話) HSK5級/中検2級 約2,500語 500~1,000時間
上級(ネイティブ級) HSK6級/中検準1級 5,000語以上 2,000時間以上

✅ 試験活用のポイント

  • 自分のレベルを把握: 公式HPからレベルチェックができます。
  • 適切な級を選ぶ: 初心者ならHSK1級に登録。経験者は過去問でレベルチェック。
  • 合格でモチベーションUP: 合格体験が大きな自信と学習継続の原動力に。

もし、あなたが今、中国語学習ゼロの状態であれば、これから約3ヶ月後に開催される「HSK1級(最も簡単なレベル)」に申込みましょう。すると、目標に向かって短期間で集中して学習できます。

既に学習経験のある方は、一度、過去問にチャレンジしてみましょう。HSKの日本ホームページで各級のレベルチェックができます。また、中国の公式ホームページからは過去問題もダウンロードできます。いくつか過去問を解いてみて、「ちょっと頑張れば受かるな」と思うレベルに申込むことをおすすめします。まずは「試験に申し込む」という行動こそ、中国語マスターにつながります。

3.本気で中国語を習得したい方へ

「中国語を話せるようになりたい」「転職や昇進のために確実にスキルを身につけたい」——そう思っている方にとって、学習方法の選び方は極めて重要です。
独学でコツコツ学ぶ方法もあれば、通学型や通信講座など、さまざまな選択肢がありますが、どれが最短ルートなのかは人それぞれ。

ここでは、各学習方法のメリット・デメリットを比較した上で、本気で中国語を習得したい方に最適な方法をご紹介します。

通学・通信・独学のメリット比較

学習スタイル メリット デメリット
通学型 講師の指導が直接受けられる/モチベーションが続きやすい 通学時間が必要/費用が高め
通信講座 自宅でプロの指導が受けられる/時間の自由度が高い 自己管理が必要/質問対応に時間差あり
独学 自分のペースで進められる/コストを抑えられる 挫折しやすい/発音・会話の壁がある

中国語を学ぶなら【フルーエント中国語学院】がおすすめ

本気で中国語を習得したい方におすすめしたいのが、フルーエント中国語学院です。
日本人が中国語を最短でマスターするための独自メソッドで、これまでに10,000人以上の学習者をサポートしてきました。

✅ 特徴
– 発音・文法・会話のすべてをバランスよく習得
– 日本人×中国人のW講師体制で理解しやすい
– 動画+音声+添削で自宅でも着実に上達

✅ こんな方におすすめ
– 独学で限界を感じている
– 忙しいけど、結果を出したい
– HSKや中検の合格を目指したい

中国語の勉強法無料セミナー無料コンサルも実施中なので、まずは気軽に試してみてください。
学習方法に悩んでいる方は、ぜひ【フルーエント】を選択肢に加えてみてください。

よくある質問

中国語で「勉強」はなんという?

中国語で「勉強する」は「学习(xuéxí)」です。

例文:彼は中国語を勉強したいと思っています。

「他想学习中文(Tā xiǎng xuéxí zhōngwén)」。

中国語を習得するにはどれくらいかかりますか?

日常会話レベルなら200~300時間、ビジネスで使えるレベルまでなら500~1000時間程度かかると言われています。

中国語の習得時間については以下記事でも詳しく解説しています。

ゼロから中国語を勉強する順番は?

中国語の学習においては、まず発音(四声とピンイン)をしっかり身に着けた後に、基本語彙、基本文法の順番で学習することがおススメです。

発音のトレーニング法については以下の記事がおススメです。

まとめ:中国語は一生モノのスキル!人生の武器にしよう

中国語は、話者人口が世界一であり、ビジネス・観光・交流など、あらゆるシーンで役立つ「一生モノのスキル」です。
最初は発音や語順に戸惑うかもしれませんが、正しい勉強法で段階的に学べば、誰でも習得することが可能です。

この記事で紹介したように、発音・単語・文法・会話・検定試験というステップを意識しながら進めることで、効率的にレベルアップできます。
特に、フルーエントのような信頼できるスクールを活用すれば、学習の壁を越えて着実に成長できるでしょう。

中国語を習得すれば、人生の選択肢が大きく広がります。今日から、あなたの未来を変える第一歩を踏み出してみてください。

記事をお読みいただきありがとうございました。

中国語ゼミ読者のみなさまは、

・中国人と流暢に会話を楽しめるようになりたい
・ビジネスで使えるレベルの会話が出来るようになりたい
・ニュースや映画を字幕なしで読めるようになりたい
・HSKなど中国語の試験に合格したい


などなど、夢や目標をお持ちだと思います。

そんなあなたにお願いがあります。

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中国語ゼミ編集部

中国語の初心者~上級者向けの学習サイト。中国語の勉強法、検定試験、中国語の表現、中国のビジネスや文化について定期発信。
おかげさまで既に100万人以上の方からアクセスを達成!
編集部のスタッフはの在住地も中国・日本・ヨーロッパと様々です。フルーエント中国語学院(https://fluent.asia/tsushin/)の
現役トレーナーも執筆しています。ゼロから中国語の勉強をスタートさせて、HSK6級や旧HSK7級を取得した上級者だからこそわかる、
効率的な勉強法や挫折しないためのコツをお伝えします。
今やどこでも学習できる時代!中国語や中国文化に興味ある仲間を増やすことが私たち中国語ゼミの願いです!

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