日本語中国語から見る私達が中国語学習に向いている6つの理由

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万里の長城
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日本語と中国語には沢山の共通点があります。

その一つが「漢字」です。

私(中国ゼミスタッフKT、上海生活3年女子)は上海の大学に通っていた時に、流暢に中国語会話が出来る欧米人でも、漢字を書くことや長文を読解する事になると私の何倍も時間がかかる姿を目の当たりにしました。

実際漢字を読み書きしなくてはいけない検定試験ではHSK6級の取得者のほとんどは日本人か韓国人です。

中国語と日本語の多くの共通点と違いを知って、中国語を勉強してみるとより楽しく、またより効率的に中国語をマスターすることができますよ。

中国語を学習しない事がもったいないとすら感じるようになるはずです!

1. 日本語と中国語の共通点から見る中国語学習

1-1. 日本語と中国語は同じく漢字表記

日本語と中国語の共通点と言うと、やはり漢字表記であるということ。これはすでに「中国語学習の8割」を学習し終えていると言っても過言ではありません。

漢字という共通の文字を使っているので、欧米人などと比較すると断然日本人の方が中国語をマスターする壁が低いです。

1-2. 同じ漢字、同じ意味の単語も多い

漢字はもともと中国から入ってきた言葉です。日本語のルーツを辿ると、中国語から影響を受けている言語であることがわかります。

そのため、中国語では日本の漢字と同じ漢字で同じ意味の単語がたくさんあります。例えば、中国語の「修理(xiū lǐ シゥリー)」は、日本語の「修理(しゅうり)」と比較的似た音を持つ上に、意味も全く同じ単語です。

また近年では、逆に日本の言葉が中国で使用される現象もあります。例えば、「科学」「萌」などはそのまま中国に逆輸入され、同じ意味として使われ定着している言葉です。このように中国語の中には日本語由来の言葉もあります。

通常他の国から入った言葉というのは、意味が変わったりして伝わるものですが、中国人の素直な「他国のものでも便利なものは取り入れよう」という姿勢から、中国語では日本の漢字の意味がそのまま取り入れられている様です。

言葉の行き来がある日本語と中国語は文字を見ただけで何となく意味を理解する事が出来る言語です。日本人の私達は共通している部分は、比較的簡単に覚えられます。このアドバンテージを利用して、中国語との触れ合いを始めてみる事を是非おすすめします。

無料講座があるので、ここで楽しく中国語を覚えてみて下さい。 いますぐこちら【無料中国語レクチャー】をぜひ体験してください。

 

2. 日本語と中国語の違いから見る中国語学習

2-1. 中国語の漢字は読みが1通り

基本的には中国語の漢字の読みは1通りだけです。例えば「友」は「yǒu」(ヨウ)と発音するだけそれ以外の読み方はしません。

一方日本語は音読み訓読みと送り仮名などにより、同じ漢字でも非常に多彩な読み方をしますよね。

例えば「生」などは「セイ」「ショウ」などや送り仮名をつけると生きるの「イ」とも読めます。日本語は1つの漢字に対して多くの読みを覚える必要があるので、難しいですが、中国語なら読みを覚えるのが簡単ですね!

2-2. 発音が大違い

日本の発音は50音ですが、中国語の発音は約400音もあります。さらに中国語は「四声」と言う音の上がり下がりがあり、これで意味が変わるので、正しくできないと意味が通じません。

これについては、例えば同じ中国人でも出身地方が違うと発音が異なり、国内旅行などで多少トラブルになったり言葉が通じないなどのケースがあるといいます。

逆手にとると、「中国人同士でも通じてないんだ」くらい気楽な気持ちで話すと中国語を使ってみる勇気が沸くはずです。

日本語が五十音の組み合わせと複数の漢字の読みや文法で意味ができているのに対して、中国語は約1600の発音にそれぞれ意味があります。しかし逆を言えば音=意味という形で正しい発音を覚えてしまえば、中国語はマスターできるといえます。

2-3. 文法はとても単純な中国語

中国語の文法は日本語に比べてとても簡単です。動詞や形容詞の活用が無く、基本的には尊敬語はありません。目上の人にも友達にも同じ言葉で喋ります。

一方日本語の文法は動詞や形容詞、形容動詞の活用があり、また謙譲語、丁寧語、尊敬語など対象によって使い分けるべき言葉が多岐にわたりますよね。

中国人から見れば日本語の文法は複雑で、かなり日本語を覚えるのに苦労するという話も耳にします。

普段から複雑な日本語を駆使する日本人にとっては中国語の文法は簡単に感じるはずです。

2-4. 日本語と中国語で全く違う意味の漢字もある

日本語の「手紙」は人に送るレターのことですが、中国で「手紙」と書くとトイレットペーパーのことを示します。

私が中国に行った当初しっくりこなくて一番使いづらかったの単語が「走(zǒu ゾウ)」でした。漢字は「走る」なのに中国語の意味は「歩く」なのです。ちなみに中国語の「走る」は「跑(pǎo パオ)」と言います。

ただ基本的に日本の固有名詞(人名や地名など)や四文字熟語(元々中国から来た言葉)などは日本の漢字でも通じます。

違いを覚えると中国語マスターに一歩近づきますよ。

 

3. 日本人が効率的に中国語をマスターする勉強方法

3-1. まずは発音練習から始めよう

効率的に中国語をマスターしたいのならまずは発音練習をすることです。日本語では使わない音である約400のピンインから発声すること。なれない口と舌の形がありますので、それに慣れるようにしましょう。発音練習をすると口が疲れる程度が良いトレーニングと言えます。

ピンインについて詳しくはこちらをご参照ください。
中国語発音(ピンイン)トレーニング|初心者が2ヶ月でマスター

ピンインを覚えたら四声に入りましょう。このイントネーションはかなり難しいので、中国語のネイティブである中国人と、発音について論理的に説明できる日本人両方から学ぶと良いでしょう。

約400の音と四声を繰り返し発音することで口と舌に馴染ませるように毎日行うとよいでしょう。できることなら録音をして、それを耳で確認し、正しい発音と比較するようにすると尚よいです。

四声についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
【音声・動画付】これで解決!四声(声調)の発音と入力

3-2. シャドーイングで「読む・書く・話す・聞く」を鍛える

ある程度発音ができるようになったら、シャドーイングといってリスニングしながらその後に続いて発音するという練習が有効です。ICレコーダーやMP3プレーヤーを使用し、総合教材をテキストにして行います。

ICレコーダー・MP3・総合教材の詳しい紹介はこちら
中国語を半年でマスターした私が教える人生を変えた勉強法【動画付】

シャドーイングは、スクリプト(台本)を見ながら発声するところから始め、スクリプトを見ずに発声する様に練習をします。最終的には、ネイティブの音声を聞きながら、何も見ずに、発声できるようになることが目標です。

音声を聞きながらそれを真似て発声すると、「聞く」と「話す」が鍛えられます。そのうちの「聞く」は、インプット(入力)学習であることから、「読む」につながります。 同様に、「話す」はアウトプット(出力)学習であることから、「書く」につながります。 結果的にシャドーングは「読む・書く・話す・聞く」をいっぺんに鍛えることができます。

シャドーイングは4種類の学習が一度に出来る非常に効率のよい中国語練習の方法です。シャドーイングのやり方について詳しくこちらの記事で解説していますのでご覧ください。
シャドーイングで語学をマスターする方法

3-3. 検定試験を活用して語彙力を固める

中国語の検定試験の勉強も「読む・聞く・話す・書く」の総合力を身に着けるのにとても有効です。

特に検定試験の勉強は該当する級の単語をきちんと暗記する事で「読む・聞く・話す・書く」すべてにおいて大切な基礎の語彙力を着実に固めることが出来ます。

また、検定試験の受験対策を検定の過去問集・模擬試験を活用して行うことにより対象の級の総合力が身につき、自分のレベルチェックにも繋がります。

そして、検定試験をする受験する利点に学習の目標を可視化出来るという事があります。検定試験受験は成果がわかりづらくモチベーション維持が難しい中国語学習の継続へ繋がります。

中国との繋がりが深まっている今日、中国語の資格を保有することは就職・転職などにも有利になるでしょう。検定試験についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

3-4. レベルにあった教材の選定

まずは自分のレベルにあった教材の選定が上達へのカギです。5分野に分けて(「発音」「総合」「短文」「単語」「検定」)それぞれの分野に1教材ずつ用意しましょう。

3-4-1.発音教材の選び方

解りやすい映像があるということ、言葉やイメージも含めて正しい口の形などの指示がある教材を選びます。論理的に発音を「頭」で理解して行くためです。

3-4-2.総合教材の選び方

シャドーイングがしやすいもの、シャドーイングの効率がよい、ある程度の長さの文章があるなどの教材を選ぶことにしましょう。

3-4-3.短文教材の選び方

短文教材とは文法の学習教材です。文法項目ごとに、例文がいくつか載っているシンプルなものを選びます。もちろん音源があることも必須です。

3-4-4.単語教材の選び方

日本語から中国語を覚えるに当たって「意味を絞る」ということが非常に大事です。

3-4-5.検定教材の選び方

和訳と日本語の解説が付いているものが、効率的に復習を進められます。

この5分野の教材とシャドーイングを組み合わせると中国語上達が非常に早くなります。この5分野を揃えて3-1から順を追って繰り返していくと中国語マスターへ近づきます。教材とは毎日向き合うので、自分の好みとレベルに合う教材を選ぶ必要性があるのです。

おすすめ教材を詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
中国語教材のおすすめ厳選23と効率的に使う方法

3-5. 中国語翻訳サイトの活用

中国語の翻訳やピンイン、読み方を検索出来るサイトも中国語上達へは大きな助けになります。中国語の練習にもなりますし、教材に載っていない好きな言葉を調べることができます。それぞれのサイトの特徴を理解して活用してください。

3-5-1.中国語翻訳 Weblio翻訳

URL:https://translate.weblio.jp/

中国語からも日本語からの翻訳も可能な上に、文章を読んでくれる機能がとても優れています。これは長文のシャドーイングや正しい発音を覚えるには最適。4000文字という長い文章にも対応できます。しかし少し使用感としては変換に時間がかかる点が難点です。

3-5-2.どんと来い中国語

URL:https://dokochina.com/

カタカナ表記、ピンイン表記が出来る初心者向けのサイト。検索が早く、単語を覚える場合などに重宝します。短文であれば音も出るので(1音ずつですが)これも初心者には嬉しいことです。難点としては複数の読みがでてしまうことなどがあり、長文には向かないでしょう。

3-5-3.書虫ピンイン(pinyin)サービス

URL:http://www.frelax.com/sc/service/pinyin/

カタカナ表記、ピンイン表記が出来るサイトです。「どんと来い中国語」の複数の読み方の候補が出てしまうの弱点を補ってくれるのがこのサイト。ピンインの表記しか出ないので、知識を得た中級者向けです。逆を言えばこれでピンイン読みに慣れるという方法も。長文に対応していないので、その点は仕方ないところです。

3-5-4.楽訳中国語変換

URL:http://www.jcdic.com/chinese_convert/

「中国語変換」を選択すると簡体字を繁体字とピンイン変換、日本語の漢字に一括で変換する機能がついています。
長い文章にも対応(2000文字)していますので、長文のピンインを知りたい時におすすめです。ただし、ピンインが声調記号ではなく数字で表記されるので注意が必要です。

このようなサイトを上手に使い、教材と組み合わせて効率的に中国語を勉強しましょう。

パソコンではなくスマホのアプリを使って中国語を翻訳する方法をこちらでご紹介しています。
アプリで簡単にできる!手書き入力で中国語を翻訳する方法

まとめ

日本と中国は距離的にも民族的にも非常に近く、人の往来や経済の結びつきなどが強いです。近年中国では逆に日本で生まれた言葉などと共にいろいろな文化の交流があり、お互いに影響を与えています。

欧米のアルファベットなどに比べると、日本語と中国語は漢字を使うという点で似ており、比較的語学を学ぶのに敷居が低いです。これから中国語を使う用途は広まっており、いろいろな場面で役立つことでしょう。是非この機会に正しい中国語を覚えてみてはいかがでしょうか。

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