
中国語学習のハードルのひとつは「発音」。日本語にはない音があり、慣れるまでは正しい音が出せずに苦戦することも。
しかし、適切な練習を積めば美しい発音の習得は可能!中国の人とも楽しく会話できるようになるでしょう。
私(中国ゼミスタッフMM上海生活5年)は、中国語がゼロの状態から中国に移住。そこから発音を学び地道に練習を続けた、3ヶ月が経つ頃には現地の方と簡単な会話を楽しめるようになりました。
発音練習は学習初期に徹底して取り組むのがおすすめです。本記事では、中国語発音のコツや学習のポイントをご紹介します。
「中国語1年目の授業」に
参加して頂けませんか?
お願いがあります。
実は今回、弊社で開催している中国語セミナーの無料モニターを募集しようと思います。
私たちのセミナーに参加して、感想を教えて頂けませんか?(モニター参加費は無料です!)
このセミナーは初心者から中国語を話したい方、HSKを取得したい方、興味がある方に向けた「中国語1年目の授業」です。
無料とはいえ、中国語習得における最重要ポイント、正しい学び方、ちょっとした裏ワザまで一挙に理解できるように話しています。
セミナーで紹介する講座に2,300人以上が受講し、97.8%(中国語が比較的流暢に話せるレベル・HSK4級の合格率) が目標を達成されました。1年で試験の最高レベル「HSK6級」に合格された方も多くいらっしゃいます。
参加特典として「中国語1年目の教科書」をプレゼント。
スマホ、パソコンからオンラインで希望の日時に自宅から参加することができます。
このページを見ている方が対象です。詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。
目次
1. そもそも、日本人にとって中国語は難しい言語なの?
中国語と日本語はともに「漢字」を使う言語。日本人は中国語学習を始める前から、すでに中国語の文字とその意味を、おおまかに理解することができます。
兄弟姐妹
羊肉
百货店
上記はいずれも中国語の単語です。中国語を学んだことがなくても、多くの日本人が意味を理解できるのではないでしょうか。(兄弟姐妹=兄弟姉妹、羊肉=羊のお肉のこと、百货店=デパート)
日本語の漢字をたよりに中国語で書かれた文章をある程度理解することができるので、日本人にとって、中国語はとっつきやすい言語と言えるかもしれません。
一方、中国語の「発音」には少し注意が必要。同じ漢字を使うとはいえ、日本語の漢字と、中国語の漢字は発音がまったく違うケースがほとんどです。次の章では、中国語の発音がどんな仕組みで成り立っているか、また学習のコツも解説します。
2. 中国語発音の効果的な学習方法
日本人が中国語を勉強するときの一番の難関が発音です。ここをクリアできれば、中国語マスターも夢ではありません。この章では、中国語を発音するときのコツを分かりやすくご紹介します。
2-1. まずは声調をおさえよう!効果的な学習4つのポイント
声調(四声)とは、音程の上げ下げのこと。四声を間違うと単語の意味が変わってしまう単語もあり、こちらの伝えたいことがまったく通じなくなる恐れも。想いをしっかり相手に伝えるために、発音するときの4つのコツをご紹介します。
①強弱を意識する
日本語にもイントネーションはありますが、四声のようにハッキリとした決まりはありません。そのため、日本人の発音は平たんになりがちです。
上の表を参考に、高低差を明確にし、音の違いをハッキリさせましょう。特に、日本人が苦手な第2声は、最後の高いところを強く発音してください。また、第4声では、出だしの高い音のところを強く発音するのがポイントです。
②声調の長さを意識する
音が続く長さにもそれぞれ特徴があります。
- 第1声は長めに発音する
- 第2声は短く一気に上げる
- 第3声は最初から最後まで低く長めに
- 第4声は短く一気に下げることがポイント
③大きくはっきりした声で
たとえキレイな発音でも、声が小さいと聞き取りにくいです。自信がないようにも見え、話す内容に説得力がなく感じられます。ぜひ練習の段階から、大きな声でハッキリ発音する習慣をつけてください。
④オーバーなくらいの抑揚で発話練習
日本語が抑揚の少ない言語であるため、私たちはあまり口を開けずに淡々と話すことに慣れています。中国語を練習するときには、意識して大げさなくらい口を開け、抑揚をつけて話すようにしましょう。

2-2. 日本人は「私は日本人です」の発音が苦手
実は、中国語の「我是日本人(私は日本人です)」の発音は日本人が苦手な発音が満載!特に、「我(wǒ)是(shì)日本(rìběn)人(rén)」のshi・ri・renの発音を難しいと感じる人が多いようです。
中国語は発音がとても重要な言語で、コミュニケーションが取れるかどうかは発音にかかっているといってもよいでしょう。しっかり練習して発音をマスターしましょう。
Wǒ shì rì běn rén. 我是日本人。 ウォシーリ゛ーベンレン。 |

・ピンインのトレーニング法をご紹介するこの記事もおすすめ

3. 日本人が効率的に中国語を学ぶ方法
ここからはさらにふみこんで、日本人にとって、効率的な中国語学習方法とはどんなものかも紹介します。4つのポイントを押さえて学習することをおすすめします。
3-1. 発音を徹底的に覚える
2章でもお伝えしたように、通じる中国語を習得するうえでは発音がとても重要です。日本語にない発音もいくつかあるので、それらの音を含めすべての音と声調を徹底的に練習して覚えることを目標にしましょう。
中国語学習の初めの2カ月は、すべてのピンインをネイティブの発音を聞きながら何度も復唱することをおすすめします。
運動でもピアノなどの楽器の練習でも、はじめのトレーニングは単調で投げ出してしまう人が多くいます。逆に、このつまらない時期を乗り切ったら、しっかりとした基礎力がある状態で学習を進めることができるため、どんどん上達できるでしょう。中国語学習も同じです。
ぜひ、決意を固めて頑張りましょう!
3-2.「読む」「書く」「話す」「聞く」総合力を鍛える
言語スキルは「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つの要素からなっています。これら4つを総合的に伸ばすため、それぞれの分野で教材を1冊ずつそろえるとよいでしょう。日本人の苦手としがちな「話す」「聞く」力を伸ばすには、ネイティブの音声が付いた教材、参考書を選んでください。
ただ聞くだけ、真似るだけで語学を習得できる幼児期とは異なり、大人が新たな言語を学習するときは、しっかりとした理論に基づいて、ゴールを描いたうえでそのゴールに向かって練習を重ねる必要があります。適切な教材を選べば、無駄なく学習を進められます。自分に合った教材を見つけてくださいね。

3-3. HSKや中国語検定などの試験を受ける
何事も明確な目標があれば進歩が早まるもの。中国語学習も検定試験受験を目標にすれば、学習意欲が高まるはずです。
試験に合格すればモチベーションが上がりますし、ビジネスにも活用できて一石二鳥です。
主な検定試験には、世界で開催されている「HSK(漢語水平考試)」と、日本国内で認知の高い「中国語検定」があります。


3-4. 効率的に中国語を学べる通信講座
URL:https://fluent.asia/tsushin/
楽しく効率的に中国語を学びたい人には、通信講座がおすすめ!
フルーエント中国語学院は、HSK日本実施委員会 初の公認通信スクールです。
たとえば、フルーエント中国語学院のオンライン講座は、日本人と中国人講師の音声講座を動画で見ることができ、日本人トレーナーから学習コーチングを受けられます。ネイティブの発音と日本語での論理的な説明が聞けるので、より効率的に中国語を学習できます。

4. 日本人が中国語を学ぶメリット
中国語学習のモチベーションを保つために、日本人が中国語を学ぶことのメリットをご紹介します。

4-1. 中国語を話せる日本人は希少価値がある
中国語をビジネスに生かすには高いレベルの中国語が求められるのでは?と心配になるかもしれません。しかし実際は、そこまでハイレベルな中国語をマスターしなくても「中国語力」があること自体に価値が出る場合もあります。
日本国内や中国にある日系企業内では、日本語を話せる中国人が多数活躍していますが、日本とのビジネスにおいては、細かい日本語のニュアンスや日本の商慣習を伝えるためにはやはり「中国語を話せる日本人」の存在が必要なのです。
「中国語を使えること」の価値が「日本人であること」「女性であること」など他の要素と掛け合わさることで、さらに市場価値が高まることも期待できます。

4-2. 中国語を活かしてアジアで活躍できる
世界、特にアジア地域に大きな影響力を持つ中国。日本には華僑やその子孫も多く、さらに中華系の企業や出稼ぎにやって来る中国人も増加しています。中国のマーケットをターゲットにしたビジネスも広がっているのです。
中国語ができると、中国だけでなくアジアを舞台に活躍できる可能性も。中国語を学ぶことで、中国語による一次情報に触れることができ、中国をより深く知り、世界の変化に対応する機動力を身に付けられるのも中国語を学ぶ意味といえるでしょう。

4-3. 世界をリードする中国系企業に就職・転職
中国にはIT・通信・銀行など各業界で世界をリードする大手企業が多数存在します。また、年功序列・業務フローが固定化しがちな日系企業とは異なり、中国系企業はシビアなまでの実力主義。現場に大きな裁量権がゆだねられています。
中国系企業は、スピード重視・現実的・合理的な働き方が肌に合う方にはとても魅力的といえるでしょう。
チャレンジ精神旺盛な人、日本社会の「出る杭は打たれる」文化にうんざりしている人は、中国系企業で働くキャリアプランを検討するのもいいかもしれません。
5.【中国語学習者キャリアインタビュー】中国語を使い人生を切り拓いた人たち
中国語を武器に、より戦略的なキャリアプランを描こうとした人たちがいます。この章では、フルーエントのマンツーマンサポートコースを学習の場として、中国語を学び始めた人たちの受講インタビューを紹介します。
中国語を学び始めたきっかけや、中国語を学んだあとの仕事や日常生活に起こった具体的な“変化”についてお話を伺っています。中国語学習の先輩たちのリアルボイスを聞いてみましょう。



よくある質問
40代です。中国語学習に興味がありますが、ゼロから学習すること、特に発音練習がうまくいくか不安です。
中国語学習は何歳からでもスタートできます。子どもと違い、やみくもに音を聞いていれば自然に上達することはありませんが、その分、理屈から発音の仕組みをおさえ、正しい手順でトレーニングを積めば発音上達はじゅうぶん可能です。
ただし、自己流で練習を進めないよう、発音チェックは必ずプロにお願いしましょう。
発音練習は具体的に1日どれくらい取り組めばよいでしょうか。
特に学習初期の頃は、1日1時間を目安に取り組んでください。時間があるだけ練習してほしいところですが、仕事や家庭の事情でなかなか時間が取れない日もあるでしょう。そんな日も、たとえ1回でも構わないので、必ず音源を聞き、聞いた音を丁寧に「真似る」ことを徹底しましょう。時間が取れない日は、1回の精度を上げる意識で!
学習目標を立てるポイントを教えてください。
ご自身の「やりたい」をベースに考えましょう。その際は、なるべく具体的な「行動」に着目するのがベスト。「中国語を使って仕事がしたい」だとまだ漠然としています。中国語で同僚と「会話がしたい」のか?ビジネスメールを「読みたい」のか?ご自身の興味関心に沿って、具体的にしたいことを明確にしましょう。
まとめ. 中国語をマスターして未来を切り開こう
日本人が中国語を学ぶときのポイントやメリットをご紹介しました。中国語学習の第一のハードルは「発音」であり、特に最初の2カ月はみっちり発音練習に時間を費やすことが大事です。正確で美しい発音を身につけたあとは、中国語の土台をより確固としたものにすべく、目的意識を持って学習を続けていきましょう。
楽しみながら中国語を学ぶうちに、国際的な人材に必要な「語学力」と「国際感覚」が身につき、アジアをはじめ世界で活躍する未来が描けるようになります。決意を胸に、中国語マスターになるべく勉強を続けてくださいね!
記事をお読みいただきありがとうございました。
中国語ゼミ読者のみなさまは、
・中国人と流暢に会話を楽しめるようになりたい
・ビジネスで使えるレベルの会話が出来るようになりたい
・ニュースや映画を字幕なしで読めるようになりたい
・HSKなど中国語の試験に合格したい
などなど、夢や目標をお持ちだと思います。
そんなあなたにお願いがあります。
実は今回、弊社で開催している中国語セミナーの無料モニターを募集しようと思います。
私たちのセミナーに参加して、感想を教えて頂けませんか?(モニター参加費は無料です!)
このセミナーは初心者から中国語を話したい方、HSKを取得したい方、興味がある方に向けた「中国語1年目の授業」です。
無料とはいえ、中国語習得における最重要ポイント、正しい学び方、ちょっとした裏ワザまで一挙に理解できるように話しています。
セミナーで紹介する講座に2,300人以上が受講し、97.8%(中国語が比較的流暢に話せるレベル・HSK4級の合格率) が目標を達成されました。1年で試験の最高レベル「HSK6級」に合格された方も多くいらっしゃいます。
参加特典として「中国語1年目の教科書」をプレゼント。
スマホ、パソコンからオンラインで希望の日時に自宅から参加することができます。
このページを見ている方が対象です。詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。
・中国語ってどんな言語?読めばわかる中国語のすべて

・中国ゼミでは日本人が効率よく中国語をマスターするためのノウハウをすべてご紹介しています。ぜひ実践してください。

・中国語は発音が重要!この記事では初心者にもわかりやすく解説しています。

・勉強のコツのヒントが得られるかもしれません。フルーエントにて中国語を学習されている受講生の声はこちら