現地で中国語を学ぶ方法もありますが、東京にいながら中国語をマスターすることも十分に可能です。街の看板やインターネットでは、いろいろな中国語の学校が紹介されているけど、どこで学べばいいのか判断つきにくいですよね。
この記事では東京で中国語を学びたい人のために、さまざまな学習場所を紹介しています。さまざまな学習場所の特徴を知ることによって、各々に合った学校が見つけやすくなります。
学校の紹介だけではなく、東京で中国語に触れる方法や、勉強した中国語を活かして就職する方法も併せて紹介していきます。
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目次
1. 東京で中国語を学びたい!
東京は中国語を学べる場所が多いです。そして当然ながら成果の見込めるところで学びたいもの。東京で中国語を学べる場所と、それらの学校の特徴について解説します。
1-1. 大学で中国語を学ぶ
学習環境の充実のせいか、英語を話せる人は増えてきました。そのため、就職を考えると英語を話せるだけでは、他の学生より優位に立つことができません。外国語のできる人は就職や転職のときに有利ですが、今は中国とビジネスをする企業が増えてきました。
1-1-1. 中国語を専門的に学ぶ
東京外語大は外国語の教育で有名な国立大学です。英語や中国語を始めとし、メジャーな外国語の授業を行っています。授業で中国語が学べることはもちろんですが、中国および中国語関連の資料も多いです。中国の文化や中国語を深く広く学びたい人には、最適な環境です。
(東京外国語大学ホームページ:https://www.tufs.ac.jp/)
1-1-2. 中国語を第二外国語で選択する
就職先の見つけやすさを考えれば、大学で第二外国語として中国語を選択するのは、堅実な選択であると言えるでしょう。学習者は増加傾向にあるとはいえ、中国語ができる人はまだまだ少ないので、中国語を学んできた学生は就職時に有利になるでしょう。
1-1-3. 東京から中国に留学する
東京には中国の国立大学・北京語言大学の東京校が開学しています。北京語言大学は中国語による授業方法を採用しており、日本にいながらにして中国留学できる環境になっています。また実際に北京本校への留学制度、中国以外の英語圏への語学研修制度もあり、国際的な人材を育成する制度が整っています。
また、こちらは就職活動サポートも充実。本格的に中国語を学んで卒業後に、中国語を活かして仕事がしたい人にとっては、実践的な学びの場であると言えるでしょう。
(北京語言大学・東京校ホームページ:https://www.blcu.jp/)
『絶対に失敗しない!中国留学のすべて 9つのポイント』
1-2. 専門学校は特徴をおさえておく
中国語を短期間で学びたい人は、専門学校で学ぶのが効率的です。専門学校で勉強するメリットは、大学と比較して授業料が安いことです。大学に行く余裕はないけど、中国語を真剣に学びたい人には、おすすめです。教室では中国語以外の授業がないので、中国語に集中して学ぶことができます。
専門学校によっては、中国語の集中講座を実施していることもあります。忙しい学習者にとっては、集中講座は利用しやすいでしょう。 専門学校では本格的な翻訳や通訳のプロを、養成するコースもありますが、こうした専門技術を学ぶ人は、基礎的な中国語を理解している必要があります。
基礎的な中国語力がない場合は、もちろん基礎から教えてくれる中国語学校を選択してください。学費も安くて済んで初心者向けの学校ももちろんあります。
一部のビジネス専門学校では、ビジネスに直結する中国語の授業を行っているところもあり、中国語の運用能力の習得に力を入れるだけではなく、ビジネスマナーの習得にも力を入れています。
また、社会人も通いやすいスクールである専門学校は、就職の斡旋もしてくれます。専門学校が持つ独自のコネクションがあることが多くて、就職率は高いです。短期間で中国語を学び就職や転職に活かしたい人にとって、専門学校は効率的な学びの場所です。
1-3. 個人レッスンで中国語を学ぶ
初めて中国語を学ぶ人は、中国語の四声に戸惑うことが多いです。中国語は同じ読みであっても、声の抑揚で単語を区別しています。それが四声ですが、初学者は必ず戸惑います。
四声は中国語を学ぶ上で、最初の関門かもしれません。しかし個人レッスンであれば、学習者の習熟度に応じて四声をじっくり教えてくれます。四声は拼音(ピンイン)という表記で、表しています。個人レッスンであれば、拼音の意味もじっくり教えてもらえるので、最初の関門で挫折する可能性が低くなるでしょう。
四声に近いものでは、日本語の端・橋・箸などがあります。同じ読みですが、アクセントが違います。しかし中国語の四声は、日本語の同音異義語よりも抑揚が大きいです。最初に聞いたときは、大仰だと思う人もいるかもしれません。
個人レッスンは平均レッスン代がグループレッスンと比較して高いですが、まったくの中国語初心者であれば、出来ることなら個人レッスンから始めた方がいいです。個人レッスンはカフェで行うケースもありますが、先生と相談して学習場所を決めましょう。
『【音声・動画付】これで解決!四声(声調)の発音と入力』
2. 東京で中国語を活かして働きたい!
中国語を勉強して、中国語を活かして仕事がしたいと思っている人はいるでしょう。東京では中国語を活かして仕事をする方法が、いろいろあります。さまざまな就業形態別にご説明していきます。
2-1. 正社員を目指す場合
もしあなたが学生で、中国語を活かして正社員で働くことを目指すなら、中国語を活かして正社員として働きたいと、大学や専門学校の就職担当者に相談しましょう。大学や専門学校のコネクションを活かした方が就職先を見つけやすいです。中国語ができる人はまだまだ希少なので、企業も切実に人材を探しています。そんな企業は大学や専門学校で、中国語を学んだ人に注目しています。
相談時期は、できるだけ早い方がいいです。相談時期が早ければ、就職担当者も戦略を立てやすいからです。卒業間際であれば、相談しているときも焦りが先に立つ恐れがありますので、早い時期での相談が望ましいでしょう。
最初から正社員として働くのが難しい場合は、正社員に登用してくれる可能性がある会社を選びましょう。最初はアルバイトや契約社員でも、コツコツ頑張れば正社員として登用してくれる可能性があります。
気をつけなければならないことは、HSKや中国語検定などで履歴書にも記載できるような上級に合格していても、会話となると全く苦手な人も多い。ですが、中国語を活かして仕事をするということは、読むことや聴くこと以外にも実際に会話しなければならないケースも多いので、履歴書に書けるテストに合格している以上は、そのレベルに見合うだけの会話力は必ず身につけておく必要が有ります。
『NHK「テレビで中国語」の段文凝先生と講演【HSK中国留学・就職フェア報告1】』
『中国系企業に転職して給料が5倍(中国語と転職の関係)【HSK中国留学・就職フェア報告2】』
『孔子学院とは?【HSK中国留学・就職フェア報告3】』
2-2. 非正社員を目指す場合
中国語ができても、事情があり正社員として働くことが難しい場合はあります。そんな人は契約社員・パート・アルバイトを探せばいいでしょう。短期だけ働きたい場合であれば、派遣会社に登録しましょう。希望の会社に派遣してもらえる可能性はあります。
派遣会社に登録する際は、中国語を活かして仕事をしたいと伝えておいてください。中国語が必要な企業と取引があれば、早い段階で派遣先が決まる可能性は高いでしょう。
2-3. これから中国語を活かした仕事に転職したい場合
今は違う仕事をしているけど、これから中国語を活かした仕事をしたいと思っている人はいるでしょう。その際に問題になってくるのは、その業界・職種での経験の有無です。
中国語が必要な企業は即戦力を求める傾向が強いです。未経験者ならその壁を、乗り越えなくてはいけません。若い未経験者であれば、やる気次第では採用してもらえる可能性があります。やる気を見せるには面接の場で、中国語を活かして仕事がしたいと熱心に伝えることが大切です。
履歴書にも中国語関連の資格があれば、忘れずに記入することが大切です。資格があれば、真剣に中国語を勉強してきたことを証明できます。面接の場で中国語を話す機会を与えられることもあるので、その時は自信を持って答えられるように準備しましょう。
『必読!中国語検定に挑もうと思ったら ≪級とレベル編≫』
『HSKを受験するなら必読!<レベル>の話 1級~6級』
3. 東京で中国人と交流したい!
せっかく中国語の単語やフレーズを覚えたら、使ってみたい!と思いますよね。東京には池袋や上野を中心に、教室以外で中国語を使うチャンスがたくさんあります。
3-1. 中国語サークルに入ってみる
街の広報誌にはサークル情報が、掲載されていることがあります。その中に中国語サークルの文字を、見つけることもあります。サークルの良さは、同じ中国語が好きな人が集まることです。同じ趣味の人たちとは仲間意識が強くなり、会うのが楽しくなってきます。
会うのが楽しくなれば仲間同士でインドア活動や、アウトドア活動をすることもあるでしょう。そこでも話題の中心は中国語になります。語学の勉強は頓挫しやすいですが、仲間を作ることによって継続させやすい環境ができます。
学習で悩んでいることを、気楽に相談できるのもサークルの良さです。学校では周りの反応が気になって聞けないような疑問でも、サークルであれば気楽に聞くことができます。東京では中国語に関心を持っている人は、他の都市よりも多い可能性があります。
3-2. 中国人交流会に参加してみる
東京には多くの中国人のビジネスマンや学生がいます。それらの中国人は、故郷の話をしたいこともあって、交流会を開催することがあります。中国人以外は受け付けないケースもありますが、多くの中国人は日本人の参加者を歓迎してくれるでしょう。
サロン形式の交流会もあります。サロン形式の交流会は、遊び気分で参加できるのがメリットです。中国語があまりできなくても、サロン形式の交流会に参加することによって、学習意欲が増す可能性はあります。運がよければお互いに中国語と日本語を教え合う、ランゲージエクスチャンジまで話が発展することもあるでしょう。
中国人が多く参加しているツアーやイベントもあるでしょう。それらのツアーやイベントに参加することによって、多くの中国人と知り合う機会が持てます。多くの中国人と話せば、ネイティブの生の中国語にも慣れることができるかもしれません。
中国語は日本語以上に方言が多様な言葉です。すべての人が、共通語である北京語を話すとは限りません。ビジネスの場では、方言が強い中国語を聞くこともあるでしょう。そんなときでも方言に多少なりとも慣れていたら、方言を理解できます。
4. 東京で中国語を話したい!役立つ中国語会話フレーズ
東京は中国人が多いので日本語が理解できない中国人から、いろいろな質問をされるかもしれません。逆に困っている中国人を見て、質問したいこともあるでしょう。生活面と仕事面に分けて、質問例と解答例を見ましょう。
4-1. 生活における中国語の会話
A | この辺に地下鉄の駅はありますか? Zhè biān fùjìn yǒu dìtiě zhàn ma? 这边附近有地铁站吗? ヂァビィェンフージンヨウディティェヂャンマー |
B | ありますよ。 Yǒu 有 ヨウ |
A | でしたら、どうやって地下鉄駅まで行けば良いですか? Nàme dào dìtiě zěnme zǒu? 那么到地铁怎么走? ナームァダオディティェゼンムァゾウ |
A | 近くに病院はありますか? Fùjìn yǒu yīyuàn ma? 附近有医院吗? フー ジン ヨウ イー ユエン マー ? |
B | はい。 病院は近くにあります。 yǒu. Yīyuàn jiù zài fùjìn. 有。 医院就在附近 ヨウ。 イー ユエン ジウ ザイ フー ジン |
A | この近くに中華料理屋さんはありますか? Zhè biān fùjìn yǒu méiyǒu zhòng guó cāntīng? 这边附近有没有中国餐厅? ヂァビィェンフージンヨウメイヨウヂョングゥォツァンティン |
B | ありますよ Yǒu 有 ヨウ |
A | 路線図はありますか? Yǒu lùxiàn tú ma? 你有路线图吗? ニー ヨウ ルー シィェン トゥ マー? |
B | はい。 yǒu. 有 ヨウ。 |
4-2. 仕事について中国語で質問してみよう
あなたの職場はどこですか? Nǐ bàn gōng shì zài nǎ lǐ 你办公室在哪里? ニー バン ゴン シー ザイ ナー リー |
A | この話を日本語に翻訳してください。 qǐng bǎ zhè duàn huà fān yì chéng rì yŭ 请把这段话翻译成日语 チン バー ヂァ ドゥァン ファ ファン イー チォン リー ユー |
B | はい hǎo de. 好的 ハオデァ |
A | 通訳が必要ですか? nǐ xū yào fān yì ma? 你需要翻译吗? ニー シュ イャォ ファン イー マー |
B | 大丈夫です。日本語は話せます。 bù xū yào Wǒ huì shuō rìyǔ. 不需要。我会说日语。 ブー シュ イャォ。ウォ フゥイ シュォ リー ユー |
まとめ. 東京でどんどん中国語と触れ合っていこう
語学の上達で一番大切なのは継続することです。挨拶程度であれば一夜漬けの勉強で十分かもしれませんが、日常会話以上の中国語になると継続して勉強することが不可欠です。幸い東京には多くの中国人がいるので、練習相手には困りません。
中国語に触れる機会は、他の都市の人よりも多いでしょう。そんな環境を活かして、どんどん中国語に触れていきましょう。
記事をお読みいただきありがとうございました。
中国語ゼミ読者のみなさまは、
・ネイティブとの会話を楽しみたい
・仕事で中国語を使えるようになりたい
・HSK、中国語検定に合格してキャリアアップしたい
・ドラマや映画を字幕なしで楽しみたい
・旅行で使える中国語を身につけたい
などなど、夢や目標をお持ちだと思います。
そんなあなたにお願いがあります。
実は今回、「中国語スタート講座」の動画が完成し、このページをご覧いただいた方を対象にモニター受講生を募集します。
日本人が中国語を学ぶ驚きのメリット、話す力・聴く力が同時に上達する学習法がわかる講座に、参加してみませんか?(受講費は無料です!)
講師は、中国語ゼミ監修者の三宅裕之。2001年に語学コーチングスクールを設立し、今まで15,000人以上を指導した語学×コミュニケーション力開発のプロフェッショナルが、わかりやすく解説しますので一生モノの知識を得られるはずです。
スマホ、パソコンから気軽にオンライン受講できます。詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。
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