【発音付】中国語で「領収書をください」正しい伝え方と注意点

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商談など仕事がらみの食事で会社の経費として落とすとき、中国語で「領収書をください」を伝えたいですよね。領収書は「发票 (fāpiào ファピィァオ)」と言いますが、状況に合わせた伝え方やポイントがあります。

中国ビジネスで食事をする機会があるあなたへ。この記事を読めば、会社の経費として認められる「正しい領収書の受け取り方」が分かります!状況に合わせた伝え方、領収書を書いてもらうときの注意点など、ぜひ参考にしてください。

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1. 中国語で領収書をお願いする時の伝え方

中国語で領収書をお願いするときの表現は、一つではありません。状況によって伝え方が異なってきます。具体的な例を見ていきます。

1-1.「領収書をください」

領収書をください。
Qǐng gěi wǒ kāi fāpiào
请给我开发票。
チン ゲイ ウォ カイ ファ ピィァオ

1-2.「正式な領収書をください」

中国でも会計をするとレシートをいただけます。ただし、会社によってはレシートでは経費として認められないことがあるため、正式な領収書が必要になるケースがあります。そんな時のために、正式な領収書を書いてもらうときの正しい表現を確認しておきましょう。

正式な領収書をください。
Wǒ yào zhèngshì de fāpiào
我要正式的发票。
ウォ イャォ ヂォン シー デァ ファ ピィァオ

1-3. タクシーで「領収書をください」

中国でタクシーなどを利用したときに使いたい表現を紹介します。このフレーズは、タクシーの運転手がメーターをごまかさないように牽制する効果もあります。

降りるときに領収書をください。
Xià chē de shíhòu gěi wǒ kāi fāpiào
下车的时候, 给我开发票。
シァ チァ デァ シー ホウ ゲイ ウォ カイ ファ ピィァオ

1-4. 個人名で領収書が欲しいとき

中国では会社名の領収書をもらうときには、納税者番号が必要なケースがあります。ただ、海外企業向けの領収書の発行には、納税者番号は必要ありません。それでもレジの店員が理解していなくて、領収書を発行してくれないケースはあるでしょう。

そのようなときには、個人名で領収書をもらえばOK! 中国では実際にあり得るケースなので、ここでしっかりフレーズを覚えておきましょう。

個人名で領収書を発行してください。
Qǐng gěi wǒ kāizhāng gèrén de fāpiào
请给我开张个人的发票。
チン ゲイ ウォ カイヂャン グァレン デァ ファピィァオ
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2. 中国語で領収書を書いてもらう時のポイント

中国で領収書をもらうとき、注意すべきポイントを紹介します。経費として認めてもらうには、正しい領収書を発行してもらう必要があります。事前に確認すべきこと、領収書の種類など注意点を知っておきましょう。

2-1. 領収書(発票)が必要なのは日本法人か中国法人か

領収書(発票)を必要としているのは中国国内の現地法人なのか、それとも日本法人なのか、事前に確認しておきましょう。というのも、中国国内で経費処理をする場合、原則、税務局公認の領収書(発票)が無い場合は経費算入が認められないため、必ず発票が必要となります。

日本法人に提出する場合は、発票でなくとも手書きの收据でも認められるケースが多いです。事前に何をもらっておくべきなのかを確認しておきましょう。

2-2. 中国で発行される領収書(レシート)の種類

中国で発行される領収書には発票と收据と小票があります。それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?

2-2-1. 发票(発票)

発票は中国政府税務当局が正式に認めている領収書。正式名称は「増値税発票」と言い、さらには「増値税普通伝票」と「増値税専用伝票」と2種類あります。

普通伝票と専用伝票の違いは、仕入れ控除や輸出還付が出来るか出来ないかなどによりますが、サービス業でも規模の大きな会社は専用伝票を発行しています。ちなみに中国の「増値税」は、日本の「消費税」に該当しています。中国にも消費税という税はありますが、これはどちらかというと贅沢品に課される税です。

話が少し逸れましたが、上述の通り中国国内での経費処理においては、この発票がなければ税務上、経費として処理することが認められていません。

また、この発票には当局指定の紙、指定の端末、指定の印刷機、指定の印鑑があり、それらを使用していない発票は認められていません。

さらには、この一連のセットを受け取るためには、中国で正式に登記されている法人が必要なため、営業資格のない組織や個人から商品を購入したい場合、どこかの資格のある法人に代理発行をしてもらう必要があります。

発票の発行には必要な情報があるので、それらを事前に準備しておきましょう。

<必要情報>

  • 发票抬头 / 公司名称(会社名称)
  • 公司税务登记地址(会社の税務登記住所)
     ※実際の住所と税務登記の住所が異なる場合があるので注意が必要
  • 公司电话号码(会社の電話番号)
  • 开户银行名称(会社使用の銀行名称)
  • 开户银行帐号(会社の銀行口座)
     ※振込で使用する口座番号とは異なる場合があるので注意が必要
  • 统一社会信用号码(統一社会信用コード)
     ※工商局での会社の登記番号と税務局での税務登記番号を兼ねたもの

また、発票の紙は税務登記している場所の近くの国税局にわざわざ取りに行く必要があります。在庫が無くなりそうだから、と余裕のある段階で取りに行くことは許されておらず、在庫が完全に無くなってからでなければ取りに行くことはできません。

そのため、例えば飲食店などから発票を受け取りたいにもかかわらず、その場ではもらえずに後日郵送でしか対応できない場合もあります。そうした場合はどうすれば良いのか、事前に会社とは相談しておきましょう。

発票は海外法人に対しても発行してもらえますが、税務登記番号が必要になります。個人でも必要な場合は適当でも良いので、13桁の数字(上述の統一社会信用コード)を税務局に伝える必要があります。

発票にはもう一種類、簡易発票と呼ばれるものがあります。こちらは、タクシーやカフェ・ファストフード店などで発行してくれるもの。この簡易発票も経費として処理することが可能です。ただし、宛名の会社名を記載することができないので、会社によっては好ましくないかもしれません。こうした場合はレシートと一緒に会社に提出しましょう。

発票には通常の英数字による金額だけでなく、大写と呼ばれる漢字を使った金額も印字されています。中国ゼミの記事で簡体字の大写もご紹介しているので、是非参考にしてください。
発音付|読み方から応用まで!中国語の数字まるわかりガイド

2-2-2. 收据(収拠)

收拠(收据)は、法人登録していない事務所などが発行する領収書で、手書きで発行します。中国国内では経費として算入することは認められてはいませんが、会社によっては経費として処理してくれます。日本法人ではもちろんこれでも経費精算は可能ですので、是非もらっておきましょう。

2-2-3. 小票(レシート)

小票は日本でいうところのレシートですが、経費として処理してくれるかどうかは、会社によって異なります。発票も収拠も発行してもらえず、レシートしか無い場合でも精算できるかどうか、会社に確認しておいてください。

2-3.「領収書かレシートをください」

会社によっては領収書でもレシートでも、経費として認めてくれます。どちらかをもらうときは、以下の表現方法が便利です。

領収書かレシートをください。
Qǐng gěi wǒ shōujù huòzhě xiǎopiào
请给我收据或者小票。
チン ゲイ ウォ ショウジュ フォヂェァ シァォピィァオ

2-4. 金額の数字に間違いはないかチェックする

他意はなくても領収書の発行に慣れていないアルバイト店員の場合は、慌てて領収書の金額を間違って記載する恐れがあります。万が一領収書の金額が間違っていた場合は、正しい領収書を再発行してもらいましょう。そのようなときには、以下のフレーズが便利です。

領収書を再発行してください。
Qǐng chóngxīn kāi fāpiào
请重新开发票。
チン チョンシン カイ ファピィァオ

2-5. 偽物の領収書には注意する

売り上げを誤魔化したり、脱税をするために偽物の領収書を渡す人もいるので注意が必要です。しかし中国の領収書に慣れていない日本人の場合は、その領収書が本物か偽物か分かりません。

会社の経理に中国の領収書に詳しい人がいたら、正しい領収書のポイントを教えてもらいましょう。それだけでも、偽物の領収書を見抜きやすくなります。

2-6. レシートは断る

何も言わなければ、レシートしか渡さない店員はいるでしょう。しかし会社によっては、レシートを正式な領収書として認められないケースがあります。レシートでは経費として処理できない場合は、正式な領収書を発行してもらいましょう。

2-7. 発票に会社名を記入してもらう際の留意事項

日本と同様で、会社名を知らせるには名刺を渡すのが一番簡単です。ただし、中国国内で登記されている企業は全て簡体字を使って登記していて、英語名やその他外国語の文字を使用して登記することができません。そのため、発票に英字の印字もできないというシステム上の不都合があります。

中国現地法人を有しておらず、中国名を持っていない法人にもかかわらず発票を発行してもらいたい場合は、事前に簡体字での会社名を準備しておくとスムーズです。簡体字への当て字でも中国語への直訳でも構いません。

3. 発票も電子化の流れが来ている

WeChatPay(微信支付)アリペイ(支付宝)での支払い可能により、キャッシュレスが急激に進行している中国。発票の発行においても電子化が進んでおり、アプリを使って購入したものなどの多くは電子発票が発行可能になっている流れになっています。こうした場合でも発行に必要な情報は従来の発票と同じで、レジで電子発票の申請を要求される場合もあります。事前に必要な情報を準備しておきましょう。

 

領収書は忘れずに発行してもらおう

ビジネスで中国に来た場合は、発票・収拠・レシートのいずれかは必ずもらっておきましょう。慣れない土地で領収書をもらうのは、最初は難しいかもしれませんが、基本的な例文を覚えたら何とかなります。

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