日本語で電話をするときには、電話をかける方も電話を受ける方も最初に「もしもし」とお互い確認するための言葉がありますよね! 中国語にも同様の言葉があるので、今回は中国語における「もしもし」をご紹介します。
その言葉は超カンタン! 私(ライター:TH 北京生活12年目男子 旧HSK7級)が覚えた中国語の言葉としては「你好(ニーハオ)」「谢谢(シェシェ)」の次くらいだったでしょうか。勉強を本格的に始める前から使っていました。そのくらいカンタンです。
(ただし、漢字でどう書くのかは、中国語の勉強を始めてからようやく知ったのですが。)
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1 中国語で「もしもし」って何言うの?
もしもし wéi 喂 ウェイ |
これだけです!電話を取るときに「喂」と言って電話に出てください。
※ただし、会社で電話を取るときは「喂」は使いません。日本でも会社にかかってきた電話を取る際に「もしもし」と言って出ないのと同様です。会社での電話の流れは、2章の2-2で紹介しているので是非ご覧ください。
・中国語の発音のコツは『中国語の発音基礎|効果的なトレーニング方法|動画・音声付』で解説しています。
・音程の上がり下がり「四声(声調)」のコツは『四声(声調)の発音をマスターする!【音声・動画付】』で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
2 最低限おさえておきたい中国語の電話での会話表現
中国語で電話する時に役立つ会話表現をいくつかの場面を想定して詳しく動画で解説しています。ビジネスや日常等役立つ表現がありますので、合わせてご覧ください。
2-1 プライベートの電話の超基本的な出だし
プライベートの電話の場合、今はほとんどが本人の携帯電話に直接かけることが出来ます。ですから固定電話が主流だった頃と違い、電話を取った相手に「◯◯さんいらっしゃいますか?」と確認する必要がありません。友人や知人の携帯電話にかける場合、「もしもし」の後に、電話番号を掛け間違っていないか、いま通話しても大丈夫かを確認すると丁寧ですね。
<会話例>
小林さん(小林 Xiǎo lín)と張先生(张老师 Zhāng lǎo shī)の会話
2-2 会社での電話の超基本的な出だし
2-1のプライベートの電話の流れとは異なり、会社の固定電話でやりとりするときは一般的に「もしもし」は使いません。また、他の人に取り次いで欲しい、取り次がなくてはならない場合が多いでしょう。その場合のフレーズをご紹介します。
<会話例>
※この流れや表現は日本人向けにとても丁寧なパターンをご紹介しています。実際の場面では「您好」も「请问您有什么需要?」も無く、いきなり「华中贸易」と会社名だけを名乗るケースも多いです。特に中国系企業ではその傾向が顕著です。
『発音付│中国語・日常会話│今すぐ使えるシーン別339例文』
まとめ
日本語での電話の出だしも中国語での出だしも、流れ自体は基本的に似ています。ただし、実際に話してみるとわかるのですが、中国語の方がとても短く話し終えてしまい、日本人の丁寧な感覚からすると「こんなんで良いのか?」と不安を覚えるかもしれません。
日本語で丁寧な会話をすると、必要な言葉や文字数が多くなるので非常に遠回りな会話になりがちですよね。それに対して中国語は漢字一文字に含まれている意味が日本語よりも多くなるため、日本語よりも短い文章と時間で丁寧な会話が成り立ちます。従ってとても簡単で親しみやすいので、是非ご紹介した表現を覚えて実際に使ってみてくださいね。
記事をお読みいただきありがとうございました。
中国語ゼミ読者のみなさまは、
・ネイティブとの会話を楽しみたい
・仕事で中国語を使えるようになりたい
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