中国語の数字「1から10」表記と発音のすべて|音声付

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数字1-10
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語学学習で「数字」を最初に覚える方も多いかと思います。

中国語の数字は誕生日、電話番号、お金など、日常生活でも必ず出てきますし、漢数字など日本と同じ表現もあるのでとても覚えやすいです。

この記事では、

  • 中国語の「数字」の基本的な使い方
  • 領収書に使う「数字」の漢字
  • 日本と異なる指で表す数字

などをご紹介します。

数字が分かるとコミュニケーションの幅も広がります!ぜひ最初に中国語の数字をしっかり覚えて現地で使ってみてください。

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1. 中国語で2種類ある数字表記

中国語では数字表記は2種類あります。1章では、一般的な表記と領収書などにで使われる表記を詳しく紹介します。

1-1. 一般的に使用される「小写 (xiǎoxiě)」

「小写 (xiǎoxiě シァォシェ)」は日本語の漢数字と同じ表記方法。日本人にも馴染みがあるものと言えます。漢数字に慣れていない人でも、読むときに苦労することはないでしょう。

1-2. 領収書などに使用される「大写 (dàxiě)」

「大写 (dàxiě ダーシェ)」で使われている漢字は、日本語でも使われているものがありますが、中には全く使われていない漢字もあります。「大写」の数字によっては、簡体字と繁体字の両方で表すことができます。

「大写」が領収書を書くときに使用されている理由は、書き換えなどの改ざんが難しいためという理由からです。

2. 中国語で「1から10」の発音と数字表記

これからは中国語の1から10までの発音と、表記方法をみていきます。「小写 (xiǎoxiě シァォシェ)」と「大写 (dàxiě ダーシェ)」の両方の表記方法を掲載しているので、ケースによって使い分けてください。

2-1.「1」「2」の表記と発音

小写 (xiǎoxiě シァォシェ)

1

イー

2 Èr

ァー

大写 (dàxiě ダーシェ)

1


(簡体字)
イー

2

Èr
(簡体字)
ァー

2 Èr
(繁体字)
ァー

2-2.「3」「4」の表記と発音

小写 (xiǎoxiě シァォシェ)

3 Sān

サン

4

スー

大写 (dàxiě ダーシェ)

3 Sān
(簡体字)
サン

3 Cān
(繁体字)
ツァン

3 Cān
(繁体字)
シェン

4
(簡体字)
スー

2-3.「5」「6」の表記と発音

小写 (xiǎoxiě シァォシェ)

5

ウー

6 Liù

リィゥ

大写 (dàxiě ダーシェ)

5
(簡体字)
ウー

6
(簡体字)
ルー

6
(繁体字)
ルー

2-4.「7」「8」の表記と発音

小写 (xiǎoxiě シァォシェ)

7

チー

8

バー

大写 (dàxiě ダーシェ)

7
(簡体字)
チー

7
(繁体字)
チー

8
(簡体字)
バー

2-5.「9」「10」の表記と発音

小写 (xiǎoxiě シァォシェ)

9 Jiǔ

ジゥ

10 Shí

シー

大写 (dàxiě ダーシェ)

9 Jiǔ
(簡体字)
ジゥ

10 Shí
(簡体字)
シー

3. 中国語の数字にまつわる表現

次は中国語の数字にまつわる表現をみていきます。ケースによって読み方が異なるので注意が必要です。

3-1. 電話番号やパスポート番号などの場合

中国で電話番号や部屋番号などの数字を相手に伝えるときには、1は(yī イー)と読まず(yāo ヤオ)と発音します。1を(イー yī)と読んでも通用しますが、7(チー qī)と間違われる可能性があるので、1は(yāo ヤオ )と発音した方が無難です。

電話で会話するときは、間違えがあっても気付きにくいもの。初心者の間は一つ一つ数字を丁寧に読むように心がけることが大切です。数字は一つ間違えたら大変なことになる可能性があるので、不安な場合は繰り返し伝えてみてください。

どの外国語でも、電話で正しく伝えること、相手の内容を聞き取ることは難しいですね。中国語も同じで、慣れが必要です。まずは間違いを恐れずに電話での会話にトライしてみてください。

中国ゼミのこちらの記事もご参照ください。
【発音付】見ながら使える!中国語による電話対応の基本表現29

3-2. 西暦を表現する場合

中国語でも西暦で表記されることがあります。西暦の読み方は簡単で、数字を一文字ずつ読んでいけばOK!「0 ゼロ」の場合は、「零 (líng リン)」になります。

1984年
Yī jiǔ bā sì nián
一九八四年
イー ジゥ バー スー ニィェン

2020年
Èr líng èr líng nián
二零二零年
ェァー リン ェァー リン ニィェン

2018年
Èr líng yībā nián
二零一八年
ェァー リン イー バー ニィェン

2018年6月24日
Èr líng yībā nián liù yuè èrshísì hào
二零一八年六月二十四号
ェァー リン イー バー ニィェン リィゥ ユェ ェァーシー スー ハオ

3-3.「1から10」で中国人が好きな数字表現

中国人がもっとも好む数字は「8」です。というのも、中国人にとって「8」は「発(发)」の諧音であるため、発財・発達などの良い言葉を連想させるためです。8は中国語で「八」と表記しますが、字の形から末広がりの意味を表すこともあり、好感を持っている中国人も多いです。

8は中国人にとっては非常に縁起のいい数字とされているので、車のナンバープレートも8が付いているものが好まれます。中国では「8」が入っているナンバープレートは特に人気が高いため、高額で取引されるケースもあるようです。電話番号も8が付いていれば縁起がいいとされていますが、電話番号の数字でまで8を欲しがるのは、日本人が想像する以上に8が好まれている証拠なのでしょう。

2008年の北京オリンピックは8月8日に開幕しましたが、これも縁起を担いだことは間違いありません。再度オリンピックを中国で開催するときも、開幕日は8の付く日付になる可能性が高そうです。

また「9」は中国語で「九(Jiǔ)」と表記しますが、永遠の意味を持つ久(Jiǔ)と同じ発音です。そのような理由があり中国では9も好まれています。

6「六 (Liù)」も中国人が好む数字の一つです。理由は、発音が流(Liú)に似ているから。中国語の「流」は物事が万事順調に流れる意味を表しています。

他に中国人が6を好む理由として、六时吉祥(liú shí jíxiáng)という仏教用語の影響があります。六时吉祥(liú shí jíxiáng)は、日の出から日没までの丸一日を意味する言葉。その意味が転じて、永遠の祝福を意味する言葉になりました。そのような理由で、中国人は6を好むようになったと言われています。

3-4.「1から10」で中国人に避けられる数字表現

中国人が好む数字もあれば、忌避されている数字もあります。日本人と同じように「4」の数字は中国人にとっても、よいイメージの数字ではありません。その理由は「四(Sì)」の発音が「死(Sǐ)」と似ているから。声調は異なりますが、四の発音から死をイメージする中国人は多いと言われています。ビル等の建物における階数の表示でも、「四階」という表示を避けているところはとても多く、エレベーターにおいても表示されてないところもあるほどです。

中国では「4」が付く携帯番号も、嫌われる傾向にあります。しかし4の携帯番号を避ける人が増えてくれば、携帯番号が枯渇する可能性があります。そのため中国では、携帯番号を枯渇させないための議論が始まっています。

同じように、「5」はあまりよいイメージがない数字です。5は中国語では「五(Wǔ)」と表記しますが、「無(Wú)」と発音が似ています。中国語の「無(Wú)」には、無くなるという意味があります。そのような理由で、中国人の間では5のイメージはよくないのでしょう。

4.中国の数字を指で表す方法

数字を指で表す方法「指数字」。実は日本とは違う、中国特有のものがあります。日常生活でよく使われますが、特に市場やお店では、値段や個数を声に出しながら指でも表してくれる事が多いです。特徴的なのは6~10を片手で表すことができること。両手を使わずに数字を表すことができるのはとても便利ですよね! それでは、1~10までの表し方をご紹介します!

1.

2.

3.

写真は日本と同じ表し方ですが、人によっては、中指、薬指、小指を立てる表し方、親指、人差し指、中指を立てる表し方をする人もいます。

4.

5.

6.

ここから日本の表し方とは少し違ってきます。ハワイの「アロハ~」のような形です。

7.

手を握った状態から、まず人差し指と中指を立て、そこに親指を伸ばして当てます。

8.

2本の指で漢字の「八」のような形を作ります。

9.

人差し指の頭を曲げ「9」の形を作ります。

10.

写真はこぶしで表す方法ですが、右手と左手の人差し指を立てて「十」の字にする人もいます。「十」の形を作って、片方の指をトントントン・・としながら「十块钱!(10元!)」と言う店員さんも多かったです。

上海地域では、感覚的にですが半々の割合でした。どちらでも通じます!

ぜひ実践してください。

中国語の数字表現は簡単!

中国語の数字は日本と同じ漢数字が多く、とても簡単でしたね。まずは数字のピンインと声調(4声)の発音さえ覚えてしまえば、自由に数字表現を楽しむことができます。ぜひ1から10は、全て覚えて言えるように練習してみてください。

記事をお読みいただきありがとうございました。

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