中国語のピンインは、外国人学習者にも分かりやすいアルファベットで表示された、中国語の発音記号です。
ピンインの7割はローマ字読みが適用できるため、多くの日本人にとってピンインを理解することはそれほど難しくありません。ただ、ピンインが表す音を正確に発音する、聞いた音を正確にピンインで表記できるようになるためには一定期間の学習が必要となります。
中国語には日本語にない発音があるため、ピンインの学習を始めたばかり時期は発音や聞き分けを難しく感じるかもしれません。まずは正しい発音とそれに対応するピンインをしっかり把握しましょう。
あとはとにかく何度も繰り返し練習。目で、耳で、口で、ピンイン表記と対応する音を身体にしみ込ませるのです。この繰り返し練習こそが、中国語のピンインを正しく習得するための王道にして最短の道です。
ピンインの学習は中国語の学習の最初の段階に始めます。まずはピンインを学習した後で、単語や文章の学習に移ります。中国語を母語としない中国語学習者のみならず、中国人も小学校に入学して中国語の授業で真っ先に学習するのがピンイン。まさに中国語学習の基礎の屋台骨です。
私、フルーエント中国語学院現役トレーナー・ナホが、この記事で中国語の基礎の基礎であるピンインとは何か?から日本人が苦手なピンインの克服法までしっかり解説。この記事を読んで、中国語ピンインマスターを目指しましょう!
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目次
1.【中国語のピンイン】読み方の基本
そもそも日本語にはないピンイン。まずはピンインとはどういうものなのか、構成の要素やピンインの特徴を解説いたします。
1-1.ピンインとは中国語のフリガナに相当するもの
まずはこちらの表をご覧ください。(画像をクリックすると大きく表示されます)
出典:中国ゼミ『【声調別音声付き】ピンイン表(音節表)』
これは「音節表」、もしくは「ピンイン表」と呼ばれる、中国語ピンインの一覧表です。アルファベットの組み合わせで構成されており、その総数は405あります。
中国語の学習初心者のみならず、中級レベルくらいまでは、発音に迷いが生じたらこの「音節表」に立ち返って学習することも多いです。これから中国語を学ぶ人にとっては長いお付き合いになる表です。
中国語は漢字で表記されますが、発音はピンインで表すことができます。アルファベット表記のため、外国人学習者にも理解しやすいですね。中国語の漢字をそのまま見ても発音が想起しづらいものですが、ピンインによって発音を知ることができます。
2-1では、中国ゼミのピンイン表を活用して学習する方法を解説しています。今すぐ、ピンイン表を使って学習したい方は、こちらの章へお進みください。
~中国語学習者だけじゃない、中国人も使う『ピンイン』~
主に子供がすることですが、中国人はピンインを日本語の「ひらがな」のように使うときもあります。
筆者の子供は中国の小学校に通っているのですが、低学年の時、作文で書けない漢字があると、ピンインで表記(例:朝の意味の「早晨」を「早chen」のように)していました。
それでは以下、ピンインとはなにか?を解説していきます。
1-2. まずおさえよう!母音と子音
ピンインを理解する基本として、まず母音と子音を理解することが重要です。
中国語の音は母音と子音の組み合わせでできています。日本語の「あいうえお」に当たる母音を、中国語では単母音といいます。
母音と子音について、分かりやすくするために日本語を例に挙げます。たとえば日本語の「か」をローマ字で書くと「ka」となります。「か」の母音は「a」、子音は「k」です。日本語の母音は6個、子音は16個です。
一方、中国語の母音は36個(単母音、複合母音含む)、子音は21個存在します。
ピンインの母音の発音方法は3章、子音の発音方法は4章で詳しくご説明します。
<母音表>
単母音(7個) | a, o, e, i, u, ü , er |
複合母音(13個) | ai ,ei ,ao ,ou |
ia(ya) ,ie(ye) ,ua(wa) ,uo(wo) ,ǜe(yue) | |
iao(yao) ,iou(you) ,uai(wai) ,uei(wei) | |
鼻母音 n型(8個) |
an, en, ian(yan), in(yin) uan(wan) ,uen(wen) ,üan(yuan) ,ün(yun) |
鼻母音 ng型(8個) |
ang, eng, ong, iang(yang) ing(ying),iong(yong),uang(wang),ueng(weng) |
<子音表>
唇音(しんおん) | b(a), p(a), m(a), f(a) |
舌尖音(ぜっせんおん) | d(a), t(a), n(a), l(a) |
舌根音(ぜっこんおん) | g(a), k(a), h(a) |
舌面音(ぜつめんおん) | j(i), q(i), x(i) |
反り舌音(そりじたおん) | zh(i), ch(i), sh(i), r(i) |
舌歯音(ぜっしおん) | z(i), c(i), s(i) |
中国ゼミのこちらの記事では、母音・子音の発音を効率よくマスターするための方法やおすすめの教材をまとめています。是非ご覧ください。
・母音の発音は『中国語発音の母音|種類、効果的な勉強法、おすすめ教材』
・子音の発音は『中国語の発音|子音を効率よく覚えるコツ・練習法・教材まとめ』
1-3. 中国語の発音は声調とピンインの組み合わせで意味が決まる
中国語のピンインの総数は405個です。実際の中国語の発音の際は、ピンインに声調が組み合わさります。声調は「四声」とも呼ばれる、中国語の”音の上げ下げ”のこと
例えば、「ma」に声調が組み合わさる場合、声調は4種類あるため、以下4種類の発音になります。
第一声:mā 第二声:má 第三声:mǎ 第四声:mà |
声調記号はピンインの母音の上につけるのがルールです。普通話(中国語簡体字表記では普通话、中国語共通語)には声調が4つあり、「四声」と呼ばれています。
1-3-1.中国語はピンインも声調も大事!
中国語はピンインを正しく読んでも声調が異なれば違う意味になってしまいます。
第一声:mā 妈(お母さん) 第二声:má 麻(麻) 第三声:mǎ 马(馬) 第四声:mà 骂(ののしる) |
なので、中国語の発音の際は、声調にも気を付けて発音する必要があります。声調を学ぶ際は五線譜をイメージして練習をすることで、音の高さや抑揚のポイント、強弱をつけるポイントが分かりやすくなります。
筆者はピンインを習い始めた時は、腕や指でエアー声調を描いて(一声は指を横一文字に流す、二声は右上…など)発音練習をしていました。身体で覚えるのでとっさに「あれっ第二声は…?」となった時、指を右上にすると正しい音が出たのでしばらくはこの方法を採っていました。身体にたたきこむにはいい方法だと思います。
四声をマスターする方法については、第2章でより詳しくご紹介します。
『四声(声調)の発音と入力はこれで解決!【音声・動画付】』
1-4. ピンインの多くはローマ字読みができる
ピンインの多くはローマ字読みができます。ローマ字読みできるピンインの具体例を紹介します。
おはよう! Zǎoshang hǎo 早上好 ザオシャンハオ |
こんにちは! Nǐ hǎo 你好 ニーハオ |
おやすみなさい Wǎn’ān 晚安 ワン アン |
「早上好」「你好」「晚安」。これら3つの挨拶のピンインは、ローマ字読みで表せます。中国語ネイティブの発音とまったく同じというわけではないですが、ローマ字読みが適用できるピンインは全体の7割ほどを占めます。
2. 四声をマスターする方法
「四声」とは、第1章でお伝えしたように、中国語の4つの「音の上げ下げ」のことです。
第一声:mā 第二声:má 第三声:mǎ 第四声:mà |
皆さんは、初めて中国語を聞いた時、日本語よりも抑揚がある言葉だと感じませんでしたか?その感覚は正解です。日本語よりも、発音に高低差があります。この四声をマスターすることが、中国語学習者にとって最も重要なことのひとつと言っても過言ではありません。なぜなら四声が変わることで、単語の意味も変わってしまうからです。四声を間違えてしまうと、「伝えたいことがなかなか伝わらない・・」なんて事も。
四声をマスターするためには、まずは音のイメージを理解して、お手本をマネしながら音の上げ下げを練習することです。マスターするまで根気強く練習をして、伝えたい事を伝えられるようにしていきましょう。
2-1. 声調(四声)とは
それでは、そんな重要な四声を一つ一つ詳しく解説していきます!音声もありますので、良く聞いて、ひとつひとつ声を出し練習を重ねていきましょう。
2-1-1. 第一声 māの発音
mā |
第一声のイメージは、電話で話している際、相手が先に切った場合の「プップップッ~」という電子音です。まっすぐに、わりと高めの音を出します。普段の声よりももう1段高い音を出すつもりで発音しましょう。
2-1-2. 第二声 máの発音
má |
不良高校生が怒って聞き返すときの「あぁ!?」というイメージです。笑 短くグッと上げるのがポイントです。ゆっくりと発音してしまうと、日本人の場合は下の三声と間違われることが多いので、短く一気に上げるように意識しましょう。
2-1-3. 第三声 mǎの発音
mǎ |
ガッカリしたときの「あ~ぁ」のイメージです。最初から最後まで低い音で抑えるのがポイント。声調記号ですと、下がってからまた上がるように記載されていますが、低く抑えるイメージです。三声は、「半三声」といって、下げた状態から上がらずに抑えるように出すことがほとんどです。最初から「半三声」で練習するのが効果的です。顎を引くと発音しやすいです。三声は、低い音を出す。それを意識するといいでしょう。
2-1-4. 第四声 màの発音
mà |
カラスの鳴き声「カーッ!」のイメージです。素早く思い切って落とすのがポイントです。決してやさしく言おうとはせずに、きつい印象になるくらいに一気に音を下げます。
2-1-5. 軽声 maの発音
軽声は、特に音程の上げ下げはなく、軽く添えるように出す音です。軽く、短く発音します。軽声は他の声調の後に続くことはありますが、軽声が最初に来ることはありません。2音節の単語では、最初の単語の声調があっていれば通じますし、ネイティブでも軽声は曖昧な時があるので、「軽声が発音できない!」とあまり悩む必要はありません。
2-2. 変調ルール
・三声✕三声
第三声が連続するとき、前の第三声は第二声に変えて発音します。声調符号の表記はもとの第三声のままにしておき、発音するときに第二声に読みます。
このような変化は、単語の内部だけではなく “nǐ hǎo ma ?”→ “ní hǎo ma ?”(你好吗? あなたはお元気ですか?)のような2単語間でも同様におこります。
また、2つ目の第三声が軽声に読まれる場合にも、原則として前の第三声は第二声に変わります。(例)“nǎ lǐ” →“ná li” (哪里 どこ)
ただし、“jiějie”(姐姐 お姉さん)“yǐzi”(椅子 いす)など、親族の名称や接尾語“zi”(子)のついた名詞などの変化しないものもあり、これらは第三声(半三声)+軽声で発音します。
・“一”と“不”の声調変化
“一”と“不”は、実際に発音するとき声調変化を起こします。ただし辞書やテキストなどでの表記上は一般的に元々の声調“一(yī)”また“不(bù)”と、元の声調で表記するルールになっていますので発音の際に注意が必要です。お手本をよく聞いてまずは練習。慣れていきましょう。
≪一(yī)の声調変化≫ ①後ろに、一、二、三声が続くときは、四声で発音します。 例:一枝 yīzhī → yìzhī ,一台 yītái → yìtái ,一起 yīqǐ → yìqǐ ②後ろに、四声が続くときは、二声で発音します。 ③後ろに「四声が軽声になったもの」が続くときは、二声で発音します。 ④語の最後に位置するときは、元の一声のまま発音します。 ⑤序数、また数字を棒読みするときは、元の一声のまま発音します。 |
≪不(bù)の声調変化≫
“不”は後ろに四声が続くときは、二声に変調して発音します。 |
2-3. 効果的な四声の練習方法
日本人が4つの声調をきれいに出すには、まずは「口を大きく動かし、大きな声で自信を持って発音すること」。中国語は思っている以上に口を大きく動かします。日本語はあまり口を開けなくても発音できる言葉なので、最初は意識的に大きくした方が良いです。そして、声調をはっきりと伝える為には中国人になりきったつもりで自信を持って発音しましょう。
2-3-1.「音の高さ」「音の長さ」「音の強さ」を意識する
中国語の声調を学ぶ際は五線譜をイメージして練習をすることで、音の高さや抑揚のポイント、強弱をつけるポイントが分かりやすくなります。
以下のポイントを少しオーバーにやるイメージです。
上記のように、音程に変化があるだけでなく、そもそもの音の高さが一声から四声までで違います。一声は高い音で、三声は低い音です。
特に日本人が苦手なのは、二声と三声です。上記のポイントを押さえてはっきりと区別して言えるようにしましょう。
2-3-2. 学習の冒頭で20パターンの基礎トレを習慣に
四声(声調)の学習で肝となるのが、四声と四声の組み合わせである「20パターンの四声」です。この20パターンを毎日の中国語学習の冒頭で必ず練習します。
どうしても声調がブレてしまったり、声調のイメージが付きにくい場合は、1章でお伝えしたように、指で一声~四声を表しながら発音することもお勧めです。ノートに声調を書きながらでも良いです。とにかく五感をフルに使って声調のイメージを固めていきましょう。
中国語を学習し始めてからの2ヶ月くらいは毎日練習を徹底的に行い、完璧だと思えるまで練習しましょう。
2-3-3. テキストには声調記号をしっかり記入する
初級者から中級者の間は、テキストに必ず声調記号を書き入れましょう。ピンインと声調記号がすでに書かれているテキストであっても、漢字の上にも再度自分で声調記号を書き入れます。
また、教材に声調を書き込む際には、自分の苦手な声調は目立つように色分けして書いたりすることも大切です。
ピンインと声調記号を見ながらきちんと発音ができるようになってからは、ピンインは見ずに漢字と声調記号のみを見て発音できるように練習していきます。
2-3-4. シャドーイング中心に学習する
発音の練習は、「シャドーイング」という方法を中心にします。
シャドーイングの詳しいやり方は『シャドーイングで語学をマスターする方法』をご覧ください。
シャドーイングとは、音を聞きながら自分も同じように0.3秒くらい遅れて、音についていくようにマネをしていく練習方法です。
何度も同じ音源・テキストを繰り返し聞き、口から出す作業をすることで、中国語を身体に染みこませていきます。
学習法というより、練習法、筋トレのようなものと言った方がいいかもしれません。 語学はよくスポーツに例えられます。スポーツは、やり方の動画を見て、教則本を見ただけでは上手くなりません。自分で何度も実際に身体を動かしてやってみる、素振りをして正しいフォームを身体に染み込ませることで、本番(試合)で使える技術が身につくのと、語学も同じです。
声調の練習の際にも、自分で練習するのではなく、必ず正しい見本を聞きながら、さらにピンインや声調記号も見ながら丁寧に練習していくことが重要です。
その際に使う機材は、「ワンタッチリピート機能」や「学習機能」がついたICレコーダーなどの録音機材が便利です。3-3章でより詳しくご紹介します!
3. ピンインの読み方をマスターする方法
中国語を正しく身につけるための第一歩として、ピンインを正しく身につけることが必要不可欠です。最初はきれいな中国語の発音が出せず・聞き取りもできずと、難しく感じるかもしれませんが、それはこれまで自分の中になかった音なので当然のことです。
特に大人になってからの語学勉強では、初期に正しい発音を徹底して学ぶ必要があります。発音の習得が危ういままで学習が進むと、長めフレーズの中国語が聞き取れなかったり、中国語でのコミュニケーションに支障をきたしてきます。そうすると、結果的に中国語の上達は伸び悩み、再度ピンインから学習し直しになってしまいます。
~中国語は、『正しい発音』を学ぶことから始めよう~
私の中国語トレーナーの経験から言いましても、一度間違って習得したピンイン(発音)は修正するのに習得の2倍、3倍は軽くかかります。
そんな事態にならないためにも、ピンインは最初にしっかり・じっくり・何度も回数を重ねて取り組みましょう。ピンインは正しく練習すれば必ず身につきます。かけた時間の分、正しい発音の財産となって還ってきます。
ピンインをマスターするための学習時間の目安は1日1時間のトレーニングを最低1ヶ月間です。
それではピンインをマスターするためにはどのような方法があるのでしょうか。
3-1. 中国ゼミサイトにある【声調別音声付き】ピンイン表(音節表)を活用する
ピンインの学習は正しい発音と一緒に学ぶことが重要です。中国語ゼミのサイトには声調別音声付きの音節表が公開されています。
出典:中国ゼミ『【声調別音声付き】ピンイン表(音節表)』
こちら、『【声調別音声付き】ピンイン表(音節表)』では、すべての発音音声を聞くことができます。表の中の青文字をクリックすると音声が出ます。こちらを活用して、発音確認・練習にお役立てください。
「列トレ」をクリックすると同じ母音のピンイン発音音声が、「行トレ」をクリックすると同じ子音のピンイン発音音声がそれぞれ連続して再生されます。
それぞれ声調つき音声も公開されていますので、このサイトで中国語の全ての音が確認・練習できることになります。
私が面白いと感じるのは、表内で水色表記されている発音。これらは一般的に日本人が苦手とする発音です。
しっかり注意して聞き、記事の解説をよく読み、自分で発音できるようになりましょう。
PCからの方が見やすいですが、この表はスマートフォンからもアクセスできます。ブックマークして「この発音なんだっけ?」と思ったらすぐこの表から発音音声を確認するクセをつけると、正しい中国語の発音を早く身につけることにつながります。
3-2. ピンインの練習方法
ピンインの練習方法は、以下3つを原則として行います。
個別にご説明します。
ネイティブの口の形を真似し、鏡を見ながら口の形をチェックする
中国語の発音は日本人が思っているよりも口の形や動きが大きいです。ピンイン練習初めの頃は日本語の口の動きで練習しがちなため、ネイティブの口の動きを確認し、自分の発声時は鏡を見て、その通りの口の形や動きができているか確認します。
最初は単語の意味よりも、ピンインと四声に注目してトレーニングする
初学者さんの場合、単語の意味を追っているとそれで頭がいっぱいになり、口や舌の動きや息の加減まで追いつきません。ピンイン練習時は中国語の音を習得する!と割り切り、発音トレーニングに集中しましょう。
自分の発音をチェックする。ICレコーダーなどに録音して、苦手な音は繰り返し練習する
自分の発音を必ず自分の耳で確認しましょう。中国語のプロでなくても、自分の発音がお手本の音と違うか同じなのかの判断はできます。「自分の声を聞くなんて…」と思われるかもしれませんが、これが効果絶大なのです。ぜひ、ご自身の声を録音し、おかしいところは修正を図りましょう。
3-3.ピンイン学習の便利ツール・ICレコーダーを活用する
録音便利ツールがICレコーダーです。私がトレーナーを勤めるフルーエント中国語学院の受講生さんもICレコーダー使用推奨で、発音コーチングの際にも活用方法をお伝えしています。
ICレコーダーはオリンパス「ボイストレック」のVシリーズなどをオススメしています。
ICレコーダーをおすすめする理由は以下の3点です。
- 繰り返し練習のための「ワンタッチリピート機能」がある
- 自分や講師の声を確認するための「録音機能」がある
- シャドーイングのときに使える「スピード調節機能」がある
スマートフォンにも録音機能はあります。語学学習にフォーカスした各種アプリもリリースされています。ただ、スマートフォンは、電話やメール、SNSなど、学習の集中力が途切れる要素がたくさんあるのも事実。スマートフォンの録音機能は外出時などのサブとして活用し、メインで語学学習用のICレコーダーを用意し、集中して練習に取り組みましょう。
ピンインの習得は地道な練習あるのみ。中国語はまず発音の仕方をマスターすれば、その後は順調に上達していきます。
中国ゼミを主催する「フルーエント中国語学院」では、映像を見てまねるだけで中国語の正しい発音が身につく教材、「見てマネ60」という教材を販売しています。こちらもぜひご活用ください。
私の受講生さんも購入されている方が多く、「この発音はこうすればよかったんだ!目からうろこ!」と好評です。こちらの動画では、「見てマネ60」がどんな教材なのかを詳しくご説明していますので、ご覧ください。
次章では、ピンインの発音のコツを詳細に解説。フルーエント学長・三宅裕之も出演している動画を使い、ピンインの発音を解説していきます。
動画の中の口の動きや発音のポイントに注意し、この記事を読み進めながら発音練習をしていきましょう!
4. 【中国語のピンイン】母音の読み方のコツ
母音は日本語では「あ、い、う、え、お」の5つですが、中国語の母音には7つの単母音・13の複合母音・16の鼻母音で合計36種類の母音があり、日本語よりも数が多いです。
4-1. 単母音
単母音は、「a」「o」「e」「i」「u」「ü」「er」の7つ。そのうち、「e」「ü」「er」は日本語にないため、多くの日本人が苦手とする音です。それぞれの発音のポイントを紹介します。
a | 日本語の「ア」よりも口を大きく開ける明るい音 |
o | 日本語の「オ」よりも口を丸く突き出す |
e | 「エ」の口の形のまま、喉の奥から「オ」の音を出す。「ウ」と「オ」の中間のようなあいまいな音。 |
i | 唇の端を引き「イ」と発音する |
u | 日本語の「ウ」よりも口をすぼめて発音する |
ü | アヒルのように口を少し横にすぼめて「ユ」の口で「イ」という |
er | 単母音のeの発音のあと舌を反らせて発音する。 |
中国語の単母音については、こちらの動画で解説!
4-2.複合母音
複合母音とは一つの音節に2つ以上の母音が含まれる音です。発音の特徴で分けると以下の通りになります。
発音スタイル | 発音の特徴 | ピンイン |
しりすぼみ型 | >前をやや強く | ai ,ei ,ao ,ou |
発展型 | <後ろをやや強く | ia(ya), ie(ye), ua(wa), uo(wo), ǜe(yue) |
ひちもち型 | ◇真ん中をやや強く | iao(yao), iou(you), uai(wai), uei(wei) |
声調とピンインが組み合わさると、ローマ字読みと異なる読み方になるピンインがありますので注意が必要です。
例えば、「iu」は、四声の第3声と第4声と組み合わさると、間に小さい「o(ォ)」が入っているように聞こえます。中国語の数である「六(liù リィゥ)」や「九(jiǔ ジゥ)」はネイティブが話すと、実際「リォゥ」や「ジォゥ」のように聞こえます。中国人が話す六、九をよく聞いてみてください。
動画を見るときも微妙な変化に注意して練習しましょう。小さな「オ」、聞こえてきましたか?複合母音はこちらの動画で解説!
4-3.鼻母音(びぼいん)
鼻母音は中国語書学者の日本人はまず区別できない音です。鼻母音には16個ありますが、発音し終わりは2パターンで、「n」でおわる鼻母音と「ng」でおわる鼻母音があります。
「n」と「ng」の発音の習得は意識すれば割と早い段階ででき、その後「ng」の発音の際、自分の鼻で音が響く感覚も身に着くことでしょう。ただ、中国語の音を聞いて一発で「これは『n』、これは『ng』」と聞き分けができるようになるまでは一定の練習時間を要します。
鼻母音のポイントとして、「n」でおわる鼻母音は、舌を上の歯の裏につけ、鼻から抜ける音になります。日本語で、「案内」の「アン」の音を言う際の舌の位置に注目してみてください。それがピンイン「n」の音です。
「ng」でおわる鼻母音は、口を大きく開けっ放しで、舌の奥を喉の奥につけて終わる音です。日本語で「あんこ」や「案外」というときの「アン」がこれに相当します。意識してみると、口が開けっ放しになって「アン」と言っていて、「案内」の「アン」の時とは違いますよね!
下の表で16個の鼻母音をご紹介します。発音する際は、ピンイン終わりの「n」と「ng」の違いを意識して発音してください。
鼻母音(n型) | |
an | 大きな口を開けてaというものの、発音終わりは舌を上前歯の裏につけます。「案内」のアンの音です。 |
en | 「エン」に近い音。発音終わりに舌を上の歯の裏に当てて「ン」と発音します。 |
ian(yan) | ローマ字読みでないピンイン。「a」は「エ」と読みます。「イェン」と発音します。 |
in(yin) | 「印刷」の「イン」を発音する感じです。 |
uan(wan) | 「u(ウ)」の音からスタート。口すぼめ→口を大きく開けたaへ移行し、発音終わりに舌を上の歯の裏に当てます。 |
uen(wen) | 口をすぼめて「ウエン」の音を出します。 |
üan(yuan) | ローマ字読みでないピンイン。口をすぼめて舌を下げてしっかりüの音を出しましょう。発音終わりの「n」も忘れずに。 |
ün(yun) | 「 ü 」と「n」。「 ü 」の音のあとに舌の先を上の歯の裏につけて「n」を発音します。 |
鼻母音(ng型) | |
ang | 言い終わりは口を大きく開ける「アン」。「案外」のアンの音です。 |
eng | 単母音の「e」にngを足しますが「エン」とは発音せず曖昧な音を出します。発音終わりは、口を開けっ放しで「ン」と言います。 |
ong | 「オ」は口を縦にしっかりあけます。言い終わりは口を開けっ放しにします。 |
iang(yang) | 「イアン」に近い音です。言い終わりは口を開けっ放しに。 |
ing(ying) | 口を横にひいて「イ」、長めに発音し、最後は言い終わりは口を開けっ放しに。「イーン」の音です。 |
iong(yong) | 「イオン」というイメージで音を出します。 |
uang(wang) | 「ウアン」という音をイメージしながら口を開けっ放しにします。 |
ueng(weng) | ローマ字読みでないピンイン。「eng」の前に「u」がついています。 |
鼻母音はこちらの動画でも解説しています!
5. 【中国語のピンイン】子音の読み方のコツ
中国語の子音は21個あり、下記のように分類されます。
唇音 | b(o), p(o), m(o), f(o) |
舌尖音 | d(e), t(e), n(e), l(e) |
舌根音 | g(e), k(e), h(e) |
舌面音 | j(i), q(i), x(i) |
反り舌音 | zh(i), ch(i), sh(i), r(i) |
舌歯音 | z(i), c(i), s(i) |
この中で日本人学習者にとって注意が必要な子音は「反り舌音」と「舌歯音」の区別です。日本人が苦手とする音で、最初のうちは上手く発音できないことが多いでしょう。この記事内では発音方法を動画でも解説していますので、発音のコツをしっかり習得しましょう。
5-1. 子音(唇音:しんおん) b p m f
子音(唇音) b p m f | |
b(o) | 閉じた唇から貯めた息を出す。 |
p(o) | 閉じた唇から貯めた息を、bの発音よりも強く破裂させるように 吐き出すイメージで。 |
m(o) | 閉じた唇からスタート。鼻の奥を少し振動させるいイメージ |
f(o) | 英語のfに近い。下唇を軽く噛んでから発音する |
子音 b p m fはこちらの動画で解説!
5-2. 子音(舌尖音:ぜっせんおん) d t n l
子音(舌尖音) d t n l | |
d(e) | 舌を上前歯茎につけ、弾ませるようなイメージで発音する |
t(e) | 舌を上前歯茎につけ、息を勢いよく出して発音する |
n(e) | 鼻の奥を少し振動させて発音する |
l(e) | 舌の先を上前歯茎にあて、素早く離して「le」。ラララ~と歌う時の下の使い方と同じ |
※d t n lの際の後ろの音「e」もしっかり意識して発音練習をしましょう!
子音 d t n lについては、こちらの動画で解説!
5-3. 子音(舌根音:ぜっこんおん) g k h
子音(舌根音) g k h | |
g(ge) | 喉の奥から息を吐き出すように |
k(ke) | 喉の奥の方から息を吐き出すように、息を強めに出す。 |
h(he) | 喉の奥の方から息を吐き出すように、「e」の音をはっきりと |
子音 g k hについては、こちらの動画で解説!
5-4. 子音(舌面音:ぜつめんおん) jqx
子音(舌面音) jqx | |
j(i) | 舌を下の歯の付け根につけ、口を左右にしっかり引く |
q(i) | 舌を下の歯の付け根につけ、口を左右にしっかり引く、息を強めに出す。 |
x(i) | 舌を下の歯の付け根につけ、口を左右にしっかり引いて「シー」と発音 |
子音 j q xについてはこちらの動画で解説!
5-5.子音(そり舌音)zh ch sh r
子音(そり舌音)zh ch sh r | |
zh(i) | 歯を置く場には触れない程度に軽くかみ合わせる。舌を上あごに押し当て、一旦息を溜め、舌を少し離した隙間から「ヂー」の音を出す |
ch(i) | zhiの口の形と舌の位置・動きで息を強めに出す。 |
sh(i) | zhiの口の形と舌の位置・動きで「シ」の音を出す。 |
r(i) | 「shi」の音の後ろを伸ばし続けた時に残る「イー」の口で「リー」という音を出す。舌の動きに注意。 |
そり舌音zh ch sh rについては、こちらの動画で解説!
5-6.子音(舌歯音:ぜっしおん)zcs
子音(舌歯音)zcs | |
z(i) | 唇をやや左右に引き、舌先は上下の歯が完全にかみ合ってない前歯のすき間に置き、歯と歯のわずかなすき間から「ズ」と発音 |
c(i) | ziと同じ口で、息を強く出しながら「ツ」と発音する |
s(i) | ziと同じ口で、息を強く出しながら「ス」と発音する |
子音 z c sについては、こちらの動画で解説!
中国語の子音を発音するときは、有気音と無気音の区別をすることも大切です。
有気音(p,t,k,q,ch,c) | 息を強く出して発音する 子音を思い切って破裂させる ※有気音の方を注意して練習しましょう。 |
無気音(b,d,g,j,zh,z) | 息をおさえて発音する 母音まで発音すると同時に息を全部吐き出す |
有気音と無気音については、こちらの動画で解説!
6. 日本人が苦手なピンインの解説と克服のコツ
ピンインの中には、日本人にとって習得しづらいものがいくつかあります。それらのピンインの読み方解説や克服方法をお伝えします。
6-1. ローマ字読みと違うピンイン
ピンインの7割はローマ字読みで通用しますが、残りの3割はローマ字読みができません。たとえば、カタカナ表記をしますと、「si」の「i」は「イ」と読まず、全体で「スー」と読み、「le」の「e」は「エ」でなく全体で「ラ」に近い音、「nian」の「a」は「ア」でなく、全体で「ニィェン」と読みます。
ローマ字読みできないピンインは以下です。
e | 「エ」の口の形のまま、喉の奥から「オ」の音を出す。「ウ」や「オ」と聞こえるようなあいまいな音。 |
ü(yu) | アヒルのように口を少し横にすぼめて「ユ」の口で「イ」という。 |
ian(yan) | 口を大きく開けて「イェン」という。「a」は「ア」と読まず、「イァン」ではないので注意。 |
zi | 唇を左右に引いたまま「ズ」という。「ジ」ではないので注意。 |
ci | 唇を左右に引き、息を出しながら「ツ」という。「チ」ではないので注意。 |
si | 唇を左右に引き「ス」いう。「シ」ではないので注意。 |
中国語の音は母音と子音の組み合わせでできています。日本語の「あいうえお」に当たる母音を、中国語では単母音といいます。
単母音とは「a」「o」「e」「i」「u」「ü」の5つ。この内、「a」「o」「i」はローマ字読みに近いです。
ローマ字と違うポイントは、母音が重なる「複合母音」というものがあるところです。母音が2つあるピンインは二重複母音、3つあるピンインは三重母音といいます。
複合母音の場合、ローマ字読みができなくなることがあります。
たとえば、「a」は他の母音と重なることで「ア」ではなく、「エ」と発音するケースがあります。「nian」の場合は「a」の音が「ェ」に変化し、「ニィェン」となります。明確に分かる違いなので、パターンさえ覚えれば発音しやすいピンインです。
6-2. 重点攻略!日本人が苦手な5つのピンイン
下は日本人が苦手とするピンインです。母音編・子音編それぞれ5つピックアップしました。この各5つは動画も参考にしつつ、特に徹底して練習しましょう。
《日本人が苦手とするピンインベスト5》
〈母音編) | 〈子音編) |
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|
これらは、日本語には無い口の形や舌の位置を使って発音する音の為、日本人にとっては難しい・苦手に感じる音です。ピンインを学習し始めの時は難しく感じますが、理論的な解説や動画を使って発音方法を把握し、何度でも練習を積めば正確に習得できます。この記事の解説や説明動画を使えば効率的に学習できます。以下、個別に解説していきます。
6-2-1.「e」の読み方
「エ」の口の形のまま、喉の奥から「オ」の音を出します。「ウ」と「オ」の間の音に聞こえるようなあいまいな発音になります。
6-2-2.「er」の読み方
「er」を発音するときは最初に唇の端を横に引いて「オ」と発音してから、舌を上顎のに向けて持ち上げて「r」を発音します。最初から舌を反ると正しい発音にならないので、「e」を発音してから舌を反ることがポイントです。
6-2-3.「ü」の読み方
「ü」の発音は、最初に日本語の「ユ」の口の形を作り、それから「イ」と発音します。「イ」を発音するときに舌の上から細く息を吐くと自然な「ü」の音になります。
6-2-4.「u」の読み方
「u」の発音は日本語の「オ」の口の形を作り、「ウ」の音を発音をします。
6-2-5.「eng」の読み方
「eng」の発音は、単母音の「e」と「ng」を組み合わせて発音しますが「エン」ではなく、1-4-1でご説明した曖昧な母音の「e」の音になります。
6-2-6.「zh」の読み方
日本人の苦手な反り舌音です。「zh」の発音は、奥歯を置く場には触れない程度に軽くかみ合わせる。舌を上あごに押し当て、一旦息を溜め、舌を少し離した隙間から「ヂー」の音を出します。
6-2-7.「sh」の読み方
こちらも、日本人の苦手な反り舌音です。「zh」の発音の時と同じ口と舌の動きで「シー」と音を出します。舌はどこにもつきません。イメージとして、「シ」がかすれたような音になります。
6-2-8.「r」の読み方
反り舌音です。奥歯を噛み合わせたまま舌を向かって剃り上げて、隙間から息を漏らすように「リ」の音を出します。舌は口の中のどこにもつかないようにします。「リ」に濁点がついたような音になります。
6-2-9.「ch」の読み方
「ch」の発音は、「zh」の有気音になります。「zh」の発音の時と同じ口と舌の動きで、かつ息を勢いよく出しながら「チ」といいます。
6-2-10,「f」の読み方
「f」の発音は、英語の「f」の発音に近いです。下唇を少し噛むようにして隙間から息を出します。
6-3. カタカナでは同一表記になるけれど読み方の違うピンイン
中国語には日本語のカタカナでは表記できない音があります。それを区別して習得するためのポイントをまとめました。
6-3-1.「an」と「ang」
「n」と「ng」で終わる音は鼻母音といいます。「an」と「ang」はそれぞれカタカナで書くと「アン」ですが、明確な違いがあります。
an | 口を大きめに開けて「ア」を発音し、その後舌の先を上の歯の裏に当てて「ン」を発音します。 |
ang | 口を大きく開けて「ア」を発音し、その後舌の奥を持ち上げて喉の方に引きながら「ン」と発音します。言い終わりの際、舌の先はどこにもつきません。 |
鼻母音には、他にもen ・eng・iong(yong)・uan(wan)・uen(wen)・ueng(weng)・üan(yuan)・ün(yun)などがあります。特にいい終わり、「n」と「ng」に注意して発音練習をしてください。
鼻母音の発音の仕方と練習動画の紹介は、3-3にもあります。
6-3-2.「ji」と「zhi」
「ji」は舌面音、「zhi」は反り舌音といいます。「ji」と「zhi」もカタカナで表せばどちらも「ジー」ですが、発音するときは明確に区別しましょう。
j(i) | 舌の位置は下の歯茎の裏側に、低く抑えます。唇を左右に引き「ジー」と発音します。 |
zh(i) | 奥歯を置く場には触れない程度に軽くかみ合わせる。舌を上あごに押し当て、一旦息を溜め、舌を少し離した隙間から「ジー」の音を出します。 |
この他にも、舌面音にはq(i)・x(i) 、反り舌音にはch(i)・sh(i)があります。
5章で子音の動画の紹介をしていますので、参考にしてください。
ピンインは口や舌の形・動きを確認し、何度も練習することが大事
中国語のピンインは、発音の仕組みをわかりやすい解説でしっかり理解することが大事です。解説とあわせ、動画で口の開け方、舌の位置や動きを確認するのも効果的。発音の仕方を把握したら、後は繰り返し練習!
最初は「この音なに??」と、戸惑うかもしれませんが、繰り返し練習することで必ず習得できます。ICレコーダーに自分の発音を録音し、お手本のネイティブ音源と比較して違いはどこにある?どうしてネイティブの発音と違うのか?をしっかり検証して練習をしていきましょう。
基礎の発音が少しずつ身についてきたら、声調も加え、単語、短文の発音とレベルアップしていきましょう。
中国語の基礎の基礎であるピンインを学習初期にじっくり学習することは中国語学習において最も王道でかつ効率的な学習方法です。
記事をお読みいただきありがとうございました。
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お世話様になります、とても中国語に関心を持ち、この学習方法なら少しでも話せるかなとも思いました。もっと詳しく知りたいと思いました。
コメントありがとうございました。
まずは発音をしっかりトレーニングしていただくと
後の学習がスムーズに進み、中国語が楽しくなります。
ぜひ、記事で紹介している動画も参考にしてください。
スタッフ一同、応援しています。