たくさん勉強して臨んだ試験が終わったら、早く結果を知りたいですよね。世界共通の中国政府認定中国語試験として認知度が高いHSKの場合、通常郵送で結果を受け取るのは、試験日から約2ヶ月後になります。インターネットならHSK試験日から約1ヶ月後に結果の確認・成績照会が可能です。
この記事ではHSKの結果を確認するにあたっての注意点、HSK成績表の用途などをご案内します。結果は待ち遠しいものですが、今のうちに重要なポイントを確認しておいてくださいね。
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1. HSK試験の結果を知る方法と注意点
それではHSKの結果を知る方法と、注意点を確認してみましょう。
1-1. インターネットで結果を確認する
インターネットでは、HSKの結果が郵送される前にいち早く知ることができます。もしもHSKの結果が郵送で届く頃に旅行に出かけているとしても、事前にインターネットで結果を確認できるので便利ですね。
また、留学のためにHSKが必須の方は、一日も早く結果がわかった方がその後の手続きもスムーズに進められます。
1-2. 試験後、約1ヶ月前後にホームページで成績照会
試験後、約1カ月前後でHSKの公式ホームページ(https://www.hskj.jp/record_inquiry/)から合否の確認、成績照会できます。また照会できるかどうかは公式ホームページのNewsで随時更新されますので、そちらをチェックしましょう。公式ホームページはスマートフォンでも閲覧可能。外出先からでも確認できて便利ですね。
1-2-1. 成績照会の手順
それでは、インターネットでの成績照会の手順をみていきましょう。
URL:https://www.hskj.jp/record_inquiry/
- 「准考証号」の欄に、Hではじまる18桁の半角英数字を入力します
- 「姓名」の欄に、氏名を入力します(漢字の姓名の場合は、姓・名の順に漢字で入力します)
- 「成績を見る」ボタンをクリックする
1-3. ネットで結果を照会するときの注意点
次に、インターネットで、結果を照会するときの注意点をみていきましょう。注意点を前もって知っておくことで、操作中に迷ったときに役立ちます。
1-3-1. 成績照会できるのは2010年実施以降の結果
現時点のHSKの公式ページによりますと、成績照会できるのは2010年実施以降の結果のみです。この内容は将来的に変更になる可能性もあるので、過去の成績はなるべく早めに取得しておきましょう。
1-3-2. ネットでHSK結果が見られない場合
万が一、エラーなどでインターネットでHSKの結果が見られない場合は、まずは姓と名の間にスペースがないかチェックしましょう。姓名が漢字の場合は、必ず漢字で入力することが必要です。半角スペースがある場合、スペースに気付きにくいですが、その場合はパソコンであればバックスペースキーを押してスペースがあるかどうか再度確認してください。
1-4. HSK成績表は試験から約2か月後に郵送される
HSKの成績表は、通常郵送による書面で見ることができます。成績表は受験から約2カ月後を目途に郵送されます。なお成績証明書の郵送は日本国内のみになっており、受験後に海外に引っ越した場合は、成績証明書が受け取れない可能性があります。
海外に住んでいる方が、一時帰国の際に日本でHSKを受験された場合には、日本のご家族もしくは知人の住所をあらかじめ伝えておきましょう。
1-5. HSK5級・6級は成績表に合否の記載は無く点数のみ
HSK5級6級の結果を見て驚くかもしれません。合否の記載がなく、点数のみの記載だからです。一般的にHSKの5級6級の合格レベルは、60%以上の点数獲得とされています。
この結果をどう評価するかは、HSKの試験結果を評価する側の大学や企業側の問題のため、HSKとしては点数のみを証明する考え方に基づいた評価記載になります。
1-6. 成績表は再発行できないので注意
HSKの成績表は原則的に再発行できません。紛失しないよう保管する際には注意が必要です。大学や企業に成績表を見せるときは、まずはコピーを利用した方が安心です。
万が一、再発行を希望する場合は理由によっては有料で可能ですが、簡単に再発行はできないので注意しましょう。詳しくは2-3でご説明していきます。
1-7. 住所不備で成績表が郵送されない場合がある
HSKの成績表は郵送してくれますが、ポストなどに名前の表示がない場合は配達されない可能性があります。一人暮らしの方などで、名前を表示していない方も、受験票・成績報告送付の時期は表札を付けるようにしましょう。また受験後に引っ越しした場合も注意が必要です。引っ越しの前に、必ず転居届けの手続きをしなければいけません。
転居届は早めに手続きしておかないと、事務局の郵送するタイミングによっては、古い住所に送られる可能性があるので、気を付けましょう。
1-8. 海外でHSKを受験した場合
HSKは海外でも受験できます。その場合も、下記のホームページから試験の結果を知ることができます。
『汉语考试服务网』のURL:http://www.chinesetest.cn/ChangeLan.do?languge=jp&t=1536053025010
基本的には准考証号と姓名を入力するだけですが、外部からの不正を防ぐために、識別コードの入力が要求されます。識別コードに入力するのは読みやすい数字なので、識別コードの判別に苦労することはないでしょう。ホームページは最初は中国語で表示されますが、日本語をクリックすることで、日本語でも表示することができます。
『HSKを受験するなら必読!<レベル>の話 1級~6級』
2. HSK成績表の用途、活用する方法は?
これまでは、HSKの成績照会についてお話してきましたが、次にHSKの成績表の用途についてみていきます。用途が分かれば、中国語学習のモチベーションもあがりますね。
2-1. 就職や中国語課程履修の際の証明として使われる
HSKは世界共通の中国政府認定の試験です。中国語を必要とされる求人の多くが、中国語力の証明として、HSKが認められています。
また大学で中国語を第2外国語に選択されている方は、所定の等級の中国語課程の履修を、免除する際の証明にもなります。外国語の試験免除は、中国語の場合HSK6級180点以上。大学生で中国語を勉強している人にとっては、在学中からメリットのある証明ですね。
『中国語検定は就職に有利!活かせる業種と目指すは何級?』
2-2. 中国の大学に留学する証明の有効期間は2年
HSKは外国人留学生が中国の大学に入学するためには必須の試験。スコアや級は、大学によって異なります。有効期間は、受験日から起算して2年となりますので、大学に入ってからも定期的にHSK受験を続けましょう。
中国語検定が日中訳・中日訳の正確さを求められるのに対し、HSKは中国語の実践的な試験です。合否はもちろんのこと、実践的な中国語力を取得するためも、HSK5級・6級を何度も受験して常に最新のスコアを持っていると良いでしょう。
2-3. 成績表を無くしてしまった場合
成績表は原則として再発行はできませんが、理由によっては再発行の対応をしてもらえます。具体的な再発行の手続きをみていきましょう。
2-3-1. 理由によっては再発行可能
成績表を無条件で再発行することはできません。最初に発行依頼理由を伝えて、許可が下りた場合のみHSK日本実施委員会発行による証明書【成績記載内容証明書】を発行してもらうことができます。
成績記載内容証明書を発行してもらうときは、1通につき1,080円(税込)の郵送費用を負担する必要があります。また、この証明書はHSK日本実施委員会独自で発行する簡易的な証明書であり、HSKの正式な成績証明書ではありません。
2-3-2. 「成績記載内容証明書」発行の手順
では、成績記載内容証明書の手続きの流れをみていきましょう。
まずはHSK日本実施委員会事務局(hsk@jyda.jp)へメールで連絡をします。その際に、成績記載内容証明書の発行を依頼する理由を伝えます。発行依頼するときは、下記の情報が必要です。一つでも間違っていると発行できない可能性があるので、正確な情報を伝えましょう。
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上記の必要事項を伝えた後は、HSK日本実施委員会にて「発行依頼理由」を協議します。協議が無事に終了すれば、成績記載内容証明書が発行されます。協議結果がわかり次第、メールにて連絡があります。
HSK結果を知って次のステップに繋げよう
HSKの結果を早く知ることで、履歴書にも早く記載することができますね。とは言っても、履歴書にHSK合格を記載することが最終目的ではないので、HSKの結果を知った時点で、次のステップへ繋げる行動をすることが大切です。
次のステップへ進むには、自分の人生設計を考えておくことが、最も大切です。自分が何のためにどれくらいの中国語力を伸ばしたいのか、自分自身のゴールをしっかりと設定しましょう。
中国への留学が最終目的であれば、勉強したい中国の大学を調べておくことが大切ですね。大学によっても求められるスコアは違いますので注意しましょう。
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記事をお読みいただきありがとうございました。
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