【音声・動画付】これで解決!四声(声調)の発音と入力

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声調(四声)
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中国語学習や、伝わる中国語会話において最も重要なのが、音の上げ下げである四声(声調)です。中国語においては、「a」という音においても、4つの音の変化があります。

さらに、音程の変化によって意味も変わってきます。日本人が中国語を学習する上で、最も重要であり、最初の難関が、この四声(声調)です。さらに、パソコンや携帯で中国語を入力する際にも声調入力ができると便利です。

ここでは、四声の学習と入力に関してお伝えしていきます。

1 動画でわかる中国語の四声(声調)

1-1 日本人と中国人の両方から教わる動画

四声(声調)を理解するのに最も適切な方法は、日本人のトレーナーにコツを教わり、中国人講師の見本を聞くことです。以下の動画は、日本人トレーナーと中国人講師による解説動画です。2万回以上再生されている動画でわかりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

「動画を見ている時間がない」という方はひとまずその下の解説を読んでいただいても構いません。ただ、この2つの動画は、あなたの中国学習を変える動画です。時間がある時にぜひご覧ください。

1-2 【中国語学習法・発音基礎講座】(1) (14分)

1-3 【中国語学習法・発音基礎講座】(2)声調 (34分)

2 イメージでわかる!四声の発音徹底解説

動画以外にも、以下、文章による解説と音声でわかりやすく四声(声調)に関してお伝えしていきます。

finger-icon05_r1_c5それぞれのピンインに四声(声調)の音声が付いたピンイン表はこちらです

2-1 四声とは? 四声と声調は同じもの

四声とは、中国語のひとつひとつの音における「音程の上げ下げ」です。声調と言うこともあれば、合計4種類あるので四声と言うこともあります。

中国語においては、「a」という音においても、4つの音の変化があります。さらに、音程の変化によって意味も変わってきます。

例えば、日本語でも「橋」と「箸」は同じ「ハシ」という音ですが、音程とアクセントの変化によって意味が変わってきますよね。中国語では、すべての音に4つの変化があるのです。

2-2 四声(声調)の重要性

中国語において、四声を正しく発音することは極めて重要です。なぜなら、声調がずれてしまうと意味が変わってしまうからです。たとえば、「ma」という音は、第一声なら「妈(お母さん)」、第二声なら「麻(アサ)」、第三声なら「马(馬)」、第四声「骂(罵る)」となります。このように、意味がまったく変わってくるのです。

中国人の方でも訛りのある言葉を話す方がいらっしゃいますが、発音は多少ずれても、四声がずれることはあまりありません。それほど、正しく四声を発音することは大切なのです。

2-3 4つの声調符号

中国語には、第一声から第四声まで、4つの音の変化があります。それぞれ、

第一声: ā音声
第二声: á音声
第三声: ǎ音声
第四声: à音声

http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/80a9f7231fae4817280c4ba61180608d.mp3

というように、発音の上に音の上げ下げを示す記号を使って表記します。
また、この4つの声調に加えて、「軽声」という、特に音程の変化もなく軽く出す音もあります。軽声の場合は特に記号は何もつけません。

以下、中国語における4つの声調について解説をしていきます。

2-3-1 第一声māの発音(音のイメージと日本人のためのポイント)

i

第一声のイメージは、電話で話している際、相手が先に切った場合の「プップップッ~」という電子音です。まっすぐに、わりと高めの音を出します。

2-3-2 二声máの発音(音のイメージと日本人のためのポイント)

ma2

不良高校生が怒って聞き返すときの「あぁ!?」というイメージです。笑 短くグッと上げるのがポイントです。ゆっくり言うと日本人の場合は下の三声と間違われることば多いので、短く一気に上げるように意識しましょう。

2-3-3 三声mǎの発音(音のイメージと日本人のためのポイント)

ma3

ガッカリしたときの「あ~ぁ」のイメージです。最初から最後まで低い音で抑えるのがポイントです。声調記号ですと、下がってからまた上がるように記載されていますが、低く抑えるイメージです。三声は、「半三声」といって、下げた状態から上がらずに抑えるように出すことがほとんどです。最初から「半三声」で練習するのが効果的です。
三声は、低い音を出す。それを意識するといいでしょう。

2-3-4 四声màの発音(音のイメージと日本人のためのポイント)

ma4

カラスの鳴き声「カーッ!」のイメージです。素早く思い切って落とすのがポイントです。決してやさしく言おうとはせずに、きつい印象になるくらいに一気に音を下げます。

2-3-5 軽声maの発音

軽声は、特に音程の上げ下げはなく、軽く添えるように出す音です。軽声は他の声調の後に続くことはありますが、軽声が最初に来ることはありません。

2-4 日本人が声調を正しく発音するコツ

2-4-1 音の高さ・長さ・強さを意識する

日本人が4つの声調をきれいに出すには、
Ø    音の高さ
Ø    音の長さ
Ø    音の強さ
を意識するとやりやすいです。以下のポイントを少しオーバーにやるイメージです。

上記のように、音程に変化があるだけでなく、そもそもの音の高さが一声から四声までで違います。一声は高い音で、三声は低い音です。

特に日本人が苦手なのは、二声と三声です。上記のポイントを押さえてはっきりと区別して言えるようにしましょう。

2-4-2 声調は「2音節、4×5=20のパターン」で練習する

「一声×二声」「一声×三声」など、声調の組み合わせは、全部で20パターンしかありません。まずはこの20パターンを徹底的に練習してください。これが定着すれば、すべての成長の声調で間違うことはなくなります。以下、それぞれの声調から始まる、全20パターンをご紹介します

≪一声からの5パターン≫

http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/5a3bbdd64a98cea685855181a37dd727.mp3

一声 + 一声 māmā
一声 + 二声 māmá
一声 + 三声 māmǎ
一声 + 四声 māmà
一声 + 軽声 māma

<一声 +の注意点>
一声は同じ高さで音を出し続け、下がらないようにします。 一声+三声の三声は長めに「マ~ァ」というイメージ。軽声は音を伸ばさず止める感じで軽く出します。

≪二声からの5パターン≫

http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/e1b76cd4c452f45105144d48d0d9315b.mp3

二声 + 一声 mámā
二声 + 二声 mámá
二声 + 三声 mámǎ
二声 + 四声 mámà
二声 + 軽声 máma

<二声 +の注意点>
二声をしっかり上げることを一番に意識します。
二声+一声は二声で上げた音を下げないように一声を出します。 
二声+二声は後ろの二声が最初より高く上がるイメージで。 
二声+三声の三声は長めに「マ~ァ」。 
二声+軽声の軽声は二声の勢いをやさしく止める感じになります。 

≪三声からの5パターン≫

http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/97c994f89551680f0cecae3bfa1f80d5.mp3

三声 + 一声 mǎmā
三声 + 二声 mǎmá
三声 + 三声 mǎmǎ → mámǎ
三声 + 四声 mǎmà
三声 + 軽声 mǎma

<三声 + の注意点>
三声をしっかり下げることを一番に意識します。
三声+一声は低い音から急に高い音に変化する感じ。
三声+二声は後ろの二声をしっかり上げきります。
三声+三声の前の三声は二声に変化。後ろは長めに「マ~ァ」。
三声+四声は四声を大きな声で強調します。
三声+軽声は息を吐いてから吸う前に止める時のイメージになります。

※三声×三声の特別ルール
第三声が連続するとき、前の第三声は第二声に変えて発音します。声調符号の表記はもとの第三声のままにしておき、発音するときに第二声に読みます。

このような変化は、単語の内部だけではなく “nǐ hǎo ma ?”→ “ní hǎo ma ?”(你好吗? あなたはお元気ですか?)のような2単語間でも同様におこります。
また、2つ目の第三声が軽声に読まれる場合にも、原則として前の第三声は第二声に変わります。(例)“nǎ lǐ” →“ná li” (哪里 どこ)
ただし、“jiějie”(姐姐 お姉さん)“yǐzi”(椅子 いす)など、親族の名称や接尾語“zi”(子)のついた名詞などの変化しないものもあり、これらは第三声(半三声)+軽声で発音します。

≪四声からの5パターン≫

http://cn-seminar.com/wp-content/uploads/2015/04/a51eea6910c7825150b37128a0c44ad8.mp3

四声 + 一声 màmā
四声 + 二声 màmá
四声 + 三声 màmǎ
四声 + 四声 màmà
四声 + 軽声 màma

<四声 + の注意点>
四声は強く鋭く、アクセントを強調します。
四声+一声は四声を強く出した後、力を抜く感じで高い音を出します。
四声+二声は後ろの二声をしっかり上げます。
四声+三声の三声は長めに「マ~ァ」。
四声+軽声の軽声は四声の勢いをやさしく止める感じです。

2-5  “一”と“不”の声調符号と実際の発音の変化

2-4-2の三声のところで説明した「三声×三声の特別ルール」のように、声調符号と実際の発音が異なる特別ルールは他にもあります。

“一”と“不”は、実際に発音するとき声調変化を起こします。ただし辞書やテキストなどでの表記上は一般的に元々の声調“一(yī)”また“不(bù)”と、元の声調で表記するルールになっていますので発音の際に注意が必要です。お手本をよく聞いてまずは練習。慣れていきましょう。

≪一(yī)の声調変化≫
①後ろに、一、二、三声が続くときは、四声で発音します。
例:一枝  yīzhī → yìzhī ,一台 yītái → yìtái ,一起 yīqǐ → yìqǐ

②後ろに、四声が続くときは、二声で発音します。
例:一件 yī jiàn → yí jiàn

③後ろに「四声が軽声になったもの」が続くときは、二声で発音します。
例:一个 yī ge → yí ge (※“个”は元々四声だったのが、軽声に転じたもの。)

④語の最後に位置するときは、元の一声のまま発音します。
例:第一 dì yī → dì yī

⑤序数、また数字を棒読みするときは、元の一声のまま発音します。
例:一月 yī yuè ,2010年 èr líng yī líng nián

≪不(bù)の声調変化≫
“不”は後ろに四声が続くときは、二声に変調して発音します。
例:不对 bù duì → bú duì

3  四声(声調)の超効果的な練習方法

上記の声調の練習をより効果的にしていくにあたっての留意点に関してお伝えしていきます。

3-1 日本人と中国人の両方から教わる

四声の学習をまったくのゼロからスタートする場合、独学はやはり避けたほうがいいでしょう。

というのも、四声の概念はそもそも日本語にはないため、独学だと習得が難しくなります。しかも、最初に間違った音で練習をつづけていると、おかしなクセがついていきます。これをあとから矯正しようとしても、簡単にはいきません。

だからこそ、正確な四声のお手本を見せてくれて、かつ、あなたの発している音が的確かどうかをジャッジしてくれるトレーナーが必要なのです。

その際、おすすめしているのは、中国人と日本人の両方から教わることです。

3-2 中国人からだけの場合の「落とし穴」

中国人と日本人の両方から学ぶことは、それぞれのメリットを得て、かつデメリットを埋め合わせる効果があります。中国人講師のメリットは、ずばりネイティブの声調や発音を間近で聞けて、見られること。また、こちらの発音が中国語のそれと違うことをしっかり聞き分けられる耳があるので、「それは違います」と指摘してくれます。

一方、デメリットは、「どうすればそういう音を出せるのか」を論理的に日本語で説明することがなかなかできないことです。20歳をすぎた大人の場合、耳で学ぶことは困難です。論理的な説明があってこそ、「なるほど!」と習得できます。ところが、ネイティブの場合、それが難しい。大人が語学を習得する場合、ネイティブだけに学ぶには限界があるのです。

3-3 日本人から学ぶメリットとは?

そのデメリットを補ってくれるのが、日本人のトレーナーです。

同じ日本人同士、こちらが陥りやすいクセがよくわかっています。実際、彼らも自分が習得する際に、いろいろ苦労しているため、「痒いところに手が届く」という教えた方をしてくれるトレーナーが少なくありません。非常に論理的に、日本人がイメージしやすいように教えてくれます。これは日本人のトレーナーならではです。

一方のデメリットは、いくらそのトレーナーの中国語の発音がしっかりしていたとしても、100%完璧とはいかないこと。やはりどこかに日本語的な発音が残ってしまっています。

なので、日本人トレーナーだけに習ってしまうと、日本語なまりの中国語になりかねない。だからこそ、ネイティブの中国人講師にも指導してもらって、可能な限り、正確な声調や発音を身につけられるようにするのです。やっぱりベストは両方から習うことです。

3-4 学習の冒頭に20パターンを「ラジオ体操」する

四声(声調)の学習で肝となるのが、ご紹介した声調と声調の組み合わせである「20パターンの声調」です。この20パターンを毎日の中国語学習の冒頭で必ず練習します。実際の声調記号を見ながら、音も聞きながら丁寧に練習します。

運動前の準備運動のようなものです。完璧だと思えるまで毎回の学習で必ず実践しましょう。中国語を学習し始めてからの2ヶ月くらいは毎日行うと良いでしょう。

3-5 テキストには声調記号をしっかり記入する

初級者から中級者の間は、テキストに必ず声調記号を書き入れましょう。ピンインと声調記号がすでに書かれているテキストであっても、漢字の上にも再度自分で声調記号を書き入れます。

ピンインと声調記号を見ながらきちんと発音ができるようになってからは、ピンインは見ずに漢字と声調記号のみを見て発音できるように練習していきます。

3-6 シャドーイング中心に学習する

その際の学習は、「シャドーイング」という方法を中心にします。(シャドーイングの詳しいやり方はこちら) シャドーイングとは、音を聞きながら自分も同じように0.3秒くらい遅れて、音についていくようにマネをしていく練習方法です。

声調の練習の際にも、自分で練習するのではなく、必ず正しい見本を聞きながら、さらにピンインや声調記号も見ながら丁寧に練習していくことが重要です。

その際に使う機材は、「ワンタッチリピート機能」や「学習機能」がついたICレコーダーなどの録音機材が便利です。携帯電話はあまりお勧めしません。ただ、携帯電話を使う場合には、NHK出版の「語学プレーヤー」などのアプリを使うと、ワンタッチで数秒前に戻る機能を使うことができます。

3-7 自分の苦手な声調は目立つように書き込む

教材に声調を書き込む際には、自分の苦手な声調は目立つように色分けして書いたりすることも大切です。日本人は二声が苦手な場合が多いため、すべての二声は目立つように太字やマーカーで印をつけるのも有効です。

4 これで解決!四声(声調)とピンインの入力方法

パソコンやスマートフォンでは、四声(声調)やピンインを入力することができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。Windows、Mac、iPhone、AndroidのOS別に異なる設定方法を、画像でご紹介します。

finger-icon05_r1_c5画像で説明|中国語のピンイン入力・変換手順(パソコン・スマホ手書き)

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