中国茶と聞くと、どんなお茶を思い浮かべますか?
烏龍茶でしょうか、それとも普洱(プーアル)茶、鉄観音茶という方もいるでしょう。他方で、まったく思い浮かばないという方もいらっしゃるでしょう。
中国茶の種類は豊富で、200以上あると言われています。
世界三大紅茶の1つといわれている祁门(チーメン、キーマンと呼ばれる)紅茶も中国茶の1つです。
中国茶の味わいは茶葉ごとに異なります。また、英国式紅茶と違い、茶葉によっては何度もお湯を継ぎ足して淹れられる中国茶は、同じ茶葉でも淹れるごとにその味わいも異なり非常に興味深いといえます。
ここでは、中国で2年間、中国茶を学んだ「私(中国語ゼミスタッフMT)」が、中国茶の魅力をお伝えするとともに、中国茶に興味を持った皆さんに、中国茶を購入する、また美味しく淹れる手がかりになる情報をご紹介していきたいと思います。
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目次
1 中国茶は簡単
中国茶が好きだというと、よく、「中国茶は難しそう」と言われることがあります。これは本当のことで、学べば学ぶほどその奥の深さに圧倒されます。
しかし一方で「中国茶は簡単」ともいえます。
では、なぜ簡単といえるのか。日常的に中国茶を飲んでいる中国人が皆、中国茶の全てを理解して上でお茶を選び、飲んでいる訳ではありません。彼らは皆、それぞれ自分の行きつけのお店で試飲をし、そのとき自分が好きだと感じた種類のお茶を購入して毎日飲んでいます。中国茶の楽しみ方としては、それで十分だといえます。
では、なぜ「中国茶は難しいと思われている」のか。
中国茶は、ワインと同じように、生産される地域による違い、畑の違い、製造方法の違い、作られた年や時期の違い、作り手の違いなどにより多種多様になっています。しかし、ワインと違うのは、中国茶は同じ茶葉から緑茶や紅茶などの異なる種類のお茶を作ることができるため、地域の香りや味の傾向をつかみにくいといえます。そのうえ、法律で水準が決められ、保証されるような仕組みがないため、同じ種類のお茶でも味や香りにばらつきも多くあります。
これが「中国茶は難しいと思われている」所以であり、また、だからこそ自分が好きなお茶を探す楽しみがあるといえます。
2 中国茶の種類
中国茶の種類は発酵の度合いと作り方の違いにより、6種類に分けられます。
種類 | 発酵度 | 特徴 | 香り |
緑茶 | 無 | 茶葉は緑色、茶の色は薄く透明 | 草、果物、炒米 |
白茶 | 弱 | 深緑(白い産毛のようなものもみえる) | 果物 |
黄茶 | 弱/後発酵 | 黒みがかった深緑 | 果物 |
青茶(烏龍茶) | 半 | 茶葉は緑で周りは赤みがかる | 花、蜂蜜、キャラメル |
紅茶 | 全 | 赤褐色 | 花、果物、松 |
黒茶 | 後発酵 | 茶葉は発酵が進むにつれ緑から褐色へ | 草、薬 |
このうち、日本人に好まれ、また種類が豊富な緑茶、青茶、紅茶、黒茶の4つについて、代表的な茶葉を取り上げ説明したいと思います。
2-1 緑茶
日本の緑茶と中国の緑茶は製法が全く違います。
【日本】・・・摘んだ茶葉を蒸し、揉んで乾燥させる
【中国】・・・摘んだ茶葉を乾燥させ、揉みながら炒る
このため、中国の緑茶は青くさい味がまったくせず、ほんのりとした甘みを感じます。日本の緑茶と比べると味はとても薄いです。
年に一度、3月から4月にかけて茶摘みが行われるので、緑茶を買うのであれば4~6月が新鮮で最適だといえます。購入した茶葉を保管する場合は日本の緑茶と同じように、密封できる容器に入れて冷蔵庫で保管してください。なるべく新鮮なうちに飲みきるのがよいでしょう。
<緑茶の代表的な種類>
※( )内は台湾や香港などで使用されている繁体字です。
bì luó chūn 碧螺春(碧螺春) ビー ルゥォ チュン |
(写真出典:https://www.kankancity.com/) |
産地:江蘇省の太湖の洞庭山付近 特徴:茶畑付近には梅や桃、枇杷、杏などの果物が植えられているため、淡い果実の味わいがある。 茶葉:深い緑色で丸まっている。葉に白い産毛のようなものがあればあるほど高い。 価格:3月末から4月初旬に摘まれるものが最も高価。100g2万円近くするものも! |
xī hú lóng jǐng 西湖龙井(西湖龍井) シー フー ロン ジン |
(写真出典:https://mall.long-pai.com/xinwen/5731.html) |
産地:杭州市の西湖付近 茶葉:黄緑色で、茶葉は釜に押し付けるように作っているので平べったい 味わい:熟した栗のように甘い 逸話:献上茶として清の時代は代々の皇帝に献上されてきた。 |
2-2 青茶(烏龍茶)
青茶とは烏龍茶のことをいいます。
日本の烏龍茶と違って、種類が豊富で、花のような味わいの烏龍茶もあります。
主な産地:福建省北部と台湾
<烏龍茶の代表的な種類>
dà hóng páo 大红袍(大紅袍) ダー ホン パオ |
(写真出典:https://www.youboy.com/) |
産地:福建省武夷山 特徴:武夷山の岩場の途中にある、樹齢300年を超える伝説的な4本の茶木から採れる茶葉が本来のもの。しかし、この木は現在、国が管理しており一般に市場に出回ることはない。市場に出回っている大红袍はその茶木から枝分けなどで増やされた木から摘まれたもの。 茶葉:黄色がかった褐色または赤褐色で、茶葉は大きければ大きいほど高価 味わい:キャラメルのような甘く深い 逸話:世界一高価な茶葉といわれており、20g250万円で取引されたこともある |
tiě guān yīn 铁观音(鐵觀音) ティェ グァン イン |
(写真出典:https://www.chawenyi.com/) |
産地:福建省北部 茶葉:黄緑がかっており手で半球形に圧縮してある。 味わい:茶は蘭の花の香りがしてすっきり 特徴:春夏の2回収穫され、一般に春の茶葉は味が良く価格も安い、秋の茶葉は味よりも香りが良く価格は高いといわれている。 |
dōng fāng měi rén 东方美人(東方美人) ドン ファン メイ レン |
(写真出典:https://baike.so.com/) |
産地:台湾新竹県 茶葉:茶葉は褐色、白色が混じっている 味わい:熟した果実あるいは蜂蜜の香りがして、甘く味わい深い 特徴:ウンカ(小さな昆虫)が茶葉の芽を噛むことで茶葉が白く変色、このことで独特の味、香りになるといわれている。 逸 話:昔、お茶を管理していたところ、ウンカに食べられてしまい、もったいないと感じた生産者が自分で飲んでみたところ、なんともいえない良い味わいだった ことが生産の始まりといわれている。また、東方美人という名前も、お茶を飲んだイギリス人が感動して、東方から来た美人と名づけたことが始まりといわれて いる。 |
2-3 紅茶
中国は世界三大紅茶の産地のひとつです。
長年、輸出用に作られてきており、中国国内で人気が出てきたのは2010年以降と最近です。人気に伴い、それまで緑茶のみを生産してきた生産者が、緑茶用の葉を取り終わった後、同じ木の茶葉を使い紅茶を作るということが行われています。
夏前に市場に出始めます。常温での保管が可能で、密封して湿気を防げば1年間は美味しく飲めるといわれています。
<紅茶の代表的な種類>
qí mén 祁门(祁門) チー メン ※日本語で「キーマン紅茶」と呼ばれることもある |
(写真出典:https://blog.sina.com.cn/) |
産地:祁门県 茶葉:茶葉は非常に細かく、深い褐色 味わい:甘く深い 逸話:1800年代後半、緑茶の売れ行きが思わしくなくなった祁门県において、紅茶作りを研究し、福建省の紅茶の製法を取り入れ、紅茶を作り始めた。1915年パナマ太平洋万博で金賞を受賞し、イギリス貴族が好んで飲んだことから流行し始めた。 |
diān hóng 滇红(滇紅) ディェン ホン |
(写真出典:https://www.chawenyi.com/) |
産地:雲南 茶葉:芽が太くツヤのある黒色で、金色の産毛があり、これが多ければ多いほど良いお茶といえる。 香り:芳醇で後味が甘い。 (同じく雲南地方で生産されている普洱茶を扱っている店舗で扱っていることが多い。) |
zhèng shān xiǎo zhòng 正山小种(正山小種) ヂォン シャン シァォ ヂョン |
(写真出典:https://www.chalook.net/) |
産地:福建省崇案県 香り:松の濡れた枝を燃やし、締め切り、煙で燻す製法で燻焙され、独特の香りを醸し出す。黒いつやがある茶葉で、その製法から松の煙の芳醇な味わいがある。 逸話:1700年代後半から作られ始め、ヨーロッパに伝わり、英国貴族の評価を受け、アフタヌーンティのお茶として用いられるようになった。 |
2-4 黒茶
黒茶とは、微生物により後発酵されるお茶で、その代表的なお茶は普洱茶(プーアル茶)です。黒茶は形に特徴があります。
名前 | 写真 | 説明 | |
sǎn chá 散茶 サン チャ |
(写真出典:長興茶行) |
他の種類のお茶のように茶葉が1枚ずつばらばらになっている | |
bǐng chá 饼茶 ビンチャ |
(写真出典:https://www.to8to.com/) |
鏡餅のような形に茶葉がひとまとまりになっている | |
zhuǎn chá 砖茶 ヂュァンチャ |
(写真出典:菜瓢谷) |
茶葉がレンガのような形にひとまとまりになっている | |
tuó chá 沱茶 トゥォチャ |
(写真出典:大连新闻网) |
手のひらサイズのお碗の形に茶葉がまとまっている |
<購入時の注意>
飴玉サイズに小さくまとまっているものもあり、お茶を1度淹れるのにそれを1つだけ用いればよいということで、お土産に買われる方もいます。しかし、これに使われている茶葉は、一般に他の「饼茶」などを作った際にうまくまとめることができなかった、余った細かな茶葉を使ったものが多く、品質はあまり良くないといわれています。
<黒茶の代表的なお茶>
pǔ ěr chá 普洱茶(普洱茶) プー ァー チャ ※日本語で「プーアル茶/プーアール茶」と呼ばれる。 |
(写真出典:https://www.hezhirui.cn/) |
発酵方法の違いで2種類に分かれる。 【熟茶】:茶葉を干して乾燥させた後、高温多湿の部屋で人工的に100%発酵させる 【生茶】:茶葉を干して乾燥させた後、自然発酵させる。20年ほどかけて100%発酵し、熟茶と同じ黒色になるが、味はまったく異なる。 ・日本で飲まれる普洱茶のほとんどは熟茶で、血圧を下げる効果や脂肪肝を予防する効果があるといわれています。 |
3 中国茶のおいしいいれ方
3-1 用意するもの
中国茶を淹れる際に用いる道具にはたくさんのものがありますが、ここでは、初めての人でもすぐに始められるように、必要最低限の道具を紹介いたします。
suí shǒu pào 随手泡 スイ ショウ パオ |
(写真出典:https://www.egou.com/) |
お湯を沸かし、片手で持ち上げ注ぐことのできるもの。一般的な電気ポットでよいですが、できれば注ぎ口が長いと細くお湯を注ぐことができるため、最適です。 |
gài wǎn bēi 盖碗杯 ガイ ワン ベイ |
(写真出典:https://www.chawenyi.com/) |
お茶を淹れるための道具。茶碗に茶托、蓋がついた3点セットのものが一般的。 |
zǐ shā hú 紫砂壶 ズー シャ フー |
(写真出典:https://www.chawenyi.com/) |
紫砂という土を使って作られたポット。赤褐色のものが一般的で、使えば使うほど色が黒味を帯びてくる。紅茶や黒茶を淹れる際に使用される。 |
bō lí bēi 玻璃杯 ブォ リー ベイ |
(写真出典:https://www.58pic.com/) |
ガラスで作られた背の高いグラス。茶の様子がみることができるため、発酵しておらず緑色がきれいに残っている緑茶を淹れる際に使用される。全ての緑茶において使われるのではなく、特に葉のきれいなものに限られる。 |
gōng dào bēi 公道杯 ゴン ダオ ベイ |
(写真出典:https://www.meilishuo.com/) |
ガラスや陶器で作られた、注ぎ口のついた器。盖碗杯、紫砂壶、玻璃杯で淹れたお茶を茶碗に入れる前にいったん移し、味を均等にする。 |
guò lu wǎng 过瀘网 グゥォ ルー ワン |
(写真出典:https://www.8myg.com/) |
盖碗杯、紫砂壶、玻璃杯で淹れたお茶を公道杯に移す際に使用する、茶漉しのようなもの。 |
pǐn míng bēi 品茗杯 ピン ミン ベイ |
(写真出典:https://archive-shop.vip.com/) |
お茶を飲むための茶碗。日本の茶碗よりも小さい。 |
3-2 お湯の温度と茶葉の量
茶葉の種類や状態によって温度や茶葉の量が異なります。例えば、良いお茶であれば高温でお茶を入れると葉の色が変わってしまうため、低めのお湯で淹れることがよいとされています。
しかし、その微妙な調節については、お茶を飲んでいく中で学んでいくしかありません。ここでは、お茶の種類によっての一般的な温度と量について紹介します。
3-3 手順
3-3-1 緑茶の手順
① お湯を1/3ほど入れ茶器を温める(使用する茶器は玻璃杯)
② お湯を捨て、茶葉を茶器に入れる。
③ お湯を適量の7割ほど注ぎ、茶器を回して茶葉を温める。
④ お湯を継ぎ足す
※「碧螺春」だけは、お湯を全て注いでから茶葉を入れます。茶葉がお湯の中を落ちる速度が速ければ速いほど新鮮であるといわれています。
3-3-2 青茶と紅茶の手順
① お湯を1/3ほど入れ茶器を温める(使用する茶器は盖碗杯か紫砂壶)
② 茶器のお湯を公道杯に移し、品茗杯に注いで公道杯と品茗杯を暖める
③ 茶葉を茶器へ入れ、そこにお湯を1/2注ぎすぐに捨てる(=茶葉を洗う)
④ 茶器にお湯を適量入れる(茶葉を茶器の中で泳がせると渋みが出るため、細くゆっくり回し入れる)
⑤ 过瀘网を通して公道杯に移し、品茗杯に注ぐ
3-3-3 黒茶の手順
① お湯を1/3ほど入れ茶器を温める(使用するのは盖碗杯か紫砂壶)
② 茶器のお湯を公道杯に移し、茶葉を茶器へ入れすぐに蓋をしめる(茶器を暖めた直後にすぐ茶葉を入れ、蓋をするのは、熟成茶独特のかび臭さを出すため)
③ 公道杯内のお湯を品茗杯に注いで品茗杯を暖める
④ 茶器にお湯を1/2注ぎ、すぐに捨てる(=茶葉を洗う)
⑤ 茶器にお湯を適量入れる(茶葉を茶器の中で泳がせると渋みが出るため、細くゆっくり入れる)
⑥ 过瀘网を通して公道杯に移し、品茗杯に注ぐ(熟茶については匂いを飛ばすため、茶器の蓋を開けておく)
3-4 茶葉を蒸らす時間と淹れられる回数
緑茶以外の茶葉については、お湯を注いだあとの蒸らし時間、これが長いと渋みや苦味が出るので注意が必要です。しかし、これは湿度や茶葉の状態により微妙に異なります。ここでは目安の時間を紹介しますので、淹れながら調節してください。
また、中国茶は英国紅茶と異なり、何度も淹れることができます。淹れられる回数の目安についてもあわせてご紹介します。
4 茶葉の買い方
4-1 基本知識
中国茶に興味をもち、旅行で中国や台湾などに旅行に行った際、お茶屋を訪れたが思うようにお茶が買えなかったという経験を持つ方もいらっしゃると思います。
お茶を買う際に最も大事なことは、試飲をさせてくれるお店を選ぶということです。
お店によっては、試飲をさせてくれないところもありますが、それでは自分が好きなお茶は選べません。買う際には必ず試飲をしましょう。
また、お茶をスムーズに購入するための事前準備として、自分の好みのお茶をメモ(漢字で)しておく、訪れる地方で生産されるお茶があるかを調べておくことが大切です。
中国茶の種類はたくさんあるため、事前に自分の好みのお茶を把握していないと、お店の薦められるがままのお茶を試飲して、結果、好みに合わないお茶を購入することになりかねません。また、せっかく行った土地ならば、そこのお茶を飲んでみることをおすすめします。
お茶屋(茶葉の店)に行くと、ショーケースなどに茶葉が並んでいると思いますが、必ずしもそこから選ぶ必要はありません。良いお店ほどお茶の管理がしっかりしているため、茶葉を店先に出していません。気にせず自分が飲んでみたいお茶をお店の人に伝えましょう。
お店の人が淹れてくれたお茶を気に入ればよいのですが、自分の好みと違うと感じたのであれば、別のお茶を飲ませてほしいと伝えましょう。何種類も飲ませてもらうのは申し訳ないと感じる方もいるかもしれませんが、お店の人も満足してお茶を買って欲しいと思っています。1つのお茶を買うのに、5種類ほど飲み比べる人もいます。気にせず伝えましょう。
4-2 役立つ単語
※中国語をクリックすると音声が再生されます。
茶葉 | chá yè 茶叶 チャ イェ |
(味が)薄い | qīng dàn 清淡 チン ダン |
緑茶 | lǜ chá 绿茶 リュ チャ |
(味が)濃い | yàn 酽 イェン |
紅茶 | hóng chá 红茶 ホン チャ |
好き | xǐ huān 喜欢 シー ファン |
烏龍茶 | wū lóng chá 乌龙茶 ウー ロン チャ |
好きではない | bù xǐ huān 不喜欢 ブー シー ファン |
白茶 | bái chá 白茶 バイ チャ |
別の | biéde 别的 ビィェ デァ |
普洱茶 | pǔ ěr chá 普洱茶 プー ァー チャ |
一袋 | yì bāo 一包 イー バオ |
g(グラム) | kè 克 クァ |
試飲 | pǐn cháng 品尝 ピン チャン |
500g | yì jīn 一斤 イー ジン |
250g | bàn jīn 半斤 バン ジン |
4-3 お茶屋で役に立つ会話集
ダーホンパオ茶を買いたいです。 wǒ xiǎng mǎi dàhóngpáo 我想买大红袍。 ウォ シィァン マイ ダーホンパオ |
このお茶を試飲してもいいですか? zhège cháyè kěyǐ pǐncháng ma 这个茶叶可以品尝吗? ヂァ グァ チャイェ クァー ピンチャン マー |
私はこのお茶が好きです。 wǒ xǐhuān zhège cháyè 我喜欢这个茶叶。 ウォ シーファン ヂァグァ チャイェ |
私には少し味が薄すぎます。 duì wǒ lái shuō yǒdiǎnr qīngdàn 对我来说有点儿清淡。 ドゥイ ウォ ライ シュォ ヨウディェァー チンダン |
別の茶葉はありますか? yǒu méiyǒu biéde cháyè 有没有别的茶叶? ヨウ メイヨウ ビィェデァ チャイェ |
この茶葉は500gいくらですか? zhège cháyè duōshǎo qián yījīn 这个茶叶多少钱一斤? ヂァグァ チャイェ ドゥォシャオ チィェン イージン |
中国では量り売りの場合、一般的に一斤(500g)いくらで価格が設定されています。
この茶葉を100g下さい。 wǒ yāo zhège cháyè yībǎikè 我要这个茶叶一百克。 ウォ イャォ ヂァグァ チャイェ イーバイ クァ |
おわりに
今回、記事を担当させて頂いたMTです。私は中国で中国茶を初めて飲むまでは、中国茶がこんなにも奥深いものだとは思いもしませんでした。皆さんにも、是非この中国茶の世界を体験して頂けると幸いです。
記事をお読みいただきありがとうございました。
中国語ゼミ読者のみなさまは、
・ネイティブとの会話を楽しみたい
・仕事で中国語を使えるようになりたい
・HSK、中国語検定に合格してキャリアアップしたい
・ドラマや映画を字幕なしで楽しみたい
・旅行で使える中国語を身につけたい
などなど、夢や目標をお持ちだと思います。
そんなあなたにお願いがあります。
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