中国語を勉強しよう!と決めて、本屋さんで参考書を選ぶとき、何を参考にしますか?
- たくさんの参考書からどれを選んだらいいか分からない
- 参考書を手にしてみたけれど、どこから手を付けたらいいか分からない
そんな悩みを抱えているかもしれません。
今回は、中国語を効率よくマスターするためのオススメ参考書をポイント別に詳しく紹介します!
私(中国ゼミスタッフMM上海生活5年)も中国へ行く前、勧められた参考書を1冊だけ購入しました。初心者の頃から中国での生活が5年たった今でも使える1冊で、とても重宝しています。この記事(1-3)でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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このページをご覧いただいた方を対象に、募集をスタートしましたので、ぜひ参加していただけませんか?(受講費は無料です!)
講師は、中国語ゼミ監修者の三宅裕之。2001年に語学コーチングスクールを設立し、今まで15,000人以上を指導した語学×コミュニケーション力開発のプロフェッショナルです。
無料とはいえ、日本人が中国語を学ぶ驚きのメリット、話す力・聴く力が同時に上達する学習法を解説しますので、一生モノの知識を得られるはずです。
スマホ、パソコンから気軽にオンライン受講できます。
詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。
目次
1. 中国語の勉強・分野別オススメの参考書
中国語を勉強するうえで参考書は欠かせないアイテムの一つ。たくさんある参考書の中からどれを選べばいいのか迷った経験は誰にでもあると思います。そんなとき、中国語のプロがオススメする本を知っておくと探しやすいですよね。この章では分野別で厳選した参考書を紹介します。
この記事で紹介する参考書はすべてamazonや書店で購入できます。ぜひ探してみてください!
1-1. 独学でマスター!最強の勉強法はこの1冊
初めて中国語を勉強する人は、まずはどのように中国語の勉強の計画を立てていけばいいのか、どのような勉強法が自分に効果的なのかを知ることから始めてみてください。
これから勉強をスタートする人にオススメの1冊は、この『HSK・中国検定 最強の学習法』。中国語の通信講座で定評のあるフルーエント中国語学院学長 三宅裕之の書籍です。
中国語を最短でマスターする具体的な方法をまとめられた1冊。中国語学習のモチベーションを保つポイントはHSKや中国語検定を受けていくこと。著者の経験による勉強法をアドバイスをしています。
はじめに「最短でマスターするための勉強法」を知っておくと、楽しく効率的に中国語を学習できますよ!
『動画付|5000人指導のプロが教える最強の中国語勉強法』
1-2. 発音練習にオススメの参考書
中国語学習で一番難しいと言われている発音。中国語には母音が36個、子音が21個で約400種類、さらに「声調」という音の上げ下げを合わせると約1300もの音があります。舌の使い方や音の出し方がポイントで、日本語にはない発音もいくつかあります。これが正しく発音できないと意味が通じません。
最初の1~2ヶ月は参考書付属のCDや動画、ピンイン表などを使ってみっちり練習してみてください。
おすすめはシャドーイングでの学習法。シャドーイングとは、テキストの音源(お手本)を聞き、影のように後についてその音声をマネしながら声に出していくトレーニング方法です。
発音時の正しい口の形をイラストや写真で詳しく紹介している1冊。CDを聞くだけではわかりづらい発音の仕方を初心者の方にもわかりやすく説明しています。
こちらも正しい口の形を写真とイラスト付きで紹介している教材。日本人が特にマスターしづらい「ag、ang」の発音の違いなども詳しく解説しています。
出版社のサイトから動画の解説が見られたり、直接音声をダウンロードすることも可能。外出先でも学習できる便利な1冊です。
『中国語発音(ピンイン)動画講座|初心者が2ヶ月でマスター』
・4種類の声調を正しく発音するポイントはこちら
『【音声・動画付】これで解決!四声(声調)の発音と入力』
・効率よく発音をマスターできる学習法「シャドーイング」を紹介した記事はこちら
『シャドーイングで語学をマスターする方法』
・最短で中国語の発音をマスターしたい方はこちらの教材がおすすめ
『見てマネ60』
1-3. 文法学習にオススメの参考書
中国語の基本の語順や文法は英語に似ています。日本人は英語に慣れ親しんでいる人が多いので、さほど難易度は高くありません。
語順によって主語や名詞が変化することもなく、疑問文の作り方は日本語と似ています。逆に、日本語の尊敬語のような複雑さがありません。日本人にとって中国語の文法はとても学習しやすいです。
おすすめの勉強法は、1つの文法で1つの例文・短い文章を完璧に暗記することです。1つの文法のパターンをしっかり覚えると、あとは単語を入れ替えるだけで表現のバリエーションが広がります。
中国語の文法もシャドーイングを使って学習してみてください。
こちらの参考書は文法編ではありますが、発音についても載っています。1冊で発音も文法もマスターできるという初学者にはうってつけの参考書になります。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
中国語学習は「建物を建てる」ことと同じ、という著者の考え方のもと、まずは発音や文法、基本的な会話から土台をしっかり組み立てていくためのスキルを学べる参考書です。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
こちらは日本人の先生方が書いた参考書。日本人の目線から中国語を勉強する方の視点に立った内容で、丁寧な説明や練習問題が載っています。
私(中国ゼミスタッフMM)もこの参考書を愛用しています。分からない文法を探すときなど辞書代わりに使えてオススメです!
『中国語の文法は意外と簡単!日本人が覚えるべきポイント』
1-4. 単語学習にオススメの参考書
中国語で使われる常用語3805個のうち、日本人はすでに1013個もの単語を知っているといわれています。これらの単語のほとんどは、日本語と同じ意味。漢字がわかる日本人というだけで中国語学習の強みになります。意味はすでに知っているので、あとは正しく発音できれば完璧です!
1つの単語にいくつかの意味がある場合もありますが、まずは1単語に1つの意味だけを覚えましょう。単語学習でもシャドーイングがおすすめ。覚えにくい漢字は、紙に書くか空中に書いてみて、体を使って覚えるのが効果的です。
英単語でもおなじみのシリーズです。書店で見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
音楽のリズムに合わせて単語を聞く「チャンツ」を利用することで、体で覚えることができます。また、学習時間時に合わせて3パターンの学習法を選べるようにもなっています。
こちらは「ゼロからスタート」シリーズの単語帳。日常会話、ビジネスなどでよく使われる1400語の単語が収録されています。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
HSK試験の取得を目指している人におすすめの参考書。HSK1級~4級で1冊、5級・6級で1冊に分かれていて品詞別で基本語彙を収録しています。
1つの単語につき、基本的に1つの意味・例文が掲載されているので中国ゼミがおすすめする勉強法にも合っています。※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
『【初心者向け】日本人がすぐに覚えられる中国語単語350語(発音付)』
単語の覚え方をご紹介するこちらもおすすめ
『効率的な中国語単語の覚え方|覚えられないのには理由がある!』
1-5. 簡単会話フレーズ集・オススメの参考書
ネイティブの人と会話するとき、中国語圏に旅行に行った際にもすぐに使える参考書を紹介します!
600語もの例文が収録された参考書。似た意味・形・用法の単語を1ページにまとめてあり、ひとつの項目に対して1つの短文を覚えていく方法で効率よく暗記できます。音源を利用してシャドーイング練習もできます。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
こちらの参考書は、中国語の教室や大学など様々な中国語の教育機関で利用されています。
基本文/会話文/入れ替え練習と応用/新出単語/文法/練習の6課で構成。日常的な会話やフレーズと、きちんとした文法の表現を結びつけながら頻出の会話表現等を学ぶことができます。
1-6. 長文も大切!オススメの参考書
簡単な会話表現やフレーズが身についてきたら、次は長文にチャレンジしましょう!
検定試験にも長文は出てくるので試験対策にも効果的。一見ハードルが高そうな長文読解ですが、効率的に学べる参考書を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
こちらの「本気で学ぶ中国語」シリーズは、文法のおすすめ参考書でも紹介しましたが、長文読解の練習としても最適です。
豊富な文法表現、会話表現が満載の参考書で、総合的な学習に活用できます。会話には全ての訳文が掲載されているだけでなく、巻末には本に出てきた単語のミニ辞書が付属。長い文章でも意味を知るときに便利です。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
こちらはシャドーイングの練習に最適な参考書です。
「1.課文のゆっくりした朗読」「2.語釈」「3.課文のスピーディーな朗読」の3種類の異なるリスニングを通して、豊富なボキャブラリーが身に付きます。すべての単語が文章の中に使用されているため、長文で使われた単語の用法や文章の組み立て方も同時に学習できます。
※中国ゼミでも実際に使っている教材です。
1-7. HSK・中国語検定対策にオススメの参考書
発音、文法、会話・フレーズ、長文読解のスキルがまんべんなく身についた方は、ぜひ中国語の検定にチャレンジしてみましょう!今の自分の能力を試したい、中国語を使って仕事をしたりキャリアアップしたい方にもおすすめです。
受検の前は、いつも使っている中国語学習の参考書にプラスして、過去問や模擬問題に取り組みましょう。自分が受験する検定のスタイルに特化した参考書で試験対策をすると、合格にグッと近づきます。
ここでは中国語の検定を受検する際におすすめの参考書を紹介します!
光生館から出ている「中国語検定」各級の問題集。巻末小辞典では、過去に出題された重要語が分かるようになっていて、単語の復習にも活用できます。各級に対応しており、毎年新しいものに更新されるため、常に最新の問題が解けるのもうれしいですよね。ぜひ自分の力試しや試験対策にご活用ください。
こちらは中国政府公認・世界共通基準の中国語検定であるHSKの公式過去問題集。最新版はその前年と前前年の5回分の過去問が収録されています。
リスニング用の音声はダウンロードが可能。試験当日の進行の流れやリスニング試験の詳しい方法も解説されているため試験のイメージトレーニングにも役立つこと間違いなしの1冊です。
まとめ. お気に入りの参考書で中国語力アップ!
いかがでしたか。中国語の勉強法から発音、文法、会話・フレーズ、長文、さらには資格取得のために役に立つ参考書について紹介しました。もちろん、ここで紹介した参考書をすべて購入する必要はありません。分野ごとに1冊あれば十分です。
ぜひ自分のお気に入りの1冊を見つけて、「この参考書を誰よりも使いこなした!」という域まで繰り返し学習してみてください。1冊を使い倒す頃には、あなたの中国語力は劇的にアップしているでしょう。
記事をお読みいただきありがとうございました。
中国語ゼミ読者のみなさまは、
・中国人と流暢に会話を楽しめるようになりたい
・ビジネスで使えるレベルの会話が出来るようになりたい
・ニュースや映画を字幕なしで読めるようになりたい
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