フルーエント中国語学院:トレーナーインタビューVo.9

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フルーエントマンツーマンコースの中で、ご受講生の中国語学習に伴走するトレーナー。普段は学習のサポート役として活躍する彼らですが、トレーナー自身はこれまで、どのように中国語の勉強を積み重ねてきたのでしょうか。

トレーナーとひとことに言っても、中国語との出会いや、勉強の期間、方法などは十人十色です。

9回目となる「おしえてトレーナー!ぶっちゃけ听力、どうやって鍛えたの?」の連載記事でも、トレーナーにお話を聞きながら「どのようにして中国語を学び、その力をどう向上させてきたのか」という過程を、特に「听力=リスニング」という観点にスポットをあて、徹底深堀りします。

トレーナーそれぞれが実践してきた具体的な学習方法を検証することで、中国語が聴きとれるようになるまでの具体的な段階、どのような過程をへるのか、そして、外国語を学ぶ上で大切なマインドセットなどもあわせてお伝えしたいと思っています。 ぜひ、ご自身の学習の参考にしてくださいね。

それでは、9人目のトレーナーをご紹介します。

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(取材:中国語ゼミ編集部 永田 )

Vol.9 佳織トレーナー

中国おもしろエピソードの数々

永田:さぁ今日は同じ関西人である佳織トレーナーとのお話、楽しみにしていました。

佳織トレーナー:よろしくお願いします。

永田:フルーエント創業の頃から在籍されている佳織トレーナーですが、佳織トレーナーの中国語との出会いから、紐解いていきたいと思います。

佳織トレーナー:洋画好きの母の影響で、外国映画を観るのが幼い頃から好きでした。『グーニーズ』っていう作品、ご存知ですか。

あの映画の中に、キー・ホイ・クァンという俳優さんが出ていて、初めて観たときに私、彼の大ファンになったんですよ。中国系ベトナム人だったこともあって「私はいつかぜったいキー君と会って、中国語で話すんだ!」って思っていました。小学生の時です。

永田:小学生でそんな熱い想いを…!

佳織トレーナー:ただ、「中国語」をやりたいっていう思いがあったとはいえ、そこから具体的に動いたわけではないんです。想いは持ったまま、小、中、高校と過ぎて、大学は外国語大学に進みました。そこで第二外国語として中国語を選択しました。

永田:ついに、ですね。

佳織トレーナー:当時の外大は副専攻語がまだ6言語ほどしかなかったんです。中国語以外は全部ヨーロッパ言語。でも、当時はあんまり中国語は人気がなかったんです。ヨーロッパ言語を選択する生徒が多い中、ちょっと変わり者が中国語を選んでいました。

永田:ビジネスの往来を見ても、当時は今ほど日本との関わりも多くなかったのでしょうね。

佳織トレーナー:そんな中、大学1年次に上海でひと月半ほど過ごせる短期留学の機会がありました。でもね、これに手を挙げたのが、私だけだったんですよ!

永田:人気がなかったのでしょうか…。実際に現地に行かれて、上海の街の様子をどう感じられましたか。

佳織トレーナー:今ほど整備もされていなくて、街全体が雑多なイメージでした。当時は兌換券っていう、外国人専用のお金があったんです。人民元じゃなくて、私たち留学生はそれを使っていました。

永田:外国人専用のお金!?

佳織トレーナー:街中の簡単な買い物なんかは人民元でできるんですけどね。パスポートを提出して手続きするような場所では兌換券しか使えませんでした。でも、兌換券は価値があると認識されていて、よく「兌換券と交換して。」なんて現地の人に頼まれたりもしましたね。そういう時代でした。

永田:へぇ~!面白い。初めて知りました。大学の、授業の様子はいかがでしたか?

佳織トレーナー:実はあまり真面目に授業を受けていなくて(笑)

永田:そうなんですか!

佳織トレーナー:授業が始まってしばらくして、先生が「これから学習を頑張っていきましょう。」という意味を伝えたく、「学习」とおっしゃったのを、私が誤って「休息」って聴き取ってしまったんです。着いて一週間ほどで休みになるわけないのに…。

あろうことかその聞き間違いを友達にも伝えたもんですから、「よし!休んでいいって先生も言ったし、みんなで自由に街に繰り出そう」ってことになって、翌日からクラスメイトほぼ全員が授業に出なかった…というエピソードがあります。

永田:まさかの!

佳織トレーナー:そのあとしばらくしてから、あれはどうやら「休息」ではなくって「学习」だったと気づくんですが、その時にはもう街に出て人としゃべったりおいしいものを食べたりすることの楽しさを覚えたものですから、引き続き”街中中国語学習”に取り組みました(笑)

永田:それって大学的にはOKだったんでしょうか(笑)

佳織トレーナー:まぁ当時は留学生にきちんと教えるという意識よりも、お金を払ってくれたら没有問題だったようで…

永田:おもしろいなぁ!!

佳織トレーナー:今もそうかもしれませんが、当時すでに中国の街全体の発展スピードは目をみはるものがあったんです。そんな時代に、街のなかで、いろいろな人と交流して、肌で中国を感じられたのは、よかったのかなぁなんて、今は思っています。実地で学ぶことの重要性を強く感じていました

香港Visa事件

永田:佳織トレーナーのお話は一冊本が書けそうなくらいユニークですよね。

佳織トレーナー:そのあとも友人たちと一緒に短期留学するのですが、その時も、あいもかわらず街中中国語学習を実践していて。一度、上海から広州まで、列車で下るっていう旅を敢行したことがありました。

永田:いいですねぇ。

佳織トレーナー:ただ、です!香港から上海へ戻る飛行機に乗る時に、トラブルが起こってしまったんです。その時、私たちの持っていたビザだと、一度香港に出てしまうと、それを使ってはもう大陸に戻れないことが判明して…。

永田:あちゃー!

佳織トレーナー:それは非常に困るから、何とか乗せてほしいってことを伝えると、「では一旦ここでは飛行機に乗せるけど、着いた先の上海で、ビザのことを交渉してくれ。」と言われました。

永田:乗せてしまうっていうのがさすがというか何というか…。

佳織トレーナー:日本ではまずないですよね。そしていざ上海についたあと、ビザのことを相談すると、空港スタッフに「君は上海に留学に来ているのに、どうして英語を使っているんだ。」って言われてしまって…。

永田:主なやりとりは中国語ではなく、英語でされていたんですね。

佳織トレーナー:その頃は英語の方が得意だったので。で、「いや、確かに留学に来ているけど、今は英語の方ができるから…。」と説明したら、なんと「英語が勉強したいんだったら香港に戻れ。」と怒られてしまったんです。

永田:いやぁすごい理論や!それは手に汗握る事件でしたね。

佳織トレーナー:ただ、幸いその時一緒にいた友人が、英語も中国語もそれほどできなかったんですけど、「わたしたち間違って香港に出ちゃったんですが、ビザをください。」って、必死で中国語で伝えてくれたんですよ。「给我Visa!」発音もまるで日本語ですが、それでも頑張って中国語で伝えようとしたら…

永田:(笑)

佳織トレーナー:そのスタッフいわく「彼女は、僕たちの国の言葉を真剣に学ぼうとしている。だから、彼女にはビザをあげる。」と!

永田:出た!!

佳織トレーナー:私に対しては「英語がしたいんだから香港帰れ。」ですよ。でもその友人が、「彼女は私の大切な小妹妹だから、彼女にもビザをお願い。」って取りなしてくれて、結局、彼女に免じてって形で私にもビザがおりました。

永田:すごい話です。

佳織トレーナー:正直その時は怒りを覚えましたが、よくよく考えるとそのスタッフが言ったことにも一理あったなと感じました。確かに中国語を学びに私は今、上海に来ている。けれど、英語で済むところはすぐに英語に切り替えていたりと、真剣に中国語学習に向き合っていなかったことにも気づきました。この出来事が、その後、学習に真面目に取り組むきっかけになったことは間違いないです。その時ようやく心入れ替えました(笑)

いよいよ本格留学!中国・北京へ

永田:佳織トレーナーはそのあと、北京にも留学されたんですよね。

佳織トレーナー:大学卒業後に行きました。大学での主専攻は英語でしたが、在学期間通して中国語にもしっかりはまっていたので。まぁ私はその頃、単純に中国が好きやったんやと思います。

永田:好きというと具体的には?

佳織トレーナー:雰囲気とかかな。居心地がいいんですよ、中国。中国の人って仲良くなったらすごくあたたかく受け入れてくれるでしょう。

永田:確かに、中国の人の懐の深さには驚かされることがあります。

佳織トレーナー:大学2年の頃に訪れた西安旅行の時にそれを強く感じました。旅行中、たまたまコンパートメントが一緒だった中国の人が「僕の弟が日本語勉強してるから、彼が西安観光案内するよ。」って申し出てくれたんです。

永田:へぇ。

佳織トレーナー:その弟さんがほんとうによくしてくれて、なかばびっくりしていました。普段は入れないようなところも観光させてくれたし、家にも招待して餃子を作らせてくれたり…ありとあらゆるおもてなしをしてくれました。

永田:嬉しいですね。

佳織トレーナー:これだけしてもらったもんだから、最後には費用を請求されるかなぁなんて思ってたんですけど、結局そんなこともなく、帰りは空港まで送ってくれました。その時に、「私たち、何やったんやろう。」って恥ずかしくなったんです。疑ってたわけではないけど、真心をそのままに受け取っていなかった。若い日本人の女の子が自分たちの故郷の言葉を勉強しにきている、ただそれだけの理由で、あの人たちはあそこまでのことができるんだって思うと、「この国の人ってすごいなぁ。」って感動しました。

永田:器の大きさもさることながら、人との距離感も日本人と違うし、人懐っこさも魅力的ですよね。大学はどうやって選んだのですか?

佳織トレーナー:具体的な学校は、いくつかの条件に合うところから選びました。初めは上海も候補に入れてましたが、標準的な中国語を学ぶならということで、北京に。

永田:大学は北京中央戏剧学院ですね!有名な俳優さんも輩出しているという…。

佳織トレーナー:私は分校の方で授業を受けていたから機会はなかったんですけど、友人はチャンツィーさん見たって言ってた!

永田:いいなー!

おばちゃんナンパ事件と、テレビ塔での一日

永田:北京時代の、具体的な一日の過ごし方などうかがってもいいでしょうか。

佳織トレーナー:とにかく人としゃべってなんぼ、と思っていたので、午前中は授業に出て、午後からは街に繰り出していましたね。私たちが行った大学の前に北京師範大学があったんですけれど、そこに通う日本語学科の学生さんをナンパしてね、言語交流したりしてました。あとは夕方帰った後、ずっとテレビを流して耳から中国語を入れていました。

永田:お話聞いていると、当時言葉のやりとりで困ってしまうことはほとんどなかったんですね!

佳織トレーナー:そんなことないなぁ…(笑)その頃、日本の友人とのやりとりって手紙が多かったのですが、そこによく、「日本で就職して、こんなこと頑張っている、こんなことできなくて困っている。」そんな風に、日本での生活に奮闘している様子が書かれていました。それを読んで自分自身を振り返ると、まだまだ中国語も自由に使いこなせるレベルに達していない。「私、北京で何やってるんやろう。」って思うことも多かったんです。

永田:なるほど。

佳織トレーナー:北京留学当初、ものすごーく落ち込んだ時期があって。槇原敬之さんの曲で「遠く遠く」っていう楽曲があるんです。夢を追って故郷を離れて都会で頑張る人の姿が歌われていて、そのなかに、どんなに高いタワーからも見えない僕のふるさとっていうフレーズがあります。私、それを模して北京のテレビ塔に登りましたから。

永田:そうだったんですね…

佳織トレーナー:日本で友達が仕事頑張っているのと同じように、私は北京で頑張ろうって思い直しました。で、その近くに美術館があったので、槇原敬之気分そのままに、その美術館を覗きに行ったんですよね。

永田:ほうほう!

佳織トレーナー:そしたらそこに、一人の女性がいるのが目に留まったんです。私、何を思ったか、突然その方に「実は私は北京に来たばかりでこの街のこと良く知らない。よかったら一緒に街中観光しませんか。」って誘ったんですよ!

永田:えー!何ですかそれは!

佳織トレーナー:わからない。槇原敬之の歌の世界観にテンションあがってたから、かなぁ(笑)その女性とは、そのあといくつか美術館まわって、餃子食べて別れました。

永田:へぇー!!(本日何回目かの驚き)

佳織トレーナー:でもいま振り返ると、その方はものすごく中国語がなまってたんです。その時のやりとりで実感したことは、中国の人ってこんな風に突然話しかけても付き合ってくれたりするんだぁってことと、現地の人とのコミュニケーションを求めるなら、色々な人の中国語に触れる必要があるなってこと。

同じ中国語でも、聴き取りやすい人、聴き取りにくい人、いろいろあって、自分にとって聴き取りやすい中国語ばっかり聴いていても、自分の耳は鍛えられない。これは受講生さんにもお伝えしています。

永田:確かに、喋る人によって中国語が聴きとれる感覚が、全然違うという経験はしたことがあります。

佳織トレーナー:テレビ塔での一日のあと、その後日本に休暇で帰る予定だったんですが、急遽とりやめて、中国を回る旅行に出ました。

これがブレイクスルー!中国語が“わかっていく”感覚

佳織トレーナー:各地いろいろな所を訪れていくうちに、何となく相手が言わんとしていることがすっとわかるようになってきました。新疆ウイグルの方へ行った際、それまでは中国語を聞いても、一旦日本語に置き換えてから理解していたのが、中国語の音として理解できるようになっていきました。それは北京留学一年目の夏頃でしたね。

永田:ものすごい変化だったんですね。

佳織トレーナー:また、街歩きなどする際には、なるべく一人で行くようにしましたね。友達が一緒だと、どうしても頼ってしまうから。

永田:いわゆる語学のブレイクスルーって、その人にとって学んでいる言葉がぐっと身近なものになったり、自分の感覚に取り込まれる瞬間を言うのかなって思うんです。佳織トレーナーにとっては、「いろいろな中国語に触れる」ことで、ブレイクスルーが訪れたのかなぁと感じました。

佳織トレーナー:日本の友人からの手紙に触発されて、気持ちを切り替えて勉強できたことが大きかったよね。

永田:ちなみに、中国語の「音そのもの」を聴くために、必要なことってずばり何だと思われますか。

佳織トレーナーその言葉の意味が、自分のものになっていること、かなぁ。例えばいくらクリアに聴きとれても、その言葉の意味することがら、モノがそもそも何かを知らないと、いくら聴いても理解できないでしょう。

例えば私はかつて子どもの学童つながりで、中国人のお母さんの通訳をお手伝いしたことがあったんです。けれど、学童関係の言葉を知らないから、全然聴き取れないし、うまく訳せなかった。そんな時にはいつも反省で、適切な訳語を考え直して、帰り道、脳内シャドーイングして…てことを繰り返していました。

そうする内に、気づいたら「音そのもの」で聴けるようになっていたんです。だから私もまだまだ、ものによっては音そのもので、聴けていません。自分の知っている範囲が狭いと、やっぱり聴き取りにも影響すると感じます。

永田:確かに。私は割と、教育関係の事柄には興味があって、事実、そういうものがテストに出ると、点数がよくなるんです。ところが政治や経済のお話が入るともう…お手上げです。

佳織トレーナー:だから、慣れしかないんだと思います。自分の中の知識をたくさん蓄えるのも大切。音そのもので聴きとれているってことはつまり「概念=音」になっているってことだから、こういうものは逆に漢字がわからなかったりします。

永田:なるほど!漢字を介さなくても理解できているから。

佳織トレーナー:この、中国語の音そのものを身に着けていくには、聴くことだけでなく、話す=アウトプットも大事です。よくご受講生には「1日5分だけ中国人になってね。」とお話します。

永田:なりきり中国語。

佳織トレーナー:1日5分、頭に浮かぶ言葉、文章を全て中国語に直す。「あぁ今日は天気がいい。昨日よりあたたかいし、駅まで私は歩こうと思っている。」とかを全て中国語で考えるようにする。この時は漢字ではなく、頭のなかで音を鳴らすイメージです。もちろん声に出せたらベスト。そして、もし分からない単語があったら、それを覚えておいて、家に帰ってからノートに書きだして…ってことをするといいかなと思います。

永田:5分って意外と長いでしょうね!

佳織トレーナー:実際このトレーニングを続けて、とても良い作文が書けるようになったご受講生もおられました。

帰国後、まさかの中国嫌いに…!?

永田:さて、帰国された後はどのような生活だったのでしょう。

佳織トレーナー:留学が終わって日本に帰ってきた後、縁あって入った会社で出会った上司と仕事のやり方が合わなくて…そこでまさかの中国嫌いになってしまったんです…!

永田:なんと…!

佳織トレーナー:上司は上海の人だったんですが、人間性がどう、というよりも、とにかく仕事のやり方、スタンスが違ってそれがストレスになってしまったんです。一時期は中国語を聴くのも辛くなって。仕事上で中国語を使う機会はありましたが、まったく気持ちがこもっていませんでしたねぇ。

永田:あら…。

佳織トレーナー:あの頃も、今思うともったいなかったよね。「考え方の違いもある」ぐらいに捉えて、「この環境を利用してやる!」っていう気合で勉強したらよかったんでしょうけれど。そこに勤めていた数年は本当にまったく勉強しなかったです。

再びやってきた中国とのご縁

佳織トレーナー:でもまぁ不思議なもので、その職場を辞めたあと、しばらくすると今度は夫の仕事の関係で、再び中国へ戻ることになりました。中国が、また私の方に近づいてきたんだなぁっていう感覚でしたね。

永田:今度はどちらに。

佳織トレーナー:蘇州です。

永田:蘇州ではどのように過ごされましたか?

佳織トレーナー:北京や上海とはまた違った雰囲気があって、のんびりとした土地柄に癒されて、かつての中国嫌いもなくなっていきました(笑)蘇州では日本人同士のつながりが欲しくて、蘇州大学に通ったんですよね。

そこで今のトレーナーのお仕事にもつながるご縁に恵まれました。そうこうするうちに子どもも生まれ、彼が幼稚園に通うタイミングで少しずつ仕事をする時間も増やしていきました。

永田:そうでしたか。お聞きしていると、やはり佳織トレーナーの人生は要所において中国に引き寄せられている感じがしますね。

佳織トレーナーと中国

永田:香港ビザ事件や北京テレビ塔の一日などなど…本当はもっと語っていただきたい事柄がたくさんあるのですが…中国悲喜こもごもいろいろとご経験されている佳織トレーナーにとって、中国や中国語とはどんな存在なのか?ぜひお聞かせください。

佳織トレーナー:今はほとんど勉強する時間も取れていませんけれど、なんだかんだで、すでに中国語と出会ってずいぶん長い時間が経ちました。

この長い時間をかけて、何らかの形で中国語というひとつの事柄に関わり続けてこられたということが、私の誇りかなぁと思います。

ずっと大好きだったわけではないけれど、中国語あっての私、なんですよね。

永田:じーんときました…。そんな風に思えるものがあるって本当に素敵です。今日はお話聞かせていただいて、本当にありがとうございます!

 

フルーエントからのご提案~学習のTips~
様々なタイプの声で話されている中国語に慣れること、これは日本にいても、ある程度まで叶いますね。教材のように美しく編集されているものだけではなく、テレビやラジオ、時には一般の人があげているような動画など、老若男女いろいろな声による中国語素材をぜひ耳にしてみてください。
例えばこちらが中国中央電視台が運営するサイトですが、教育や経済、社会情勢に関する多様なニュース動画を観ることができます。

記事をお読みいただきありがとうございました。

中国語ゼミ読者のみなさまは、

・中国人と流暢に会話を楽しめるようになりたい
・ビジネスで使えるレベルの会話が出来るようになりたい
・ニュースや映画を字幕なしで読めるようになりたい
・HSKなど中国語の試験に合格したい


などなど、夢や目標をお持ちだと思います。

そんなあなたにお願いがあります。

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中国語ゼミ編集部

中国語の初心者~上級者向けの学習サイト。中国語の勉強法、検定試験、中国語の表現、中国のビジネスや文化について定期発信。
おかげさまで既に100万人以上の方からアクセスを達成!
編集部のスタッフはの在住地も中国・日本・ヨーロッパと様々です。フルーエント中国語学院(https://fluent.asia/tsushin/)の
現役トレーナーも執筆しています。ゼロから中国語の勉強をスタートさせて、HSK6級や旧HSK7級を取得した上級者だからこそわかる、
効率的な勉強法や挫折しないためのコツをお伝えします。
今やどこでも学習できる時代!中国語や中国文化に興味ある仲間を増やすことが私たち中国語ゼミの願いです!

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