中国語検定の合格率は?|級や時期での違いを紹介!

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中国語検定試験は準4級〜準1級は年に3回(3月・6月・11月)、1級は年1回(11月)のみ開催されています。

  • 「一体、中国語検定の合格率はどれくらいなのでしょうか?」
  • 「受ける級によって合格率は異なるのでしょうか?」

気になる中国語検定の合格率ですが、級によって、さらには同じ級でも受験する月によって合格率に差がつく傾向にあります。

この記事では中国語検定の受験級や時期によって異なる合格率について、どこよりも詳しく分析しています。更に「中国語検定の合格率を高める最も効果的な学習方法」を詳しく解説していきます。

合格率の傾向を知ることができれば学習の計画も立てやすくなります。中国語検定の合格率を知って、効率的に合格を目指しましょう!

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1.中国語検定の級別・受験月別合格率

受験する月によって、どのように合格率に違いがあるのかを調査しました。一挙公開します!

1-1.基礎レベルの準4級

準4級とは、中国語の基礎を理解できている入門レベルです。ピンインを正しく把握できているか、基本的な単語や文法を理解できているかが判断されます。

目安となる学習時間は60〜120時間で、大学の第二外国語として一年受講する場合、前期修了程度となります。基礎単語力は500語程度で、発音や単語の意味がわかり、50~80程度の日常会話で使われる挨拶や語句の中国語訳ができることが望まれます。

リスニング・筆記ともに50点満点で、合わせて60点が合格ラインです。

<中国語検定準4級の合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 79.6% 82.0% 64.6%
2016年 79.4% 74.6% 65.9%
2017年 77.8% 71.5% 63.7%
2018年 76.0% 79.5% 74.3%

3月と6月より11月の合格率が低い傾向にあるのが分かりますね。

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中国語検定準4級に一発で合格する方法

1-2.基礎をマスターした4級

4級とは基礎をマスターしたレベルで、簡単な中国語が聞き取れ、なおかつ話せることが必要となります。

学習時間は120~200時間で、大学の第二外国語を一年間履修した程度です。発音・単語の意味に加え、500~1000の単文の日本語訳、中国語訳が求められます。

リスニング・筆記ともに100点満点で、それぞれ60点以上が合格基準です。

<中国語検定4級の合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 57.1% 58.1% 43.1%
2016年 55.0% 47.6% 45.5%
2017年 66.7% 60.6% 52.9%
2018年 51.7% 67.0% 56.9%

年によってバラつきがあるものの、他の月に比べて11月の合格率が低い傾向にあるのが分かりますね。

中国語検定4級に一発で合格する方法はこちら!
中国語検定4級に一発合格する方法

1-3.日常で問題なく会話ができるレベルの3級

3級とは基本的な文章の読み書きと、簡単な日常会話が出来ることが目安とされ、基礎文法をマスターし、応用までできるレベルです。

学習時間は200~300時間で、一般的な大学の第二外国語を二年履修した程度です。個人的な学習では週1回の学習で、半年~1年程度で挑戦可能です。

試験内容は、発音、及び単語の意味に加え、常用語1000~2000による複文の日本語訳・中国語訳が出題されます。3級からは難易度が上がり、1回で合格する人とそうではない人とで分かれてきます。

<中国語検定3級の合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 35.7% 44.0% 27.9%
2016年 36.2% 42.7% 24.3%
2017年 31.3% 35.4% 38.9%
2018年 33.3% 46.7% 41.5%

年によってばらつきあるものの6月の合格率が高く、11月が低い傾向にあります。

中国語検定3級に一発で合格する方法はこちら!
中国語検定3級に一発で合格する方法

1-4.就職活動のアピールにもできる!1対1でビジネスが可能なレベルの2級

2級とは基礎文法と基礎の応用をマスターし、さらに実務能力が問われるレベルです。複文を含むやや高度な中国語の文章の読みと、3級の出題問題レベルの文章作りが出来ることが望まれます。

学習時間の目安は600時間で、1日1時間の勉強を約2年続けた程度です。

試験内容は、熟語・慣用句の意味、語句の解釈、500字程度の中国語の文章の部分訳、30字程度の短文の中国語訳が出題されます。難易度が急に上がるので、長期戦への心構えが必要です。

中国語検定試験の2級は、HSKで5~6級(6級が最高級)、TECCで700点(1000点満点)に相当します。

<中国語検定2級の合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 24.7% 20.0% 18.9%
2016年 19.6% 32.5% 21.6%
2017年 27.1% 24.1% 34.3%
2018年 23.7% 29.1% 36.5%

2級の合格率は月によって傾向にバラつきがあるのが分かります。低い時は20%を下回る時もあります。

中国語検定2級に一発で合格する方法はこちら!
中国語検定2級に一発で合格する方法

1-5.実務的な面で企業の即戦力になれるレベルの準1級

準1級とは、企業の即戦力となるレベルでHSK6級程度にあたります。社会で必要な中国語をマスターし、通常の文章の日本語・中国語の通訳が出来ることと、成語や文学、中国事情に関する知識も合わせ持つことを求められます。

一次試験は、新聞や雑誌、文学作品からやや難しい文章の日本語訳・中国語訳に加え、熟語・慣用句などが出題されます。

また準1級からは二次試験があり、面接官との日常会話、簡単な日本語・中国語での通訳とスピーチが求められます。

<中国語検定準1級一次試験合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 11.4% 28.0% 15.0%
2016年 18.2% 33.7% 12.2%
2017年 14.8% 12.4% 22.2%
2018年 19.2% 22.4% 14.2%

<中国語検定準1級二次試験合格率>

受験年 受験月別合格率
3月 6月 11月
2015年 93.7% 93.5% 96.0%
2016年 99.0% 90.4% 100%
2017年 92.3% 100% 96.7%
2018年 97.5% 94.3%  

年によりますが、6月の試験の合格率が高い傾向にあります。一次試験の難易度が高いため、一次試験に合格すれば高確率で二次試験も突破できます。

中国語検定準1級に一発で合格する方法はこちら!
中国語の事実上のゴール! 中国語検定準1級に合格する方法

1-6.翻訳・通訳のプロとして活躍できるレベルの1級

1級の試験は年に一回、毎年11月のみ行われます。中国語学習者の最終目標である1級ですが、受験者は中国語のプロ、通訳家・翻訳家としての活躍を目指す人がほとんどです。高度な読解力・表現力を駆使することができ、複雑な中国語及び日本語(挨拶・講演・会議・会談)の通訳・翻訳ができることが求められます。

一次試験は新聞・雑誌・文学作品・実用文から難度の高い文章の日本語訳・中国語訳、及び熟語や慣用句の総合問題が出題されます。

二次試験では翻訳・通訳能力が試され、四字熟語の出題もあり、中国語のネイティブでさえ苦戦するレベルです。学習期間は5年〜10年とされ、この試験に合格すると「通訳案内士試験」の筆記試験科目の外国語が免除されます。

<中国語検定1級一次試験合格率>

受験年 11月受験合格率
2013年 5.0%
2014年 3.5%
2015年 4.5%
2016年 5.8%
2017年 4.5%
2018年 5.6%

<中国語検定1級二次試験合格率>

受験年 1月受験
(一次試験通過者のみ)合格率
2013年 69.2%
2014年 76.9%
2015年 80%
2016年 83.3%
2017年 80%

一次試験の突破率は3〜6%とかなりの難関です。二次試験の合格率は70〜80%前後です。

一次試験合格者が二次試験を欠席もしくは不合格した際に、以降2年間は一次試験免除の資格が保持されます。2年間免除可能期間がありますが、年に1回しか試験がないため、実際に免除してもらえるのは1回のみです。

中国語検定1級のリアルについてはこちらをチェック!
超難関【中国語検定一級】のリアルを知ろう、人生をかける資格とは

 

2.中国語検定に合格するための最強の勉強法

中国語検定に合格するための最強ツールは過去問

その過去問を最大限に活用するポイントは以下の3つです。

  1. 試験のクセ・傾向をつかむ
  2. 回答時間を計る
  3. 復習ツールとして活用する

日本中国語検定協会のホームページからは試験問題の過去問と解答がダウンロード可能です。リスニング問題の音声はダウンロードできないので注意してください。過去問と解答はコチラ

自分の臨む級数に応じた問題をひたすら解いて試験の出題傾向を把握しましょう。

過去問の活用方法についてはこちらの記事で更に詳しく説明しています。
【中国語検定】これで合格!「過去問」の活用法まとめ

2-1.過去問を解いて試験の「クセ」を掴む  

ここで知りたいのは問題の傾向と自分の解き方や正解率の傾向です。両方のクセを知り、力を入れて学習する分野や、時間配分や取りかかる順番を決めることができます。

直近2.3年の過去問を実際に解いてシミュレーションしてみてください。

2-2.必ず回答時間を測る  

過去問を解くときは、実際の試験の時間配分通りに解いてください。そうすることで自分の得意・不得意の傾向を正確に知ることができます。得意な部分から先に解くことや、苦手な部分を後回しにするといった戦略を練りましょう。

初めから試験の時間内に全部の問題を解けないかもしれませんが、対策と練習を繰り返し、試験日までに解けるようになれば良いのです。

回答欄の横には、解答を確認する前に、次のようなマークを付けていきます。

マーク 意味
「カ」 正解が分かったけれど、後から解説を読みたい問題
「△」 回答に自信がない問題
「?」 正解や問題の内容が全く分からない問題
マークなし 自信がある問題

HSK過去問解き方_1

そして答え合わせをした後、次のマークを回答欄に書き込みます。

マーク 意味
「/」 不正解の問題
点線の「/」 回答欄に「カ」「△」「?」があるけど正解した問題

HSK過去問解き方_2

そうすることで苦手な箇所が浮き彫りになり、苦手部分だけを効率的に復習できます。

2-3.過去問を復習ツールとして使うことが最大のポイント

過去問を復習のためのツールとして最大限に活用する方法をみていきましょう。

2-3-1.過去問を復習ツールとして活用する方法

2-2の表でご紹介した通り、不安要素のある問題は再テストを繰り返して、正解できる状態にすることが大事です。教材に「/」や「点線の/」が付いている問題は再テストし、間違えたら「×」、正解には「○」を付けます。全て「○」になるまで繰り返します。

2-3-2.語彙力チェック

単語については、問題の中で「覚えられない単語」だけを集めた「表現ノート」を作ります。ノートに中国語・ピンイン・日本語を書き、必要に応じて例文と日本語訳を書きます。「スキマ時間」を使って復習を続けましょう。

単語の暗記法は「システマチック暗記法」がおすすめです。なんとなくではなく徹底的に単語を覚えましょう。

・こちらの記事の8章でシステマチック暗記法を詳しくチェック!
中国語教材のおすすめ厳選23と効率的に使う方法
・中国語学習ノートや単語帳の活用方法は、中国ゼミのこちらの記事を参考にしましょう。
中国語の勉強に効果的なノートの作り方を初心者にもわかりやすく解説
中国語の単語帳「話す・聴く・読む・書く」力を同時にアップ!

2-3-3.リスニング対策

リスニングの復習は「シャドーイング」がおすすめです。シャドーイングとは、発声された音声のすぐ後に影のように続けて復唱する勉強法です。

最初はリスニング問題の問題文を見ながらシャドーイングを数回繰り返し、上手く発音できるようになったら、問題文を見ずにシャドーイングします。

シャドーイングの詳しい方法についてはこちらの記事をチェック!
シャドーイングで語学をマスターする方法

2-3-4.文法対策

中国語は語順が重要です。しかし一つ一つ「語順のルールを覚えること」は時間がかかるため、あまり効率的ではありません。「語順を体に染みこませていく」ことが中国語の文法習得への近道です。

文法書には複数の例文が載っていると思いまが、1つの文法について1つの例文のみを暗記し、残りは捨ててしまってOKです。

ここでも、2-3-3でご紹介したシャドーイングが最も効率的です。日本語を見ただけでそれに対応する中国語がぱっと言えて、かつ書けるレベルになるまで繰り返します。もちろん、発音も完璧を目指しましょう。

1つ例文を完璧を暗記したら次に例文の単語を入れ替えてみます。例えば、「我是日本人(私は日本人です)」という例文を暗記した場合は、「私」や「日本人」の単語を別の言葉で言い換えます。

「我是学生(私は学生です)」「她是中国人(彼女は中国人です)」といった感じで練習します。

おすすめの文法書と活用方法はこちらの記事でチェック!
中国語のプロが選ぶ!レベル別おすすめ文法書
動画付|5000人指導のプロが教える最強の中国語勉強法

 

目標を明確にして、確実に合格を掴み取ろう

級毎や受験月によっての合格率の傾向を知ることで、自分の受験に向けての目標や計画もはっきりとしてきますね。中国語検定に一発で合格するには計画的な学習が大切です。

この記事では中国語検定を合格するための勉強方法についてもご紹介しましたが、この方法で対策を進めれば、分からない単語や苦手分野を徹底的に克服することができますよ。効率のよい方法で勉強に取り組み、確実に合格を掴み取りましょう!

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