【中国語検定】これで合格!「過去問」の活用法まとめ

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中国語検定を受験する前は、過去問題集を解いて本番の試験に備えることが欠かせません。ここでは、過去問を手に入れる方法から、おすすめの過去問題集・単語集、更に手に入れた過去問題集や単語集を最大限に活用する方法を紹介していきます。

過去問を効率良く使って、合格を目指しましょう!

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1. 中国語の過去問を入手する方法

中国語検定の過去問を入手するには、2つ方法があります。1つ目は、サイトから無料でダウンロードする方法。2つ目は、過去問が収録された問題集を購入することです。自分に合った方法で学習を進めていきましょう!

1-1. サイトから無料でダウンロードする

過去の試験問題は、日本中国語検定協会のサイトから無料でダウンロードできます。内容は、筆記試験問題とリスニング読み上げ原稿、その解答です。ただ、リスニング音声と解答の解説はありませんので、注意してください。

日本中国語検定協会のサイトはこちら

1-2. 過去問が収録された問題集を購入する

書店に行ってみると、語学コーナーなどに中国語検定の過去問が収録された問題集が多くあります。中には、リスニングのCDや無料でダウンロード出来る音声教材が付いているものもあります。

試験当日のシミュレーションをしたり、聞き取れなかった部分を繰り返し聞いて学習することができますね。確実に合格に近づくためにも、リスニング対策ができる音声教材付きの過去問題集を買うことをおすすめします。

 

2. 中国語検定対策におすすめの過去問・単語集


中国語検定が注目されてきて、最近では様々な問題集が出版されています。しかし、どのように問題集を選んだらよいのでしょうか?書店で探してみても、どれも同じようにしか見えない・・違いがわからない・・となるかもしれません。

そんな時は、問題集にリスニング対策用のCDや、ダウンロード式の音声教材が付いているかを購入の基準にすると良いでしょう。

中国語の声調やピンインは、日本語の発音に無いものばかり。頭では理解していたはずの発音でも、実際聞いてみると、全く違ったということはよくあります。そのような時のお手本として、リスニング教材は必須ですね。

2-1. 中検問題集シリーズ(過去問)

中検問題集シリーズ(各級)』(中検研究会)
 実際に中国語検定で使われた過去問・CD付き。解説が詳しいのが評判です。1冊につき3回分の過去問を収録しています。1級・準1級・3級・4級では必要単語が、2級では必要な連語が、準4級では必要単語と「挨拶・受け答え」表現がそれぞれ巻末に掲載されています。

2-2. 合格奪取!中国語検定トレーニングブックシリーズ

合格奪取!中国語検定トレーニングブックシリーズ(各級)
  この問題集で特筆すべきは、なんといっても練習問題の量です。過去問を収録しているわけではありませんが、過去問を徹底分析し、最新の出題傾向に基づいた練習問題が掲載されています。級によっては、筆記問題編とリスニング問題編で分かれていて、リスニング対策用の問題集はもちろん音声教材付きで対策もばっちりです。巻末に収録されている模試を使って、本番さながらの予行練習ができるのも嬉しいですね。演習を重ねて本番に備えたい方におすすめの問題集です。

2-3. キクタン中国語シリーズ

キクタン中国語シリーズ』(アルク)
 大学受験英語の参考書やTOEIC対策でお馴染みの単語集、キクタンの中国語版です。過去問の頻出単語を分析した上で収録されていて、効率的に学習できます。無料でダウンロードできる音声教材も付いているので、ネイティブスピーカーの音声とともに発音を覚えることができます。確保できる学習時間に応じて、3つの学習法が示されているので、日々の目標も設定しやすく、続けやすいのもポイントです。級別で単語集・慣用句集が出版されているので、自分のレベルに合わせた学習ができます。

 

3. 中国語の過去問を120%活用する勉強方法

では、過去問はどう使ったら良いのでしょうか?過去問を使う目的は3つあります。

試験のクセ・傾向をつかむ ②解答時間を計る ③復習ツールとして活用する、の3つです。

3-1. 2~3年前まで遡って出題の傾向を掴む

試験には問題の傾向があります。どんな問題がどんな形式で出題されるか。問題数や時間配分はどのくらいか。級によって異なるので、直近2.3年の過去問を実際に解いてみてシミュレーションしてみましょう。

3-2. 時間を計ってシミュレーションする


実際の試験の時間配分通りに過去問を解くべきです。全部の問題が終わらなかった・・・など、落ち込むこともあるかもしれませんが、初めから試験の時間内に全部の問題を解くことができる人はごくごく少数です。それからの対策次第で、合格できる可能性は十分にあります。

自分の得意・不得意の傾向を知り、得意な部分から先に解くことや、苦手な部分を後回しにする、といった戦略を練ることができます。本番では時間は待ってくれません。必ずストップウォッチで解答にかかった時間を計測しながら進めましょう。

3-3. 正解のレベルをメモする

どの分野の試験対しても、非常に有効な方法です。まずは過去問を解いてみて、解答欄の横に次のようなマークを付けていきます。正解が分かったけれど、後から解説を読みたいものには「カ」を、解答に自信がないものには「△」を、正解や問題の内容が全く分からないものには「?」を付けます。自信がある問題にはマークを付けません。

そして答え合わせをし、不正解のものには教材に直接「/」を、解答欄に「カ」「△」「?」があるけど正解したものには点線の「/」を書き込みます。

そうすることで、どんな知識が定着していないのかが一目瞭然になります。

3-4. 過去問題集の解きっぱなし厳禁!復習の最大ツールに

3-4-1.語彙チェックで分からない単語を洗い出し、効率的に覚える

問題中の分からなかった単語を全てノートに書き出し、その意味を「システマチック暗記法」で覚えます。

システマチック暗記法に関しては、『中国語を半年でマスターした私が教える人生を変えた勉強法』の 5-3-4記号を使った「システマチック単語暗記法」を実践をご覧ください。

3-4-2. 不安要素のある問題の再テストをして、正解できる状態にする

教材に「/」や「点線の/」が付いている問題を再テストし、間違えたら「×」、正解には「○」を付けます。全て「○」になるまで繰り返します。

3-4-3. 読解問題の復習には「音読&速読」

読解問題の文を何度か音読し、その後何度か速読します。「速読」とは、音声化せずに頭の中で読むだけです。言葉の意味だけに注目しながら通常の2倍の速さで読みます。

3-4-4.リスニング問題の復習には「シャドーイング」

「シャドーイング」とは、発生された音声のすぐ後に影のように続いて復唱する勉強法です。

最初はリスニング問題の問題文を見ながらシャドーイングを何度かしてみて、上手く発音できるようになったら、問題文を見ずにシャドーイングします。

「シャドーイング」のさらに詳しいやり方は、中国ゼミの記事を参考にしてください。
シャドーイングで語学をマスターする方法

3-5. 出題範囲の単語を単語集で暗記する

例えば、中国語検定準4級に合格するためには500語、4級では1000語と、級によって必要な単語数は変わってきます。

そこで、先ほど紹介した「キクタン中国語シリーズ」など、過去問の頻出単語が分析された単語集で効率的に単語を暗記しましょう。語彙力アップ対策は、先ほど紹介した「システマチック単語暗記法」が効率的で特におすすめです。『中国語を半年でマスターした私が教える人生を変えた勉強法』の『5-3-3 単語学習のルール』と『5-3-4 記号を使った「システマチック単語暗記法」』に詳しく書きましたので、ぜひ実践してください。

 

過去問を最大限に活用して中国語検定に合格!

いかがだったでしょうか?このように過去問を使えば、効率的に苦手箇所を発見し、対策につなげることができます。過去問を上手く活用して、中国語検定合格を目指しましょう!

記事をお読みいただきありがとうございました。

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中国語検定各級のレベル、級別の対策法を詳しく解説!

中国語検定のレベルってどれくらい? 何級までいけば話せるようになるの? 企業が求めているレベルは?中国語検定は、英語についで2番目に受験者が多い外国語の検定で、中国の発展に伴いますます受講者が増えています。とはいえ、英語に比べたらマイナーなため、情報はあまり多くなく、情報探しにも苦労されていると思います。いま、勉強中の方はもちろん、これから中国語を勉強していこうという方にとっても指標は心の支えや目標になるのでとても大切ですよね。2020年に中国語検定は第100回を迎えました。この記事では級ごとの検定レ...

・中国語学習の効率的な学習法については、こちら。

中国語を独学で習得したい、もしくは、語学教室などで習い始める前に、まずは独学での習得にチャレンジしてみたいと思う方は多いのではないでしょうか?この記事では、”ほぼ”独学による12ヶ月間の中国語学習でビジネスレベルにまで到達した筆者(中国滞在歴10年以上、HSK6級)が、独学を成功させるために必要なこと・注意すべきポイントについて解説していきます。また、最近は語学学習向けのアプリなども充実しているので、「これは便利!」というアプリと、その使用方法もご紹介します。1. 中国語は独学でも習得しやすい中国語は日本...
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