中国語の勉強に効果的なノートの作り方を初心者にもわかりやすく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
のべ42,531がこの記事を参考にしています!
  • これから中国語を本格的に勉強しようとしているあなたへ。
    「教材は揃ったけど、ノートをどのように作って学習したら良いかわからない。」
  • もう既に中国語の学習を始めているあなたへ。
    「中国語の勉強をこつこつ続けているのに、なぜか今ひとつ効果があがらない」

と感じている方は意外と多いのではないでしょうか?

ある程度の学習を続けているのにも関わらず、上達しないようなら、ノートの取り方を見直してみるのもひとつの方法です。この記事では、ノートを作るためのポイントやあなたに合った中国語ゼミおすすめの勉強方法を伝授します。

この記事を参考にして、自己流のノートで中国語の学習を進めましょう!

「はじめての中国語講座」に
参加して頂けませんか?

お願いがあります。
実は今回、「はじめての中国語」講座の動画が完成し、モニター受講生を募集します。

このページをご覧いただいた方を対象に、募集をスタートしましたので、ぜひ参加していただけませんか?(受講費は無料です!)

講師は、中国語ゼミ監修者の三宅裕之。2001年に語学コーチングスクールを設立し、今まで15,000人以上を指導した語学×コミュニケーション力開発のプロフェッショナルです。

無料とはいえ、日本人が中国語を学ぶ驚きのメリット、話す力・聴く力が同時に上達する学習法を解説しますので、一生モノの知識を得られるはずです。

スマホ、パソコンから気軽にオンライン受講できます。 
詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。


1.ノートを作ることのメリットとは?

今や何をするにもパソコンやスマホが便利な時代ですが、紙に手書きで書くことで覚えるスピードもあがり、記憶に残りやすいというメリットがあります。手書きのノートを作成することで、自分が今どこまで理解しているのか現在のレベルを視覚的に把握することができ、不足している知識の量を目に見えるかたちで整理ができるのです。

ノートを作成する前に、学習したい知識を箇条書き形式などでまとめておくと、学習のアウトラインが明確化し、より体系的な知識とスキルを身につけることができるので、効率的な中国語の学習に役立ちます。

 

2.ノートを作る際の心得

学習ノートといっても、単語や文法をやみくもに記録していくだけでは効率的なツールにはなりません。ポイントとしては、「自分が見返した時に理解できるか」が重要です。このポイントに重点を置きつつ自分のみわかりやすいように色付けしたり、絵で覚えるように絵を描いて単語とリンクさせたり工夫してもいいですね。

あとから見返した時、分からない箇所や要点をすぐに把握することができるシンプルなノート作りを心がけましょう。

2-1.持ち運びしやすいサイズにする

学習ノートというと、ある一定以上の年代の方にとっては大学ノートのイメージが強いかもしれませんが、「空き時間にこつこつと勉強する」ということをポイントとして考えると、よりコンパクトなサイズでなおかつ多くの情報量を書き込みやすいタイプを選んだほうが効率的です。

目安としては空いている時間にいつでも読み返せるように、どこにでも持っていくことが可能なポケットに入るくらいの大きさのものを選ぶと良いでしょう。

2-2.自己満足で終わらせない

語学学習だけでなく、大学受験などでも陥りがちな失敗のパターンとして挙げられるのが「ノートをつくった時点で満足してしまう」というものです。言うまでもなく、学習ノートはあくまでも中国語を効率よく学ぶ手助けにするためのツールにすぎません。大学受験や語学学習で好成績を残す人はそのあたりをよく理解しており、ノートとその先の学習をスムーズにつなげるスキルに長けています。

学習ノートには教材ごとの要点やどうしても理解できないポイントのみを覚え書き程度に書きとめておくようにし、ノートづくりだけでエネルギーの大半を使う、という本末転倒なことにならないように気をつけましょう。綺麗なノートを作る必要はありません。ノートを自分だけの参考書と考えましょう。

2-3.覚えられない単語や表現のみ

中国語学習をしていても上達しないという人はどこか真面目すぎるところがあり、ノートにすべての事柄を書き込まなければ意味がない、と考えている場合も少なくありません。

しかし、ノートは本来、学習の要点をコンパクトにまとめておくためのツールであり、すべての情報を詰め込んでしまうと記入だけで時間がかかってしまいますし、視覚的にも大変わかりにくくなってしまいます。既に知っている単語をノートに書く必要はありません。

本当にわからない単語や表現のみを書いて、自分だけが読み返して分かればいいのです。理解できるようになれば捨ててしまおう!というくらいの気持ちでノートを作りましょう。

 

3.どんなノートを作成したらよいか?

では、実際中国語の勉強にはどのようなノートが役立つのでしょうか?

まず、学習計画用ノートそして表現ノートの2冊を用意しましょう。この次では、それぞれのノートについて詳しくご紹介します。

3-1.学習ノート

まず、学習ノートとは、日々の学習の計画・実績などを記録するノートです。自分がどの目標に向かって勉強するのか、そのためにどのような勉強をするのかを具体的にしましょう。

教材ごと(文法・発音・単語・作文など)に細かく学習計画を設定し、計画と実績を分けて記入(長期・中期・短期・日々)できるように整理しておくとより便利なノートに仕上がります。

また、定期的にノートを見返して、実績と改善案も記入していきましょう。中国語の勉強のためのノートというと、単語や文法を書くイメージがありますが、実はこの学習ノートは自分の現在の状況や目標を見返すことができるので、中国語の学習にはとても効率的です。

3-2.表現ノート

次に、表現ノートとは、自分にとってわかりにくい発音や表現、単語を箇条書きで書き留めておき、それとセットにして日本語での解説を書き添えておくといつの間にかそれ自体が自分専用の単語帳になっていく仕組みのノートです。

ページを折って左から中国語・ピンイン・日本語を書き、できれば単語の意味や例文を書きます。単語はいくつも意味を書くのではなく、1単語1意味そして例文(必ずしもなくても良い)を書き込みましょう。

表現ノートは、2-1での述べたように、いつでもどこへでも持ち歩きできるサイズで、通勤中やティータイム、就寝前など空いている時間に復習のために利用しましょう!

3-2-1.中国ゼミおススメの単語・表現暗記法

中国語の効率的な学習法として、中国ゼミでは「システマチック暗記法」を推奨しています。
「システマチック暗記法」とは、簡単な発音チェック、音読、エアライティング、暗記テストの4つのプロセスを単語ごとに繰り返すことで文字通り機械的に脳内に刷り込んでいくメソッドで、初心者にもわかりやすい学習メソッドとして知られています。

発音チェックでは教材に付いているCDを聴きながらシャドーイングをします。次に2〜3回音読をし、エアライティングという紙を用意せず、ペンを空中で動かして単語を視覚的に記憶していく練習方法で書く練習をします。

紙に書いた方が覚えやすい方は、紙に書いて実践しましょう。最後に暗記テストをして、しっかりと知識として身についているか確認します。暗記テストでは中国語をみただけで正確に発音できるか、中国語とピンインだけをみて日本語が読めるか、ピンインと日本語だけをみて中国語が書けるか、日本語だけをみて中国語が言えるかというように多方面から確認しましょう。

3-3.その他のノート

語学を学習する上で、大きく「耳で聴いて覚える」聴覚派の人と「目で見て書いて覚える」視覚派の人に分かれます。

視覚派の人は、単語帳を作り付箋やマーカーなどを引いて、キッチンやトイレ、手帳など目につく場所に貼る方法も効果的でしょう。一方で聴覚派の人は、聴くことに専念してエアライティングで簡単に書く練習して覚える方法もあります。自分に合った方法を選んで楽しみながら学習を進めましょう。

また、好きな本や歌に出てくる単語の意味を書きとめておくのも学習に効果的です。自分にとって興味のもてるところを入り口にしたほうがその後の学習のモチベーションになります。

たとえば好きな小説や映画、音楽の歌詞を見つけて、そのなかで使われている単語や文法の意味をひとつひとつ調べていくことで楽しみながら中国語のボキャブラリーを増やすことができます。ネットで検索すると歌詞は簡単に入手することができますし、ドラマも字幕付のものが簡単に探せますので、好きなフレーズなどを見つけたらメモをしておくといいですね。

 

4.自分はどのタイプにあてはまる?

ここまで、ノートを作ることのメリットや、ノートの作成方法をご説明してきましたが、効率的に中国語を学ぶには心理学的な自分の特徴を知っておくと自分に合った勉強法を知ることができます。自分の強みを生かした勉強法によって学習のスピードや上達度がよりあがります。

ここでは3つのタイプをご紹介いたしますので自分がどれに当てはまるか確認してみましょう。

  1. 視覚派
    視覚派の人は物事を見た目で判断し、早口、目に見える結果が大切で人の話をあまり聞かないが、実は見ている。というタイプに方が当てはまります。視覚派の方には単語帳や付箋等をフルに活用して覚えるのがおすすめです。覚えた後はコレクターにならず、思い切って捨ててしまいましょう!
  2. 聴覚派
    聴覚派の人は情報に敏感で風評に弱く、調べるのが得意または好きです。論理的でIT系が得意で人の話をよく聞く人はこのタイプに当てはまるでしょう。聴覚派の方にはリスニングを中心にして、隙間時間には空中で単語や表現を書いて覚えましょう。
  3. 体感覚派
    体感派の人は結果より過程を重視し、過程における気分や感情が重要と捉えることが多いです。天才的アイデアが出るが、論理的に説明でき、傷つきやすく、話すのが遅いという特徴もあります。質問に間を開けて答える人もこのタイプに属します。このような体感派の方は、中国語の単語を「映像で捉える」ことが有効です。例えば「玉米(yùmǐ トウモロコシ)」だったら、「米粒」が「玉のような形」のもののイメージ。自分にしか理解できないイメージで良いので、絵を描いて覚えるなどイメージ化して覚えましょう。

 

自分に合うやり方を見つけマスターしよう

この記事では、中国語を効率よく学ぶためのノートの作成方法をご紹介してきました。効率的な学習ノートを作ることによって、学習のスピードや上達度はぐんと上がります。また、ノートを見返すことによって、現在のレベルも客観的に把握することができ、目標の管理ができるようになります。自分にはどんな方法が身につきやすいのかを試しながら、自分に合うものを見つけてより効率的に中国語を学習できるようにしましょう。

記事をお読みいただきありがとうございました。

中国語ゼミ読者のみなさまは、

・ネイティブとの会話を楽しみたい
・仕事で中国語を使えるようになりたい
・HSK、中国語検定に合格してキャリアアップしたい
・ドラマや映画を字幕なしで楽しみたい
・旅行で使える中国語を身につけたい


などなど、夢や目標をお持ちだと思います。

そんなあなたにお願いがあります。

実は今回、「はじめての中国語」講座の動画が完成し、このページをご覧いただいた方を対象にモニター受講生を募集します。

日本人が中国語を学ぶ驚きのメリット、話す力・聴く力が同時に上達する学習法がわかる講座に、参加してみませんか?(受講費は無料です!)

講師は、中国語ゼミ監修者の三宅裕之。2001年に語学コーチングスクールを設立し、今まで15,000人以上を指導した語学×コミュニケーション力開発のプロフェッショナルが、わかりやすく解説しますので一生モノの知識を得られるはずです。

スマホ、パソコンから気軽にオンライン受講できます。詳しくはこちらのページに書いてありますので、ぜひ判断してみてください。


\ あわせてぜひ読んで欲しい人気記事 /

・中国語ゼミでは日本人が効率よく中国語をマスターするためのノウハウをすべてご紹介しています。ぜひ実践してください。
初心者が中国語を学ぶ勉強法はこれ!10,000人指導のプロが伝授

・また「中国語」にまつわる疑問を中国ゼミが徹底解説しています。
中国語のすべて~四声・ピンインとは?方言は?学習法は?~

中国語ゼミ編集部

中国語の初心者~上級者向けの学習サイト。中国語の勉強法、検定試験、中国語の表現、中国のビジネスや文化について定期発信。
おかげさまで既に100万人以上の方からアクセスを達成!
編集部のスタッフはの在住地も中国・日本・ヨーロッパと様々です。フルーエント中国語学院(https://fluent.asia/tsushin/)の
現役トレーナーも執筆しています。ゼロから中国語の勉強をスタートさせて、HSK6級や旧HSK7級を取得した上級者だからこそわかる、
効率的な勉強法や挫折しないためのコツをお伝えします。
今やどこでも学習できる時代!中国語や中国文化に興味ある仲間を増やすことが私たち中国語ゼミの願いです!

関連記事Related Articles

シャドーイングで語学をマスターする方法
シャドーイング 中国語

「“シャドーイング”で語学学習するとしゃ Read more

\ SNSでもご購読できます /

               中国語ゼミ

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください